映画『シルク(2006)』あらすじとネタバレ感想

シルク(2006)の概要:2006年公開の台湾産ホラー映画。江口洋介とチャン・チェン、チェン・ボーリンの豪華共演で話題のサイエンススリラーで、幽霊を捕獲した男がその少年の幽霊が殺人を犯していく本当の理由を探って行く。

シルク あらすじ

シルク
映画『シルク(2006)』のあらすじを紹介します。

天才物理学者として有名な橋本(江口洋介)。
彼が率いるチームは台湾で電磁波の研究に没頭していた。
この研究は幽霊を捕まえるもので、死後の世界に異常な興味を持っていた橋本は何とかしてこの実験を成功させたかった。

ある日、台北の古いアパートに幽霊が出るという噂を聞いたカメラマンが何かを見たであろう恐怖の顔をしたまま遺体で発見された。
橋本はこの現場で少年の幽霊を掴まえることに成功。
しかし研究所で次々と研究員が殺されていった。

ある研究員が、死ぬ直前に幽霊から糸を見たと言い始めた。
橋本はこの謎を追うべく、わざと幽霊を解放し死んだ理由と埋められている場所を探すことにした。
すると少年は難病の子供で悩んだ母親に殺害されたということが判明。
母親を憎んで幽霊化したものと思われた。

だが幽霊から出ている糸を辿っていくと今にも死にそうな母親のもとへたどり着いた。
その母親は地震でビルの倒壊に巻き込まれ、16日間閉じ込められていた。
ようやく助け出されたが手遅れだったのだ。
しかし不思議なことに心臓マッサージの跡があったのだ。

そして今度は息子に会いたい母親が幽霊化し、研究員たちを襲い始めてしまった。

シルク 評価

  • 点数:65点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★☆☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2006年
  • 上映時間:107分
  • ジャンル:サスペンス、ホラー
  • 監督:スー・チャオビン
  • キャスト:チャン・チェン、江口洋介、カリーナ・ラム、チェン・ボーリン etc

シルク ネタバレ批評

映画『シルク(2006)』について、感想批評です。※ネタバレあり

真面目なホラー映画

この映画の長所と短所は同じである気がしてならない。
それは理論が真面目だということ。
天才物理学者の橋本が死語の世界に異常な興味を示し、研究していくという一見面白そうなストーリーなのだが理屈が多くよくわからない。
それも正しい理屈ではなく、もちろん全くの作り物である。
だとしたらもっと分かりやすい嘘で理屈を作らないと、面白くも無い。
コメディタッチにするわけでもなく思いっきりシリアスな作りなので、笑うわけにもいかない。
見終わったと妙に頭の中がごちゃごちゃする映画であった。

チャン・チェンに注目

レッドクリフで呉国の孫権役を演じた台湾のニュースターであるチャン・チェン。
その絞まった顔立ちと幼さの残るあどけない笑顔は女性なら誰もがトキメイてしまうかもしれない。この映画の主人公は江口洋介となっているが、実は本当の主役は彼である。
これからが期待できるヒーローの新鮮な演技が楽しませてもらえる。
また彼だけではなくチェンに・ボーリンにも注目だ。
台湾映画では主役を演じるほどの役者で近年日本でも知名度がupしてきている。
実はアジアスターばかりが出演している凄い映画である。

構成の甘さ

本作品は流れが甘すぎて恐さが先に来ない。
少年が幽霊になったのは母親から殺されたからだが、殺され方が唐突過ぎる。
難病を患っていて思い悩んでいたのはわかるし、それで、いじめられていたというのもわかる。
だがしかしここでいきなり殺されてしまうというのがよくわからない。
ステップが無いのだ。
全体的に経過が表現されていない映画という印象をうけた。
流れが緩いので怖さが半減してしまっているのが残念である。

シルク 感想まとめ

江口洋介は作品を選ばない。
日本で人気のドラマからこのようなマイナーホラー映画まで何でもこいである。
演技力があるからどんな役を演じても様になるし違和感もない。
ただ本作品に出演したと言うのが少々びっくりで、中身を見るとまさにB級なのだ。
面白く無いわけでは無いが面白いわけでも無いのが特徴。
要は内容がよくある感じなのである。
しかしながら俳優の豪華さでかなり盛り上げているのは事実。
これだけのアジアスターが出演することは極めて異例であろう。
見る価値は大いにある。
何故こんなにたくさんのスターを起用したのかは謎だが、江口洋介ファンは必見である。

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