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映画『スカーフェイス』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『スカーフェイス』の概要:キューバからアメリカにやってきたトニー・モンタナは、どこまでも貪欲に野望を持ち続け、麻薬王としてのし上がっていく。しかしそれは破滅への第一歩だった。ブライアン・デ・パルマ監督とアル・パチーノがタッグを組み、強烈なカリスマ性を持つ暗黒街のヒーローを作り上げた。

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映画『スカーフェイス』の作品情報

スカーフェイス

製作年:1983年
上映時間:170分
ジャンル:フィルムノワール、アクション、ヒューマンドラマ
監督:ブライアン・デ・パルマ
キャスト:アル・パチーノ、スティーヴン・バウアー、ミシェル・ファイファー、ポール・シェナー etc

映画『スカーフェイス』の登場人物(キャスト)

トニー・モンタナ(アル・パチーノ)
フロリダの麻薬王。キューバからアメリカに渡り、数々の修羅場をくぐり抜け、麻薬王としてのし上がっていく。肝の座った武闘派で、どんな大物に対してもひるまない。しかし自身もコカイン中毒者となり、破滅の道を辿っていく。
エルビラ・ハンコック(ミシェル・ファイファー)
トニーのボスの情婦だったが、最終的にトニーと結婚する。ファッションや美容以外のことに興味がなく、退廃的な生活の中で完全なジャンキーになっていく。
マニー・リベラ(スティーヴン・バウアー)
キューバ時代からのトニーの相棒。女好きな気のいい男で、気難しいトニーとうまくつきあっている。トニーに遠慮して言い出せずにいたが、ずっとジーナのことを愛していた。
ジーナ・モンタナ(メアリー・エリザベス・マストラントニオ)
トニーの妹。アメリカで母親と慎ましく暮らしていたが、トニーから大金をもらうようになり、派手に遊び始める。マニーの気持ちに気づき、密かに愛を育む。
フランク・ロペス(ロバート・ロッジア)
アメリカへ来たばかりのトニーを拾ったボス。トニーの男気を見込んで部下にしたが、勢力を広げていくトニーを恐れるようになる。麻薬密売人としては穏便派。
アレハンドロ・ソーサ(ポール・シュナー)
アンデス山脈一帯に一大麻薬帝国を持つボリビアの大地主。上質のコカインを製造し、大量にアメリカへ密輸している。トニーを気に入り、彼との取引を続ける。アメリカやボリビアの政財界の大物にも顔がきく。
オマー(F・マーリー・エイブラハム)
フランクの右腕として働いていたが、警察へのタレ込み屋であることがソーサにバレてしまい、ボリビアで惨殺される。トニーに最初の仕事を依頼してきた人物。

映画『スカーフェイス』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『スカーフェイス』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『スカーフェイス』のあらすじ【起】

1980年5月、キューバのカストロ議長はマリエル港の封鎖を解除し、12万5千人ものキューバ人が、避難民としてフロリダに到着する。その中に、反カストロ主義者の政治犯としてキューバの刑務所に収監されていたトニー・モンタナもいた。

トニーは入国審査でも強気な態度を見せ、友人のマニーとフリーダム・タウンと呼ばれる避難民のキャンプへ送られる。1ヶ月が過ぎた頃、大物時代に何人かの反カストロ主義者を殺したレベンガという元政治家を殺せば、労働許可証が発行され、マイアミで仕事がもらえるという話が舞い込む。トニーはキャンプの暴動に紛れてレベンガを殺害し、労働許可証をもらって、自由の身となる。

この仕事を依頼してきたのはオマーというギャングで、オマーのボスのフランク・ロペスは、麻薬の密売で財を築いていた。「でかい仕事がしたい」というトニーの話を聞き、オマーはコロンビア人との取引の仕事をトニーたちにくれる。

