映画『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』あらすじとネタバレ感想

サラリーマンNEO 劇場版(笑)の概要:NHKで放送されていたコメディ番組「サラリーマンNEO」の映画化作品。映画オリジナルのストーリーを展開させつつ、テレビ版でお馴染みのキャラクターも登場させている。

サラリーマンNEO 劇場版(笑) あらすじ

サラリーマンNEO 劇場版(笑)
映画『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』のあらすじを紹介します。

業界5位のNEOビールに就職した新城。

同期入社の早川達夫は22歳だというが、どう見ても60代に見える。
配属された営業一課の中西課長は大の阪神ファンで、NEOビールの大ヒット商品“冷麦”を12年前に作り出して特別待遇を受けている。
OLの味方の3人組“欧愛留夜叉”など、変わり者だらけの会社に馴染めない新城。

広告代理店に勤める友人に転職の相談をすると、自分の会社を紹介される。
そこの社長は元NEOビール社員だったが、退職後に独立したやり手だった。

やがて、業界1位の大黒ビール社長にゴルフコンペでボロ負けしたNEOビール社長は、新商品開発を全社員に命令。
新城の思い付きで“セクシービール”開発が決まり、チームリーダーに任命された新城は転職のタイミングを逃す。

開発を重ねるチームだったが、使えない先輩の川上は5年通い続けている“安売りデパートくらま”の契約をとるため、南国に生息する変わった花を探しに向かう。
“セクシービール”があと一息で完成というところで、大黒ビールが“セクシービール”の販売を発表し、開発は中止、中西課長と新城は処分を受ける。
チームメンバーは諦め切れず、極秘に“セクシービール”開発を続けるが、新城は仲間になる資格が無いと考え見守るだけに徹する。

そんな時、川上がようやく南国から帰ってきた。
中西に説得されて新城も開発チームに戻り、新商品が完成、商品化にこぎつける。

だが、大黒ビールと広告代理店の妨害や、商品名の問題が立ちふさがる。

サラリーマンNEO 劇場版(笑) 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2011年
  • 上映時間:108分
  • ジャンル:コメディ
  • 監督:吉田照幸
  • キャスト:小池徹平、生瀬勝久、田口浩正、中越典子 etc

サラリーマンNEO 劇場版(笑) ネタバレ批評

映画『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』について、感想批評です。※ネタバレあり

個性派キャストだらけの濃い作品

テレビ版のキャラクター、サラリーマンのOLに対する理不尽な対応に制裁を加えるスケバン“欧愛留夜叉”(OL夜叉)、色気で周囲をメロメロにする“セクスィー部長”などが登場し、ほとんどの出演者もテレビ版と同じ。
主演の生瀬勝久をはじめとした舞台出身の俳優や、ベテラン俳優が多く出演している。

もうひとりの主演には小池徹平が起用され、奇妙な会社で周囲に振り回される新人サラリーマン役を好演した。
また、アイドルグループAKB48の篠田麻里子はコメディに初挑戦し、エンディングテーマを担当する郷ひろみも出演を果たしている。

エンドロールでは、テレビ版から劇場版の制作に至ったまでの経緯が、セクスィー部長などを演じた沢村一輝のコントで簡単に説明された。

映画オリジナルストーリーとコントの融合

新社会人の新城が、奇妙な会社NEOビールで“セクシービール”の開発に携わり、サラリーマンとして、ひとりの人間として成長していく様子が描かれている。
ところどころにコントが挟み込まれたストーリーで、内容に沿ったコントもあれば、無理やりねじ込んだような形になったコントもある。
テレビ版でのコントが映画版にも使われているが、連続もののコントではないので、初めて見る人でも困ることはない。

転職先に考えている広告代理店に社内情報を軽く話してしまうのは、あまりにも軽率な行動でツッコミどころ。
温泉まで行って果汁を使う許可を出すシーンでは、「よくスベる」という張り紙があり、中西課長と新城の会話が本当にスベッているのが面白い。

“セクスィービール”という名前で商品化されるのは、現実的にはあり得ない展開だが、出来の悪い先輩の川上が“セクスィー部長”になって、イメージキャラクターとして動き出すという濃い内容によって、上手くごまかされている。

サラリーマンNEO 劇場版(笑) 感想まとめ

テレビで放送されていた、サラリーマンを題材としたコント番組「サラリーマンNEO」の劇場版。
映画版の90分近いメインのオリジナルストーリーに加え、テレビ版で使われていたさまざまなコントが繰り広げられている。
タイトルもふざけたのか、こだわったのか微妙な「サラリーマンNEO 劇場版(笑)」。

上映中の注意を促すものも、ニュース仕立てのコントになっていて、社会人の人間関係の複雑さや心境をブラックコメディのように描いている。
テレビ版から、その濃いキャラクター性が印象的だった“セクスィー部長”の、すさまじい存在感には圧倒されつつ、笑いが止まらなくなる。
阪神ファンだから新城を部下にしたという、中西課長のダメっぷりにも笑えてしまう作品。

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