映画『スクリーム4 ネクストジェネレーション』あらすじとネタバレ感想

スクリーム4 ネクストジェネレーションの概要:2011年に公開された、ウェス・クレイヴン監督の人気ホラー映画「スクリーム」の4作目にて最新作。シドニー、デューイ、ゲイルと前作からのキャストも引き続き出演している。

スクリーム4 ネクストジェネレーション あらすじ

スクリーム4 ネクストジェネレーション
映画『』のあらすじを紹介します。

かつてマスク殺人鬼による連続殺人事件が巷を騒がせたウッズボローも、今は静かな田舎町。
10年の月日が流れ、凄惨な事件から生還したシドニーは自分の経験を本にして、作家として成功を収めていた。
同じ生存者のデューイとゲイルは結婚し、デューイは保安官、ゲイルはシドニーと同じように経験を元にした映画「スタブ」シリーズを製作していたが、今は新しいネタを探す日々。

シドニーは本の宣伝のため、マスク殺人鬼の嫌な思い出が残る故郷ウッズボローを訪れる。
再会を果たした3人だったが、新たなマスク殺人鬼が現れ、シドニーのいとこジルの同級生が殺害される。
事件が終わるまでウッズボローから出られないシドニーはジルの家に滞在する事になるが、いとこをも巻き込んでしまったと落ち込む。
そして、ジルと親友カービィの目の前で、友人オリヴィアがマスク殺人鬼の餌食となってしまう。

一方、ゲイルは「スタブ」シリーズ上映会をおこなっているという高校のシネマ部に潜入。
秘密のパーティー会場をつきとめ、隠しカメラを設置するものの映像が乱れ、確かめに向かったところを襲われて生死の境をさまようことに。

パーティーもお開きになり、ジル、カービィ、シネマ部のチャーリーとロビーが集まった所に、呼んだはずのないジルの元カレトレヴァーが現れる。
そしてひとり、またひとりと、マスク殺人鬼の犠牲になっていく。

シドニーはジルの家で殺害された叔母でありジルの母モーリーを発見する。
姿が見えないジルが、友人の家でマスク殺人鬼に追い詰められていると知ると慌てて駆けつけるのだが、予想外の真犯人に襲われてしまう。
そして真犯人の動機を聞かされたとき、シドニーは戦慄する。

スクリーム4 ネクストジェネレーション 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2011年
  • 上映時間:111分
  • ジャンル:ホラー、サスペンス
  • 監督:ウェス・クレイヴン
  • キャスト:ネーヴ・キャンベル、コートニー・コックス、デヴィッド・アークエット、エマ・ロバーツ etc

スクリーム4 ネクストジェネレーション ネタバレ批評

映画『スクリーム4 ネクストジェネレーション』について、感想批評です。※ネタバレあり

前作までのスタブを悪用しすぎている

前3作品と比べても、本編が始まるまで時間がかかりすぎる作品。
前作と前々作で製作されていた「スタブ」シリーズのオープニングとダメだしから始まり、それが1~2つ程度なら笑えるのだが、いつ本編が始まるのかわからないほど流すのは悪い冗談にしか思えない。
そして同じようなダメだしシーンが続くので、いつ「スタブ」から「スクリーム」に入ったのかわからなくなってしまう。

前作「スクリーム3」にて完結したストーリー、しかも第1作が1996年で前作は2000年の公開、11年ぶりの新作のため、続投のキャストだけでは新鮮さやスクリームのオリジナリティあふれる展開が上手く進まないであろう問題を、シドニーのいとこジルを新しいヒロインの位置に置いたことで、全く新しい展開が見られる。

旧世代と新世代という設定と単純になった謎解き

シドニーがたくましいヒロインであり、マスク殺人鬼と殺人が付いてまわるという根本的な設定は変わらず、新しい世代のスクリームも展開していく。
だが、謎解きが今までよりもやや単純であり、代わりに残忍性を出す演出やシーンが多くなっていて、ミステリーの要素は薄れたようだ。
真犯人がチャーリーとジルの2人だったというのも意外性がなく、動機が”有名になりたいから”というのも、どこか子供っぽい理由に思えてしまう。

ジル役のエマ・ロバーツの演技は可もなく不可もなくといった感覚だが、周囲に飲まれることのない存在感はしっかりある。
シドニー役のネーブ・キャンベル、デューイ役のデイヴィット・アークエット、ゲイル役のコートニー・コックスの3人は年齢と共に落ち着いた様子を見せるが、ゲイルのスクープを追いかける精神は健在だ。
また、デューイとゲイル夫婦の、別れそうな危うい関係だが結婚という絆でしっかり結ばれている様子は、年齢を重ねてできる表情などからもよく描かれている。

スクリーム4 ネクストジェネレーション 感想まとめ

1996年に公開されてから根強い人気を持ち続け、2000年のシリーズ3作目で一応の完結を見せた「スクリーム」シリーズの、新しい作品。
最初は高校生だったシドニーたちも年齢を重ねて40代になった。
40代のシドニーたちがマスク殺人鬼に追われても面白味が無いが、ウッズボローに住む高校生のいとこのジルを登場させたことで、若い世代がマスク殺人鬼に追われて悲鳴をあげるという展開が継続されることになった。

まだスクリームを見たことが無い人でも十分理解でき、気軽に楽しめる設定になっている。
今風な若者らしい発言や感覚も多く使われていて、頭にセットしたカメラで常に撮影しているオタク少年ロビーとチャーリーのコンビも、ゲイルとは違ったうっとおしさがあって新鮮だ。

Amazon 映画『スクリーム4 ネクストジェネレーション』の商品を見てみる

関連作品