トニーはチチとエンジェルという仲間にも声をかけ、取引場所のマイアミのモーテルへ向かう。トニーは、マニーとチチを下の車で待機させ、金は車のトランクに入れたまま取引へいく。トニーが危惧していた通り、コロンビア人は罠を仕掛けており、エンジェルはチェーンソーで惨殺される。マニーたちは上の異変を察知し、マシンガンを持って部屋に乗り込む。壮絶な撃ち合いの末、トニーはコロンビア人を全滅させてコカインを奪い、車で逃走する。

トニーは手に入れたコカインと金を自分で直接渡すことにして、マニーと一緒にフランクの豪邸を訪ねる。フランクはこの手柄を喜び、トニーのことを「筋金入りのタマを持った男だ」と褒めてくれる。そして情婦のエルビラも連れ、トニーたちとクラブへ食事に行く。トニーはセクシーなブロンド美女のエルビラに一目惚れする。

フランクはトニーの男気を気に入り、自分のそばに置くことにする。エルビラはトニーのことをバカにしているようだったが、トニーは彼女も自分に気があるはずだと思っていた。トニーは現状に満足せず、どこまでものし上がっていくつもりでいた。

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映画『スカーフェイス』のあらすじ【承】

フランクの仕事を手伝うようになったトニーは、かなり羽振りが良くなっていた。トニーはエルビラに猛アタックを続けていたが、彼女に「使用人とは寝ない主義よ」と言われてしまう。

金を手にしたトニーは、アメリカで暮らす母親と妹のジーナを訪ねる。数年前に会った時はまだ子供だったジーナが、19歳の美しい娘に成長しており、トニーは驚く。ジーナは兄との再会を喜ぶが、母親はトニーの訪問を迷惑がり、金も受け取らない。母親はトニーがカタギではないことを見抜き、ジーナに近づかないよう警告する。家を追い出されたトニーは、ジーナに金を渡しておく。

トニーとオマーは、ボリビアのコチャバンバにあるソーサのコカイン製造工場を訪ねる。ソーサは麻薬ビジネスを牛耳る大物で、アンデス山脈一帯に麻薬帝国を築いていた。ソーサは、毎月150キロものコカインを買って欲しいと申し出てくる。オマーは「ボスでないと決められない」と尻込みするが、トニーは物怖じせずにソーサと交渉する。

ソーサはオマーの話に納得したふりをして、彼だけを先に帰らせる。ソーサは、オマーが警察のタレ込み屋だったという情報を仕入れており、ヘリに乗ったオマーを始末する。ソーサは、フランクも人を見る目がないと判断し、トニーと直接取引をしたがる。トニーはフランクの顔を立て、自分がうまく話をまとめると約束する。

しかしトニーが心配した通り、フランクはソーサとの取引に尻込みし、オマーの一件も本当かどうかわからないと言い出す。返事を引き延ばすように言われ、トニーはフランクと切れることにする。生意気なトニーにフランクは腹を立てるが、トニーはすでにフランクなど相手にしていなかった。

フランクと切れたトニーは、エルビラにプロポーズする。エルビラはまだ迷っていたが、トニーは真剣だった。

マニーと一緒にクラブへ行ったトニーは、そこで男と遊んでいるジーナを見つける。金を手にしたジーナはすっかり派手になり、タチの悪い男と付き合っていた。トニーはそこで麻薬課のメルという刑事に声をかけられ、マニーにジーナの見張りを頼んで、メルと話をする。

メルはレベンガ殺しやコロンビア人殺しのことを知っており、トニーに金を要求してくる。トニーはフランクが裏切ったのだと睨んでいた。ちょうどフランクとエルビラが現れたので、トニーはフランクを罵る。フランクはトニーを恐れており、すぐに帰ってしまう。

ジーナが男に誘われるままトイレへ入ったのを見て、トニーは2人を追いかける。ジーナはコカインにまで手を出しており、トニーに反抗する。トニーは思わずジーナを殴ってしまい、マニーが彼女を家まで送る。マニーはトニーの気持ちを代弁し、ジーナを優しく諭す。

