海外ドラマ『SHERLOCK/シャーロック シーズン2』の概要:小説のシャーロック・ホームズを元にロンドンで繰り広げられる推理ドラマ。天才シャーロックが挑む相手は一筋縄ではいかない天才ばかりだ。そんな敵をジョン・ワトソンと共に追い詰めていくミステリーが始まる。
海外ドラマ『SHERLOCK/シャーロック シーズン2』の作品情報
話数:全3話
ジャンル:ミステリー、サスペンス
海外ドラマ『SHERLOCK/シャーロック シーズン2』の登場人物(キャスト)
- シャーロック・ホームズ(ベネディクト・カンバーバッチ)
- コンサルタント探偵として事件を解決しているが、人としての常識や感情は欠如している。今作は彼が翻弄される敵が現れる。
- ジョン・ワトソン(マーティン・フリーマン)
- シャーロックの親友で同居人。彼の捜査を手伝っている。何人かと付き合っては別れを繰り返している。
- マイクロフト(マーク・ゲイティス)
- シャーロックの兄は人と話したりする社交性はあるが、冷たい男と言われている。
- ジム・モリアーティ(アンドリュー・スコット)
- シャーロックを陥れようと綿密な計画を立てている犯罪コンサルタント。
海外ドラマ『SHERLOCK/シャーロック シーズン2』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
第1話 ベルグレービアの醜聞
モリアーティにプールサイドで追い詰められたシャーロックとワトソン。絶体絶命のピンチに1本の電話が入る。声を荒げたモリアーティは彼らを解放し、去って行った。
日は変わって、マイクロフトに連れ去られたシャーロックは、バッキンガム宮殿にて裸で毛布のまま座っていた。そのままで話を聞くと「高名なお方」がアイリーンという女性から、恥ずかしい写真を撮られてしまったため、その奪還を頼まれる。シャーロックはワトソンと彼女の家へ向かう。襲われた男の演技をしたが、アイリーンは上手だった。全裸で迎えられたシャーロックも流石に驚く。
シャーロックは金庫の場所をつきとめたが、そこに銃を持った男が現れた。脅しに応じないアイリーンだが、ヒントをもとにシャーロックがカギを解く。彼女の視線から罠があると察したシャーロックはそれを利用して男たちを撃退。しかし、アイリーンに気絶させられて金庫の中身は持って行かれてしまう。
顔をつぶされた女性の遺体が発見されたという報告を受け、シャーロックは体の特徴からアイリーンだと判断。しかし、クリスマス会に届いた携帯電話から彼女は生きていたと分かる。その後、現れた彼女は預けたものを返して欲しいと言う。
携帯電話を入手したが暗号が分からない。マイクロフトいわく、その中身がわからないと大きな事件が起きてしまう。口を割らないアイリーンだが、シャーロックが前に彼女の手を取った時を思い出す。「お食事しましょう?」と誘われた時、彼女の脈を測っていたのだ。シャーロックは暗号の4文字が「SHER」であると推理。表示された画面と合わせると「シャーロック」になるからだ。
アイリーンは保護を受け、海外へ向かう途中で捕まってしまう。首を切られそうになる直前、聞き覚えのある着信音が鳴る。シャーロックが助けに来たのだ。しかし、その事実を知るのは二人だけだった。
第2話 バスカヴィルの犬(ハウンド)
シャーロックが興味を示さないような事件が舞い込む中、「ハウンドを見た」という青年が相談に来る。 詳しい話を聞き、その森のある街へ向かうことになったシャーロックとジョン。街にはハウンドの噂を聞いた観光客が多く訪れていた。客を相手にする商売人たちから情報収集をし、基地で動物の実験を行っているという話を聞く。基地にはマイクロフトから盗った許可証で入り、研究員に案内をしてもらう。しかし、素性がバレて基地から逃げていると、フランクランド博士に助けられる。
その後、実際にハウンドを見たという森へ行くと、シャーロックも目撃する。気が動転したシャーロックはジョンとの会話でヒントを得て、今度は正式に基地で調査。そこでジョンが部屋に閉じ込められ、ハウンドらしきものに襲われ気が動転。シャーロックが閉じ込めたまでは確かだが、見たものの原因は分からない。
再度、森へ行くと同じようにハウンドを見たが、基地での発見と推理により原因が分かった。 それは地面に仕込まれた装置から幻覚のガスが発生するためだった。仕組んだのはフランクランド博士。現れた彼を追いかけたが、地雷エリアへ逃げたため爆死してしまった。
一方で、マイクロフトがモリアーティを檻から出していた。そこに「シャーロッ ク」と無数に書くという狂気を残して…
第3話 ライヘンバッハ・ヒーロー
クラッシック音楽を聴きながら堂々と厳重な警報システムを破り、逮捕されるモリアーティ。他の場所での容疑も重ね、裁判ではシャーロックが検察として呼ばれる。しかし、余計なことまで話して、裁判を妨害したとされ収容される。その後、モリアーティは脅してあった陪審員全員に無罪を主張させ釈放された。
子供の誘拐事件が起き、居場所を推理したシャーロックたち。子供たちは お菓子と共に水銀を摂取していたが命は助かった。事情聴取にシャーロックが現れると悲鳴を上げる子供。彼が犯人と主張した。
事件の合間にマイクロフトはモリアーティと取引し、シャーロックの半生を教えてしまったとジョンに語る。 殺し屋に狙われ、警察にも追われるシャーロック。疑われる彼の元へモリアーティが現れ、逃げだした。シャーロックが追いついた部屋には新聞記者と「自分は役者でモリアーティに頼まれて役を演じただけ。本人ではない」と主張するモリアーティ。シャーロックは信じてもらえず、追い詰められていった。
屋上でシャーロックとモリアーティが対峙。モリアーティはシャーロックに自殺を促し、さもなくば大切な3人が狙撃されると脅す。モリアーティは銃をくわえて自害。シャーロックに残された選択肢は一つだった。電話でジョンにお礼を伝え、飛び降りたシャーロック。墓の前でジョンは嘆いていた。
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