映画『サイドウォーク・オブ・ニューヨーク』あらすじネタバレ結末と感想

サイドウォーク・オブ・ニューヨークの概要:2001年公開のアメリカ映画(日本では2003年公開)。ニューヨークを舞台に男女6人の恋愛や偶然の出会いを喧嘩や愛情を混ぜながらリアルに描いた恋愛ストーリー。

サイドウォーク・オブ・ニューヨーク あらすじネタバレ

サイドウォーク・オブ・ニューヨーク
映画『サイドウォーク・オブ・ニューヨーク』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

サイドウォーク・オブ・ニューヨーク あらすじ【起・承】

テレビ番組のリポーターをしているトミー。
彼は最近同棲中の彼女と別れたばかりである。
理由は結婚、子供に対する価値観の違いからだった。
彼女に家を追い出されたトミーは、同僚のカルポの家に居候させてもらう。
落ち込むトミーを見て、カルポは女で出来た傷は女で癒やせと助言した。

ある日トミーが仕事絡みで必要になり、レンタルビデオ屋に出かけた時のこと。
たまたま同じ商品を借りたかったマリアに声をかけられる。
しかしトミーは仕事で使うから譲れないと断った。
それでもねばるマリーだったが諦めた。
トミーは店を出てマリーを追い、見たら貸すから電話番号を聞いた。
そしてデートをすることになる。

マリアとのデートは楽しかった。
トミーは別れたばかり、マリアはバツイチで気が合った。
流れでマリアの自宅に行くことに。
最後まではしなかったが一緒に寝て幸せな時を過ごした。

マリーの元夫のベンは、ドアマンとして働きながらバンドマンだった。
まだマリーのことが忘れられないため、近くに寄ると家に上がってくる。
しかし最近よく行くカフェの店員で気になる子が出来た。
名前はアシュレイ、素直で可愛い子だ。
何度もアピールするが中々うまくいかない。

アシュレイは不倫中だ。
相手は歯医者のグリフィス。
傲慢で勝手なところがある中年男性、頭は薄く体は細い。
デートと言えば昼休みにホテルでSEXするだけ。
そんな関係にアシュレイは文句を言いつつも、グリフィスに上手くいいくるめられてズルズルと続けている。

グリフィスの妻・アニーは不動産勤務。
何となく夫の行動を怪しむもまだ信じている様子。
アパートを探しているトミーが来店し、住居を探している。
紳士なトミーに好感を持っている。

サイドウォーク・オブ・ニューヨーク あらすじ【転・結】

トミーとマリアの二回目のデートの日。
そのままマリアの家でベッドを共にした。
しかし翌朝、仕事が無いのに仕事だとマリアは嘘を付きトミーを帰した。
その後連絡が取れなくなった。

ベンとアシュレイは付き合うように。
音楽のことを教えてくれるベン。
アシュレイはグリフィスに連絡し別れを切り出す。
逆上した彼は夜中に家まで来てドアを叩くが、彼女は開けなかった。
今まで叶わなかった純粋なデートや恋が新鮮で、彼女は幸せを感じている。
しかし次第に束縛をするベンを鬱陶しく思い、自由にしてくれと頼んだ。

グリフィスは疲れて自宅に帰ると、アニーが待っていた。
そこで浮気を疑われ暴言を吐かれた後、離婚を切り出された。

マリアは自分から連絡を途絶えさせた後、トミーを探していた。
引っ越し先のアパートを訪れトミーと会う。
本当は話したかったことがあるのだが、トミーの冷たい態度に切り出せない。
妊娠していることを。

離婚したアニーは元気を取り戻した。
同僚と勤務中、盛り上がってトミーに電話。
相手の素っ気ない態度に勇気を無くし食事に誘うのを断念した。
しかし友人が電話をかけてくれ、約束を取り交わす。
アニーは嬉しかった。

ベンとシュレイはその後も幸せにやっている。
残りのメンバーは毎日、淡々と暮らしているのだった。

サイドウォーク・オブ・ニューヨーク 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2001年
  • 上映時間:107分
  • ジャンル:ラブストーリー
  • 監督:エドワード・バーンズ
  • キャスト:エドワード・バーンズ、ヘザー・グレアム、ロザリオ・ドーソン、デニス・ファリナ etc

サイドウォーク・オブ・ニューヨーク 批評・レビュー

映画『サイドウォーク・オブ・ニューヨーク』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

どの男性も好感持てない

トミー、ベン、グリフィスどれも好感持てない。
トミーに関して言えばクールでダンディーである、しかし女性との関係性はあっさりで去る者を追わない主義。
それではあまりに寂しいではないか。

次にベン、この人は絶対に嫌である。
とにかくしつこく、それでいて自分勝手な子供のようなところがある。
自分がバンドをしているからといって相手にレコードを薦めたりと、何かと自分のものを共有したがる。
見るからに面倒だ。
グリフィスは問題外。
不倫ということだけでも無いのに、全てに嘘を付き人を欺くというのは人として最低である。
自分が不倫をけしかけたのに、アシュレイが他の男性に目が行くのは許せない。
アシュレイの自宅から帰されるときの切れ具合は見ていても腹立たしい。

こんな男性をメインにした映画だが、女性の腹立つポイントを上手く捉えていて面白い。
男性向きと言うよりも女性に見てもらいたい作品で、同じような男性が周りにいないか是非チェックして欲しい。

演出がインタビュー形式

この映画はそれぞれの恋愛事情をインタビューしている風に聞いていく。
あまりない手法で、群像劇ではあるが新鮮だ。
しかもリレー形式で最初の男女、次はその女性を主役にとバトンタッチして進んで行く展開が飽きない。
一組のカップルの話をずっと流されてもこの内容だと飽きるが、登場人物を多くしたことでバランスが取られている。
キャスティングが地味で内容と名前を一致させるのが最初は面倒ではあるが、それさえクリアすればのめり込める簡単な作りでわかりやすい。

サイドウォーク・オブ・ニューヨーク 感想まとめ

面白い群像劇でオススメである。
ネット上の評価は酷評が多かったが、個人的には良く出来ていて面白い。
特に男女間の赤裸々な部分をリアルに演出しており、女性には非常に興味深い作りである。

全員がハッピーにならないのもまた魅力的で、誰に肩入れするか見ながら楽しむ方法もある。
意外にも古い映画ではあるが、この時代にこの新しさに挑戦した制作者はえらく勇気を出したのだろう。
人気は無かったかもしれないが今見たら思い白い映画になっているので、見直して欲しい。

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