そのままクラブで酔いつぶれていたトニーは、2人の殺し屋に銃撃され、クラブ内は大パニックになる。トニーはケガをしながらも反撃し、クラブから脱出する。

映画『スカーフェイス』のあらすじ【転】

トニーはマニーとチチを呼び出し、フランクのオフィスへ向かう。ニックという部下には、午前3時きっかりにフランクへ電話をかけ「ドジった、奴は逃げた」と言うように指示を出す。

フランクのオフィスには、トニーの予想通りメルもいた。フランクはケガをしたトニーを見て「誰にやられた?」と嘯くが、トニーは全てお見通しだった。午前3時に電話が鳴り、フランクはエルビラからだと嘘をつく。トニーはフランクの裏切りを確信し、マニーにフランクを射殺させる。トニーはメルのことも射殺し、フランクの部下だけ助け、自分の部下にする。

トニーはエルビラの寝室へ行き「荷物をまとめろ」と命令する。エルビラは全てを察し、すぐに荷物をまとめ始める。トニーはエルビラを待つ間、「世界は君のもの」という飛行船に書かれた宣伝文句をじっと見つめていた。

トニーはソーサと直接取引を始め、面白いほどの金を稼いでいく。トニーは「モンタナ興業」という会社を立ち上げ、エルビラと結婚する。広大な敷地に大豪邸を建て、トニーは麻薬王としてのし上がっていく。

違法な金の洗浄は、高い手数料を払って銀行に頼んでいた。マニーはトニーの右腕となり、家の警備を担当する。金が入れば入るほど、トニーは他人が信用できなくなり、セキュリティに高額なお金をかけ始める。マニーは「家の警備に金を使いすぎだ」と指摘するが、トニーは油断が命取りになると考えていた。

エルビラは毎日退屈し、完全なコカイン中毒に陥っていた。トニーもコカインを常用しており、夫婦喧嘩は壮絶さを増していく。エルビラは金の話ばかりするトニーにうんざりしており、トニーのことを「キューバ流れの成り上がり」と罵る。トニーは、長年の相棒であるマニーまで部下呼ばわりし、マニーを呆れさせる。莫大な金と引き換えに、トニーはどんどん孤独になっていた。

銀行の手数料があまりに高額なため、マニーは金の洗浄をしてくれるユダヤ人を探してくる。しかしこれは警察の囮捜査で、トニーは金を洗浄する現場を押さえられ、逮捕されてしまう。莫大な保釈金を払って保釈はされたが、申告していない130万ドルもの現金を数える様子が隠しカメラで撮影されており、トニーの脱税罪は逃れようのない事態となる。トニーは、刑務所行きだけは絶対に避けたかったが、敏腕弁護士にも最低3年の懲役は避けようがないと言われてしまう。

映画『スカーフェイス』の結末・ラスト(ネタバレ)

トニーはソーサに呼ばれ、ボリビアを訪れる。ソーサの屋敷には、ボリビアとアメリカの大物政治家や軍人が集まっていた。彼らはみんなソーサの麻薬ビジネスに関わり、私腹を肥やしている連中だった。

アメリカの麻薬撲滅委員会は、本格的にボリビアからの麻薬と金の流れを調査しており、ソーサの麻薬ビジネスは危機を迎えていた。麻薬撲滅委員会の最高顧問は、ニューヨークで行われる国連議会でそれについて演説することになっており、ソーサはその前に彼を暗殺する計画を立てる。トニーへの依頼は、アメリカに不慣れなソーサの側近を助け、最高顧問の暗殺を確実に実行することだった。見返りに刑務所行きを阻止すると言われ、トニーはこれを承諾する。

アメリカへ戻ったトニーは、高級レストランでエルビラと大喧嘩になり、彼女はトニーのもとを去る。エルビラもトニーもコカインのやりすぎで、正気を失いつつあった。

トニーはフロリダのことをマニーに任せ、ニューヨークへ飛ぶ。ニューヨークから何度も電話をかけるが、マニーは行方をくらまし、エルビラからも連絡はない。トニーは苛立ち、コカインの量が増える。

