映画『シモーヌ』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「シモーヌ」のネタバレあらすじ結末

シモーヌの概要:映画監督のタランスキーは我儘な女優から突然降板を申し立てられ、映画が上映できなくなってしまう。途方に暮れていると、ハンクと名乗る男が突然訪ねてきて、CG女優を使った映画を作らないかと話を持ち掛けられる。

シモーヌの作品概要

シモーヌ

製作年:2002年
上映時間:117分
ジャンル:SF、コメディ、ヒューマンドラマ
監督:アンドリュー・ニコル
キャスト:アル・パチーノ、レイチェル・ロバーツ、ウィノナ・ライダー、キャサリン・キーナー etc

シモーヌの登場人物(キャスト)

ヴィクター・タランスキー(アル・パチーノ)
映画監督。2度に渡り、アカデミー賞にノミネートされたことがある。監督としてのプライドが高く、俳優に対して媚びを売ることに苦痛を感じていた。現在はヒット作に恵まれず、出演してくれる女優探しも難航する有り様だった。
シモーヌ(レイチェル・ロバーツ)
ハンクが作ったソフトを使って、タランスキーが作り上げたCG女優。ソフトに登場した”SIMULATION ONE”の言葉の両端を取って、タランスキーがシモーヌと名付けた。
エレイン・クリスチャン(キャサリン・キーナー)
タランスキーの元妻。映画会社の社長。現在はタランスキーとは別の恋人と暮らしている。
レイニー・クリスチャン・タランスキー(エヴァン・レイチェル・ウッド)
ヴィクター・タランスキーとエレインの娘。両親が復縁することを密かに望んでいる。両親思いの優しい女の子。
ハル・シンクレア(ジェイ・モーア)
タランスキーの作品に出演した俳優。シモーヌに恋い焦がれるあまり、シモーヌに気に入られたと言う嘘を吐いて、2作目の映画の出演をタランスキーに直談判する。
マックス・セイヤー(プルイット・テイラー・ヴィンス)
記者。シモーヌを気に入り、写真を撮ろうと部下と共にタランスキーを付け狙う。
ニコラ・アンダース(ウィノナ・ライダー)
元モデル。現在は人気女優として引っ張りだこ。我儘な性格。タランスキーが監督した映画を、途中で降板する。だがその後、シモーヌが出演してヒットしたことを知り、改心する。
ハンク・アリーノ(イライアス・コティーズ)
CG女優を作り上げるソフトを開発した。だが、開発の影響で目に腫瘍ができ、亡くなってしまう。タランスキーの映画に感銘を受け、ソフトを譲り渡す。

シモーヌのネタバレあらすじ

映画『シモーヌ』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

シモーヌのあらすじ【起】

人気女優の二コラは、休憩用のトレーラーが他の出演者のトレーラーよりも高さが低いと言う理由で、監督のタランスキーに降板を申し出た。それだけが理由ではなく、脚本の内容についても不満を抱いていた。二コラはマスコミに既に降板を発表していた。タランスキーは二コラの勝手な行動に腹を立て、悪態を吐いて二コラが乗り込んだ車を送り出した。

二コラ側の申し立てにより、二コラが映っている場面は映画館で上映することができなくなる。タランスキーの元妻で映画会社の社長であるエレインは、タランスキーの無能さを非難した。だが、タランスキーはそのことに納得がいかなかった。“楽屋に煙草を10箱用意し、その内3つは開封しておくこと”など、二コラの馬鹿げた要求を呑んでいたのに、勝手に降板されてしまったのだ。タランスキーは昔の俳優達とは違い、監督を大事にしない現在の若い俳優達に腹を立てていた。エレインは過去に縋るタランスキーの姿勢に呆れ果てた。そして、ヒット作を生まないタランスキーとの契約を切ることにした。

タランスキーの元にハンクが訪ねてくる。初めは誰だか分からなかったが、タランスキーは8年前に“未来の映画 討論会”で会ったことを思い出す。ハンクはCGで動く女優のソフト開発に成功しており、映画で使用する話を持ち掛けた。タランスキーは人間に劣ると馬鹿にしていたが、ハンクは自分のシステムなら大丈夫だと譲らなかった。タランスキーは会話することに疲れ、来週電話すると約束して帰っていった。だが、ハンクはシステムの開発のせいで目に腫瘍ができており、来週だと亡くなっている可能性が高かった。今週中に電話してくれと、タランスキーの車に向かって叫んだ。

タランスキーは出演してくれる女優を探すが、無名の女優でさえも出演することを嫌がった。そこに、ハンクの遺言の件で、弁護士が訪ねてくる。弁護士はタランスキーに、ソフトが入った小包を渡した。タランスキーがソフトをパソコンに入れると、美しい女性の姿が浮かび上がった。

シモーヌのあらすじ【承】

9か月後。

タランスキーがハンクのソフトを使って完成させた映画が上映された。タランスキーはCGの女優だとばれるのではないかとびくびくしていたが、観客は誰もCGだと気づいておらず、素敵な女優(シモーヌ)だと褒め称えた。

タランスキーは過去の女優達の話し方や表情を取り入れ、シモーヌを作り上げていった。1人で作業をしながら、CGだと公表するべきなのか悩んでいた。タランスキーは俳優達の理不尽な要求に振り回されるよりは、人の心を打つ演技をするなら偽者(CG)でもいいと思うようになっていた。悩んだ結果、次の作品を撮った後、公表することを決める。

