『愛しのローズマリー』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

トラウマを抱える青年が、催眠術で内面の美しい女性が美しく見えるようになる、というロマンティックコメディ。監督は馬鹿馬鹿しいコメディに定評のあるファレリー兄弟。

あらすじ

愛しのローズマリー』のあらすじを紹介します。

投資信託会社に務めるハル(ジャック・ブラック)は、父親の遺言がトラウマとなり、女性を外見でしか評価できない男。親友はモテモテがた、ハルは近所に住む美人に積極的にアタックするも、軽くあしらわれてしまうのだった。

そんなある日、偶然にも精神治療の大御所であるアンソニー・ロビンズと出会い、彼に催眠術をかけてもらう。それは、性格の良い女性が美しく見え、性格の悪い女性はどんなに美しい外面をしていても醜く見えるという、あまのじゃくな催眠術だった。

ハルはローズマリー(グィネス・パルトロウ)という女性に出会い、恋に落ちる。ハルの目には絶世の美女に見えている彼女だが、実は体重136キロの巨漢だった。

評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★★
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2002年6月1日
  • 上映時間:114分
  • ジャンル:コメディ
  • 監督:ピーター・ファレリー、ボビー・ファレリー
  • キャスト:ボビー・ファレリー、グウィネス・パルトロウ、ジェイソン・アレクサンダー、スーザン・ウォード、ジョー・ビテレッリ etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『愛しのローズマリー』について、2つ考察・解説します。※ネタバレあり

葛藤を乗り越えて成長する、実は感動作

本作はただのコメディではないんです。そりゃ、ジャック・ブラックが出ていて、グィネス・パルトロウがヒロインで、でも実体はデブ。『僕の瞳に恋してる』みたいな感じ?鈴木おさむと村上某の方ですが。

でも、かなり真っ当な成長物語ですよ。女性は外見だけが全てではないというメッセージを見事に表現できている。終盤のハルの葛藤は見応えがありましたね。ローズマリーとの出会いで彼は見事に成長したわけです。

バカ映画だと思ってあなどってはいけませんよ。若き日のグィネス・パルトロウが見られるだけでも価値がありますし、笑えるし、泣ける。チャップリンの映画に近いと思いますね。チャップリンファンは多分気にいると思います。

コストパフォーマンスが良い作品

私は、鑑賞後に誰かと語り合いたくなるような映画が大好きです。本作はそういうタイプの映画で、終始「人を見た目で判断しちゃダメだってことくらいわかっとる!」と思いながら観るわけですよ。わかってるんだけど、グィネス・パルトロウだからさぁ……。

演出がうまいんですよ。たまーにマジモンのローズマリーを見せる。おかげで「わかってるけどグィネス・パルトロウとデブならグィネス・パルトロウじゃねーの!」と思わせる。良心をくすぐられ続けるんですよね。
だから、この映画について話しあいたくなる。俺はこう思ったお前はどう思ったで1時間は潰れてしまいそうです。

まとめ

見る前に「どうせバカ映画だろ」となめていただけに、かえって忘れられない映画になりそうです。かなり面白い。心を弄ばれるのが苦手な人は苦言を呈すんだろうけど、弄ばれ方が心地よいというか、斬新で良かったです。村上なんとかは見た目も性格も村上なんとかだから……。

まあ、あとはジャック・ブラックが苦手な人もキツいかも。ジム・キャリー系のクセの強さが鬱陶しく感じる人は間違いなくいるでしょうね。日本だと誰になるんだろう?最近は映画で笑わせるコメディアンがいないから……声優なら広川太一郎なんですけどね。

まあ、見て損しない傑作コメディですよ。街でナンパしてる男にはわからねえだろうけどな!

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