ソーサの側近は事前に最高顧問の自家用車に爆弾を仕掛け、国連ビルの前でそれを爆破させる計画を立てていた。ところが、顧問の妻と幼い2人の娘がその車に同乗してきて、トニーは計画の中止を申し出る。しかしソーサの側近はそれを許さず、爆破スイッチを押そうとする。トニーはソーサの側近を撃ち殺し、爆破を阻止する。これは完全にソーサへの裏切り行為だった。

フロリダへ戻ったトニーは、ソーサから怒りの電話を受ける。トニーが爆破を阻止したので、国連での演説が行われ、車に仕掛けた爆弾も発見されてしまった。ソーサに罵られてトニーも興奮し、2人は完全に決裂する。

トニーの母親はジーナが帰らないことを心配し、何度もトニーに電話をかけていた。ジーナは家を出て男と暮らしているらしく、トニーは「お前のせいだ」と責められる。トニーは大量のコカインを吸引し、母親が見つけたジーナの家へ行ってみる。笑顔で玄関に出てきたのはマニーだった。トニーは激昂し、いきなりマニーを撃ち殺してしまう。

ジーナとマニーはずっと前から愛し合っており、昨日結婚したばかりだった。2人はトニーを驚かせるつもりで、そのことを黙っていた。トニーの部下は発狂するジーナを車に押し込み、トニーの屋敷へ連れて帰る。

ソーサとの戦争は避けられない状況で、トニーの屋敷は厳戒態勢に入る。トニーは親友のマニーを殺してしまったことを悔やみ、コカインを吸引し続ける。そこへ正気を失ったジーナがやってきて、微笑みながらトニーに発砲する。屋敷内にはソーサの放った殺し屋軍団が侵入し、次々とトニーの部下を殺していた。そしてベランダから忍び込んできた殺し屋が闇雲にマシンガンをぶっ放し、ジーナが撃ち殺される。

トニーはジーナの死体を抱きしめ、涙を流して自分の間違いを詫びる。扉の向こうには、複数の殺し屋が近づいていた。トニーは強力なマシンガンを手にして「これが挨拶だ!」と叫んでドアごと敵を吹っ飛ばす。そして玄関ホールを見下ろす形で、複数の敵と壮絶な撃ち合いを始める。トニーはたった1人で多くの敵を撃ち殺すが、自分も何発もの銃弾を浴びる。それでもなかなか倒れないトニーに、後方から殺し屋のボスが強烈な一発を撃ち込む。トニーは階下の噴水へ落下し、ついに絶命する。噴水に飾られたオブジェには「世界は君のもの」という文字が刻まれていた。

映画『スカーフェイス』の感想・評価・レビュー

アル・パチーノの魅力に大満足の作品。
激しいバイオレンスなシーンに若干疲れたが、美しい映像や内装で最後まで飽きることなく鑑賞。
とにかくアル・パチーノが最高で、いちいちかっこ良くて参った・・・女優さんたちも美しい。
最後の銃撃戦は迫力あり圧巻。目が離せなくなる。死に様もまたかっこ良い。(女性 40代)


暗黒街の顔役という映画のリメイク作品。実在したアルカポネという人物をモデルにしたギャング、トニー・モンタナをアル・パチーノが演じている。タイトルのスカーフェイスというのは、トニー・モンタナの顔の傷が由来している。不適切な表現ではあるが、誰もが憧れる男性像といえば、この作品ではないかと思う程、アル・パチーノが素晴らしい演技を見せている。ギャング映画らしく、血肉舞う演出ももちろん多く、目を背けたくなるようなシーンもあるが、だからこそ目を背けずに最後までトニーの生き様を目届けたくなるような魅力のある映画となっている。(男性 30代)


キューバからアメリカに渡った、トニーという主人公。前科を持った彼が、無一文からマフィア組織の頂点へと上り詰める。全てを手にしたと思えたが、超点からどんどん引きずり下ろされていく感覚に陥る。商品であるコカインにハマってしまった主人公の苦しみ、重圧などたくさんのストレスがかかっていることが伺える。殺すか殺されるかの世界で、正気で生きていくのは不可能なのかもしれない。悲劇や家庭崩壊、悲しい結末でさえも、仕方のないことだと片付けられてしまうのだろう。(女性 30代)


