映画『スクリーム3』あらすじとネタバレ感想

スクリーム3の概要:「スクリーム」シリーズ3部作の完結編。2000年に公開され、脚本は「ザ・リング」も手掛けたアーレン・クルーガーに変わった。今まで謎だったシドニーの母の事件と、過去の秘密が明らかにされる。

スクリーム3 あらすじ

スクリーム3
映画『スクリーム3』のあらすじを紹介します。

ウッズボローでの猟奇殺人事件、その2年後に起こった模倣犯による殺人事件から数年後。
シドニーは森の中にある厳重なセキュリティの家に身を隠し、偽名を使って電話で仕事をしつつ、人との関わりを避けて生活していた。

タレントとして活躍していたコットンと恋人が殺害され、側にはシドニーの母親モーリーン・プレスコットの写真が置いてあった。
2つの事件関係者で記者のゲイル、警官デューイにも事件が知らされ、シドニーもニュースでコットンの死を知りショックを受ける。
やがて、映画「スタブ3」の出演者が次々と殺害され、映画は制作中止になる。

遺体の側には必ずモーリーンの写真があったことから、地元警察のキンケイド刑事は娘のシドニーに会いたがる。
犯人からの電話を受け、隠れることをやめたシドニーはデューイとゲイルに再会。
そして、大学の事件で命を落とした犯人からのビデオメッセージを受け取る。

母親モーリーンの写真が撮られた場所が、「スタブ3」を撮っていた映画撮影所だと判明し、モーリーンの過去を探し始める。
ゲイルと「スタブ3」でゲイル役の予定だった女優ジェニファーは協力し、モーリーンがリナ・レイノルズという名前で役者をしていた事実をつかむ。

シドニーから電話で呼び出されたゲイル、デューイ、ジェニファーだったが、それは犯人の罠だった。
シドニーは、犯人から友人を救うために奮闘する。

スクリーム3 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2000年
  • 上映時間:117分
  • ジャンル:ミステリー、ホラー
  • 監督:ウェス・クレイヴン
  • キャスト:ネーヴ・キャンベル、デヴィッド・アークエット、コートニー・コックス・アークエット、リーヴ・シュレイバー etc

スクリーム3 ネタバレ批評

映画『スクリーム3』について、感想批評です。※ネタバレあり

懐かしい1作目のシーンなどが再登場

1作目のウッズボロー事件についてゲイルが書いた本を元にした映画「スタブ」が、「スクリーム2」で登場し、本作は「スタブ3」の撮影に係わる俳優たちと、シドニーたち主要人物3人がマスク殺人鬼に狙われるという設定。
ハリウッドの「スタブ3」の撮影場所が登場し、シドニーの自宅や高校など、懐かしい場所が多く登場する。

また、前作でテレビ出演にこだわっていたコットンが、「コットン100%」という番組でコメンテーターになっている。

メタフィクション要素と設定がややこしい

前2作とは違って、「ホラー映画ではたいていこうなる」と言うシーンはほとんどない。
代わりに、前作「スクリーム2」で犯人の餌食になったランディからのビデオレターが流れ、“完結編では主人公にも死の危険がある”、“犯人は不死身のモンスターだと思え”、といったアドバイスがされている。

本当にあった事件を元にした映画に、事件の当事者たちが関係してくるというのは新しい設定だが、俳優が役名で呼ばれてどっちの人物かわからなくなったり、話がややこしくなっていてわかりにくい部分が多すぎる。

無理が多い犯人の言動

犯人からファックスで送られてくる台本が気になる「スタブ3」の出演者たちとゲイル、デューイが、内容が気になって逃げるのを後回しにしているデューイ役の役者トムに、「映画が公開されるまで待て」と言うシーンは面白い。

シドニーの母親が自由奔放で浮気ばかりしていた理由が、役者時代に参加したパーティーで妊娠させられ、出産を経験したからというのは説得力が足りない。
また、シドニーの異父兄で本作の犯人でもある「スタブ3」の監督ロマン・ブリッジャーが、影でこれまでのマスク殺人鬼たちを操っていたと言うが、前2作でそういう人物の影が見えなかったために取ってつけたような印象を覚える。

キンケイド刑事がシドニーの資料を大量に持っていたことで、犯人がキンケイド刑事のようにミスリードされているが、なぜ持っていたのか明らかにされないので、スッキリしない。

スクリーム3 感想まとめ

“三部作の完結編”ではあるが、シリーズ4作目も制作された人気シリーズ「スクリーム」の3作目。

シドニーの母親の秘密や過去が暴かれ、コットンが冤罪をかぶったシドニーの母親を殺した犯人も明らかになるのだが、取ってつけたような印象がぬぐいきれない。
メタフィクション要素は、セリフでホラー映画の定番をしゃべるよりも、事件の当事者たちがフィクション映画「スタブ」に関わるという複雑なものに変化している。

シドニー、デューイ、ゲイルの主要登場人物を演じたキャストがシリーズを通して変わっておらず、スタッフ陣も本作で脚本が変わった他には変化が少ない、珍しい作品。
監督ウェス・クレイヴンが、「スタブ3」などを撮影しているスタジオツアーの客として出演しているという、貴重なワンシーンも残っている。

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