タランスキーは新作「永遠の彼方」の制作を発表した。前作でシモーヌの相手役をした俳優のハルが、今回も相手役としてキャスティングして欲しいと頼んできた。道でシモーヌと偶然出会い、シモーヌも了承済みだと言うのだ。タランスキーはシモーヌと電話をするフリをして、シモーヌがハルを嫌がっているかのように振る舞った。その電話を記者のマックスが盗聴しており、シモーヌの声が聞こえないことに不信感を抱いていた。

「永遠の彼方」のキャストによる顔合わせが行われた。結局ハルが相手役を務めることになった。タランスキーは事前に用意していたシモーヌの音声テープを流した後、急いでスタジオに行き、マイクを通してキャストと会話を行った。相手と会わない方が演じやすいのだと嘘を吐き、顔を合わせないことに納得させた。

シモーヌのあらすじ【転】

タランスキーはホテルに下着を置いたり、鬘の毛を落としたりして、シモーヌがいたかのように偽装をした。そして、カーテン越しに人形を見せ、シモーヌの存在を記者に印象付けた。その後、秘書のフェイスにシモーヌの代役頼み、ホテルから逃げるように車に乗り込んだ。フェイスは体を張って、女優をマスコミから守るタランスキーの姿に感動していた。タランスキーもまた、シモーヌに似ているフェイスに心惹かれていた。2人はタランスキーの家に行きセックスをしようとするが、フェイスの目的がシモーヌに会うことだと知り、タランスキーの心は冷めてしまう。

エレインはシモーヌと会えないことに苛立っていた。タランスキーの制止を振り切り、スタジオに強行して入った。タランスキーはパソコンを見られてしまうが、本当のことは言えなかった。咄嗟にシモーヌがコンピューター中毒で、広場恐怖症だと嘘を吐いてしまう。エレインは姿を現さないことに納得するが、社長としてこのまま何も手を打たないわけにはいかなかった。タランスキーと話し合った結果、中継で対談を行うことになる。

タランスキーはシモーヌの姿を通して、対談を行った。だが、途中でメモリ不足が発生し、映像が乱れてしまう。司会者が電波の乱れだと誤解してくれたおかげで、何とかばれずに終えることができた。後日、マックスはシモーヌが対談場所で座っていた砂漠地帯へと足を運んだ。対談の写真と現場を見比べてみると、遠くに建っている筈のホテルが写っていなかった。マックスは意味が分からず混乱した。

「永遠の彼方」が大ヒットし、シモーヌの人気は益々加熱していた。マックスはタランスキーの口座を調べ、シモーヌに給料が振り込まれていないことに気づく。タランスキーに会ってその事実を突きつけ、シモーヌに会わせなければ警察に話すと脅した。タランスキーは1人を騙すよりも多くの人を騙す方が楽だと考え、ホログラムを使ってコンサートを開催した。

シモーヌのあらすじ【結】

エレインはシモーヌが身勝手にタランスキーを振り回しているのではないかと思い、タランスキーのことを心配するようになった。そのことにエレインの恋人はうんざりし、別れを切り出した。エレインとタランスキーの娘であるレイニーは、両親が再び付き合うようになるのではないかと思い喜んだ。レイニーは父にそのことを話すと、母の誤解を解くためにも、母とシモーヌが面と向かって話せるようにして欲しいと頼んだ。

タランスキーは車にシモーヌに似たマネキンを乗せ、エレインの車と並走させた。そして、シモーヌとして電話を掛け、会話を行った。タランスキーが愛しているのはエレインだけで、一緒にオスカー授賞式に来て欲しいと頼んだ。初めは渋っていたエレインだったが、シモーヌの必死な様子に承諾した。授賞式当日。シモーヌは主演女優賞に輝いた。シモーヌのお礼コメントが流れるが、ハンクへの感謝の言葉しか流れなかった。タランスキーは自身へのお礼コメントを用意していたはずなのに、なぜシモーヌが言い忘れたか分からず困惑した。

タランスキーはエレインを誘い出し、ベッドに誘い込もうとした。だが、エレインはシモーヌを裏切れないと話し、タランスキーを拒んだ。タランスキーは真実をエレインに伝えるが、エレインは信じようとはしなかった。その後、タランスキーはシモーヌのイメージを落とそうと、煙草を吸って過激な発言をする映像を放送した。だが、それでもシモーヌの人気は衰えなかった。

タランスキーはウィルスソフトを使い、シモーヌを殺すことを決意する。涙を流して別れを告げた後、ソフトをインストールした。そして、シモーヌのソフトが入った箱を、海に投げ捨てた。その姿を監視カメラの映像が捕らえていた。後日、タランスキーはシモーヌが亡くなったことを発表し、葬儀を行った。だが、刑事がやって来て、空の棺を暴かれてしまう。タランスキーはシモーヌが映像だったことを証言するが、信じては貰えなかった。海から箱が回収されるが、鍵が開いており、ディスクが海に流されてしまっていた。

レイニーだけは父の話を信じていた。母と共にスタジオに行くと、そこにあったパソコンを操作し、ウイルスを使ってシモーヌを壊したことを知る。レイニーはパソコンを操作し、シモーヌを復元させた。そして、シモーヌに新聞を持たせた映像を作り、無事であることをテレビで放送した。タランスキーは無事に釈放される。エレインはシモーヌと共に家に来ないかタランスキーに提案した。タランスキーは喜んでその提案を受け入れた。

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みんなの感想・レビュー

  1. shouko より:

    shimone(シムワン)でシモーヌ。
    面白かったです。
    とくにシモーヌがホテルに泊まるところの監督?のドタバタ偽装工作とかが。笑えて。