オリバー・ストーンはやはり天才か。気づいたら映画が終わっていたくらい長さを感じない面白さと奥深さ。アメリカ社会の隅々までに敏感なオリバーだからこそ描けた世界とブライアン・デ・パルマの演出にシンセサイザー音楽が完璧に合わさった傑作。

ギャング映画の中で最も瞬間的で荘厳な盛者の成功と消滅を描いていて、その儚さとカッコよさに何回も映画を観たくなる要素がある。最後に私の大好きな監督、ハワード・ホークスに捧げるというワードがあったが、『暗黒街の顔役』のリメイクとは知らなかった。(女性 20代)


マフィア・ギャング・麻薬王と言えば彼を思い浮かべてしまうほどアル・パチーノは裏社会の人間を演じさせたらナンバー1だと思います。渋い雰囲気と、何を考えているか読めない表情、善にも悪にもなれる変幻自在な演技と彼の魅力がたっぷり詰まった作品でした。
オリヴァー・ストーンの作品は良い意味で弄れているというか、目に見えているものが全てではないと教えてくれるような雰囲気がありますよね。普通じゃ気づかないような少し違った見方を示してくれるのがすごく好きです。
脚本が良いのはもちろんですが、俳優陣の演技にも、テンポの良い展開にも大満足の作品でした。(女性 30代)

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みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    こういう作品を“見ごたえのある映画”というのではないだろうか。ちなみに私はすでに5回以上は見ているが、何度見てもグッとくる。そしてアル・パチーノがとにかくいい!ハングリー精神丸出しの鋭い目つきをしていたトニーが失うことを恐れ始め、やがてジャンキーとなり病的な目つきに変化していく様や、親友と妹を失った時の狼狽ぶりなど…言い出すときりがないほど、本作のアル・パチーノは素晴らしい。

    残虐なシーンも多く内容もかなり破滅的なのだが、男の生き様を泥臭くも繊細に描いた秀作だ。この手の映画が好きなのに未見の人は、まずは見るべし。

  2. 匿名 より:

    トニーがマシンガンを持った数十名の敵を相手にこれでもかというくらいの銃撃戦を繰り広げるのが本作最大のクライマックスだ。

    “Say hello to my little friend!(これが挨拶だ!)”と叫びながら巨大な銃弾でドアごと敵をぶっ放し、堂々と敵の前に姿を現すトニーに痺れる。その後もどこまでもひるむことなく敵を煽り、撃ちまくりの撃たれまくりだ。血みどろになっても“俺はトニー・モンタナだ!俺にかなう者はいない!”と叫び続けるトニー。熱いぜ。

    ここからトニーは丸腰でひたすら銃弾を浴びる。その時のアル・パチーノの演技がすさまじい。銃の撃ち方が渋いというのはよく見かけるが、撃たれ方に目が釘付けというのはなかなかない。トニーのいる広いエントランスの階段上はまるで舞台のようで、このシーンの迫力はただ事ではない。ラストも完璧。このクライマックスはブライアン・デ・パルマ監督の演出とアル・パチーノの魂の演技が見事にマッチした銃撃戦の名シーンになっている。何回見てもその迫力と熱気に圧倒される。

  3. 匿名 より:

    トニーは非常に頭の切れる男でその度胸も並大抵ではない。貧しい生まれ育ちで犯罪歴もあるが“世界の全てを手に入れる”という恐ろしく大きな野望を持っている。それを実現するために彼は麻薬の密売に手を染めていく。

    最終的には自滅していくが、ひとまず彼はその世界で成功を収める。何の後ろ盾もない男がここまでのし上がれた理由はトニーの持つカリスマ性にある。トニーのカリスマ性の最大の特徴は“死を恐れていない”ことだ。そのためどれほどの大物を目の前にしても卑屈にならないし、ピンチにもひるむことがない。こういう男は男を惹きつける。破滅型ではあるが、トニー・モンタナという男の生き様はやはりかっこいい。