映画『死の恋人ニーナ』あらすじネタバレ結末と感想

死の恋人ニーナの概要:愛し合うたびに姿を見せる事故で死んだ恋人ニーナ、彼女の死から立ち直ろうとする彼氏、新しい恋人の奇妙な三角関係を描いたラブストーリー。原題は「NINA FOREVER」。

死の恋人ニーナ あらすじネタバレ

死の恋人ニーナ
映画『死の恋人ニーナ』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

死の恋人ニーナ あらすじ【起・承】

困っている人を放っておけない性格のホリーは、救命救急士を目指しながらスーパーマーケットで働いている。
同僚のロブは、恋人ニーナと一緒に事故に遭い、一人だけ生き残ってしまった罪悪感から自殺願望に苛まれていた。
2人が恋に落ちるまで、時間はかからなかった。

2人が愛し合っているとシーツが血で染まり、死んだ恋人ニーナが現れた。
触れる事ができるが、すでに死んでいて幽霊でもあるニーナに怯えたホリーは逃げ出す。

放心状態で朝を迎えたロブの前からニーナは消えていたが、血まみれのシーツが残った。

それぞれの日常に戻るロブとホリーだったが、ロブは未だに付き合いのあるニーナの母から、新しい恋をするべきだと告げられる。
そしてロブの元にホリーがやって来る。
ホリーはニーナの存在ごとロブを受け入れた。

翌朝、残された血まみれのシーツをロブとホリーの2人で捨て、ホリーはロブにも彫ってある“ニーナ・フォーエバー”というタトゥーを入れる。

愛し合うたびにシーツを血まみれにして現れるニーナと、ニーナを忘れられないロブ、ロブと愛し合うホリーの歪な関係は続く。

死の恋人ニーナ あらすじ【転・結】

現状をどうにかするため、ロブは毎週会っているニーナの両親とホリーを引き合わせる事に。
しかし何もかも上手くいかず、ロブが数学博士だった事をホリーに黙っていたのも手伝って2人は大喧嘩になる。
仲直りとしてニーナのお墓の上で愛し合うが、当然のようにニーナは現れた。
説得の末、ようやくニーナはロブとの別れを受け入れ、ロブとホリーは同棲生活を始める。

行為中には現れなくなったものの、ホリーの前にだけ姿を見せるようになったニーナ。

様子がおかしくなっていくホリーを心配したロブは旅行に行く事を提案するが、宿泊先でホリーはニーナによって怪我をさせられる。
困っていないロブは、ホリーには合わないとせせら笑うニーナ。

ホリーはロブと別れる決意を固め、救命士仲間と関係を持つが、そこになぜかニーナが現れる。
博士号を生かした職に就いたロブはニーナの両親にもう会わないと告げるが、今まで我慢していたと激怒される。

ホリーとヨリを戻したいロブは彼女の部屋を訪ねるが、そこでロブが見たのは、ニーナが出てきた時と同じ血まみれのシーツ。

ロブに別れを告げたホリーは、ニーナの事もこのままでいいと静かに言った。

死の恋人ニーナ 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2015年
  • 上映時間:98分
  • ジャンル:ラブストーリー、ホラー
  • 監督:クリス・ブレインベン・ブレイン
  • キャスト:アビゲイル・ハーディンガム、シアン・バリー、フィオナ・オシャーグネッシー、デヴィッド・トラウトン etc

死の恋人ニーナ 批評・レビュー

映画『死の恋人ニーナ』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

独特な3角関係

死んだ恋人が戻ってくるという設定は、ホラーコメディ「ゾンビ・ガール」や「ライフ・アフター・ベス」などと共通している。
しかし本作はゾンビものではなく、実体を持った幽霊が戻ってくる、エロチックで独創的な展開のストーリー。

死んだロブの恋人ニーナは、ロブとホリーがベッドで行為を始めようとするたび、シーツの内側から血まみれの姿で現れる。
死んだ時のままの姿のニーナは、血まみれで青白い顔に髪もメイクもぐちゃぐちゃ。
その出現シーンにはゾッとさせられるし、どこからニーナの手が出てくるのかと緊張するのだが、行為に夢中のホリーの胸を鷲掴みにするなど笑いと紙一重のシーンもある。

何とかして彼女をロブと引き離そうとするニーナが、彼女のお墓の上での罰当たりな行為の後からホリーに付きまとうようになるのは、よくわからない展開。

スタイル抜群の出演者

ニーナ役のフィオナ・オッシャーグネッシーの登場シーンを増やすためか、ホリー役のアビゲイル・ハーディンガムとロブ役のシアン・バリーのベッドシーンがとにかく多い。

何度も描かれる行為のたびに、シーツもベッドも、時には壁まで血まみれにするニーナは迷惑な幽霊というキャラクター。
ニーナがホリーに取り憑いたと知るや否や逃げ出し、ニーナの両親と会い続けることを本人たちの前で“馬鹿げた関係”と口走るロブも、かなり嫌なキャラクターだ。

悲劇に見舞われたかのようなホリーだが、苦悩を抱えた相手に夢中になる性格のようで、ロブの前の彼氏もホリーのおかげで立ち直れたというようなセリフがある。
前向きになったロブよりも、成仏できないニーナと自分自身に感情が映ったようにも見え、彼女の性格にも難があるように描かれている。

死の恋人ニーナ 感想まとめ

原題の「NINA FOREVER」は、生前のニーナのためにロブが彫ったタトゥーであり、ニーナを成仏させるためにホリーもそのタトゥーを入れている。

登場するたびに部屋を血まみれにするはた迷惑な幽霊ニーナだが、セリフも嫌なものだらけ。
ロブと行為をするホリーにはダメ出しの連続、ロブには別れたつもりはないと文句を言う。
しかしそんなニーナが主人公ではなく、不幸に見舞われた男性にばかり惹かれるホリーが主人公というのは、タイトルからするとちょっと意外。

ホリー役のアビゲイル・ハーディンガムがスタイル抜群で、同性から見てもうらやましくなる。

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