映画『スクリーム2』あらすじとネタバレ感想

スクリーム2の概要:1996年に公開された「スクリーム」の続編。1997年に公開され、監督にはウェス・クレイヴン、主演にネーブ・キャンベルといった、前作と同様の顔ぶれがそろった。

スクリーム2 あらすじ

スクリーム2
映画『スクリーム2』のあらすじを紹介します。

ウッズボローでの連続殺人事件から2年後。
記者のゲイルが書いた事件の本「スタブ」が映画化されヒットするが、上映中の映画館で殺人事件が起こる。

大学に進学したシドニーは、事件の報道を聞いて動揺する。
さらにはゲイルが、母親の不倫相手でレイプ殺人犯の冤罪をかぶっていたコットンをシドニーに引き会わせ、コットンとシドニーの間には不穏な空気が漂いだす。
シドニーの大学寮で殺人事件が起こり、シドニーも犯人に襲われるが、彼氏のデレクに助けられる。

模倣犯の仕業だと判明し、以前の事件の犯人で元彼のビリーに殺されかけた過去を持つシドニーにはボディガードが付くが、情緒不安定になったシドニーはデレクと距離を置こうとする。
ウッズボローの事件にかかわった映画オタクのランディ、警察官のデューイ、ゲイルが集まったところにマスク殺人鬼からの電話が来て、犯人を捜しているうちにランディが殺害されてしまう。
そしてシドニーに殺害予告が届き、彼女は友人ハリーと一緒に保護されることになった。

ゲイルとデューイは取材テープから手がかりを得る事を思いつくが、そこにマスク殺人鬼が表れて襲われてしまう。
犯人を見たゲイルは通報しようとするが、公衆電話の前で意外な人物に出会う。

護送中のシドニーとハリーの元にもマスク殺人鬼が現れ、シドニーだけが難を逃れる。
なんとか大学まで逃げたシドニーだったが、追ってきたマスク殺人鬼に捕まってしまい、意外な犯人の正体を知ることになる。

スクリーム2 評価

  • 点数:80点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★★

作品概要

  • 公開日:1997年
  • 上映時間:122分
  • ジャンル:ミステリー、ホラー
  • 監督:ウェス・クレイヴン
  • キャスト:ネーヴ・キャンベル、コートニー・コックス、デヴィッド・アークエット、ジェイミー・ケネディ etc

スクリーム2 ネタバレ批評

映画『スクリーム2』について、感想批評です。※ネタバレあり

1作目と一緒に見たいシリーズ2作目

ウッズボローの高校で起こった、シドニーの恋人ビリーと友人のスチューによる猟奇事件のその後を描いた作品。
大学に進学したシドニー、シドニーの友人で前回の事件の生存者でもあるランディ、ゴシップ記者のゲイル、前作で命を落としたシドニーの親友の兄で警官のデューイが引き続き登場する。
また、シドニーの母親の不倫相手であり、殺人の冤罪をかぶっていたコットンがキーパーソンとして登場する。

映画の中で“続編の犯人像”を予想するメタ要素は健在

ホラー映画オタクのランディによる「続編によくあること」の解説など、前作同様にメタフィクション要素は強く含まれているが、ランディが命を落としてからはそういった要素が抑え気味になる。
しかし“続編の犯人像”などを、一緒に作品を見ているような感覚で解説してくれるのは楽しい。

犯人ミッキーの「ホラー映画のせいにすれば裁判で有利になる」という発言は、メタフィクションとしては面白いが印象はよくない。
ミッキーとはネットで知り合ったという事件の黒幕が、前作の犯人ビリーの母親で、息子の復讐という動機を“最近の映画では古い”と言ってしまうシーンや、シドニーとゲイルにさりげなくダイエットを勧めるシーンには笑ってしまう。
クライマックスでデレクが共犯だと告げられたシドニーが、縛られた彼を信じきれないシーンには、前作での恋人ビリーのこともあってハラハラさせられる。

主要人物となるシドニー、そしてゲイルとデューイは刺されても撃たれても生き残るのに対し、ほかの登場人物があまりにもあっけなく死んでしまうのはツッコミどころ。

映画の中で上映される映画「スタブ」

前作の事件をまとめたゲイルの本が映画化され、映画の中でもう1本の映画「スタブ」を見れるという、凝った演出は抜け目ない。
また、序盤から“ホラー映画には黒人が出ない”という盲点をついてくるのも興味深い。

しかし、前作を見ていないと全くわからない内容になっていて、前作のあらすじのような部分もないのは、2作目から見てしまった人にとっては面白くないだろう。

スクリーム2 感想まとめ

不用心な金髪美女が、不気味なマスクをかぶった殺人鬼に次々と襲われていくという王道ホラー映画の展開を、「ホラー映画だからこういう展開なる」と言い切ったうえで進んでいくメタ要素たっぷりの「スクリーム」シリーズ2作目。
作中では「突き刺す」という意味の「スタブ」という映画が、ウッズボロー事件を元にしたという設定で流され、何重にも組まれた仕掛けや脚本を楽しむことができる。
念のために、と犯人に容赦ない最後の一撃を加えるシドニーのたくましさや、自分を裏切った元彼のせいで他人を心から信用できなくなったシドニーの心の傷も、うまく表現されている。

2015年8月末に亡くなった、ウェス・クレイヴン監督の代表作のひとつでもあり、見ごたえは十分だ。

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