映画『シックス・デイ』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「シックス・デイ」のネタバレあらすじ結末

シックス・デイの概要:アダム・ギブソンは、幸福な家庭を築いていた。自身の誕生日の夜。娘にせがまれていた人形を買って、帰路を急いだ。しかし、家にはもう一人のアダムがおり、妻たちとパーティーを楽しんでいた…。生物のクローンが合法化された近未来社会を描く。

シックス・デイの作品概要

シックス・デイ

公開日:2000年
上映時間:123分
ジャンル:SF、アクション
監督:ロジャー・スポティスウッド
キャスト:アーノルド・シュワルツェネッガー、トニー・ゴールドウィン、ロバート・デュヴァル、マイケル・ラパポート etc

シックス・デイの登場人物(キャスト)

アダム・ギブソン(アーノルド・シュワルツェネッガー)
雪山登山客のフライトチャプター業を営む。妻子を愛し、ごく平凡で幸せな家庭を持つ。屈強な肉体を持つが、人情に厚く誠実な性格。
マイケル・ドラッカー(トニー・ゴールドウィン)
ロードランナーズのオーナーで億万長者。ウィアー博士のクローン事業への主な出資者。自信に満ち溢れ、クローン事業の大成を見込んでいる。
ハンク・モーガン(マイケル・ラパポート)
アダムの店の従業員。アダムとは年齢が離れているが、友人のよしみ。明るく陽気な性格。バーチャル・ステディに入れ込んでいる。
マーシャル(マイケル・ルーカー)
7分警察署の警部。表の顔は警察だが、裏の顔はクローンの排除に暗躍する暗殺者。自身のクローンを目撃したアダムに迫り、彼の抹殺を企む。神経質で潔癖。
タリア(サラ・ウィンター)
マーシャルの部下で暗殺者。ブルネットのボブヘアの美女だが、冷酷で人殺しを厭わない。アダムには幾度となく反撃され、その度にクローンされ蘇る。
ナタリー・ギブソン(ウェンディ・クルーソン)
アダムの愛妻。遅く生んだ娘をアダムと溺愛しているが、時に育児をめぐって夫と対立する。
グリフィン・ウィアー博士(ロバート・デュヴァル)
医学博士。臓器移植研究所の所長で、表向きは臓器のクローン技術を開発・提供する。その実は、唯一非合法とされる人間のクローンを行う。重い病身の妻がいる。穏和で殺生は好まない。
ワイリー(ロドニー・ローランド)
マーシャルの部下で暗殺者。鼻と口ピアスをした、軽薄で単細胞な男。タリアと同様、アダムに殺られる度クローンされる。
クララ・ギブソン(テイラー・アン・リード)
アダムの一人娘。遅くに生まれた子どもで、まだ8歳。年相応に甘えん坊で、子煩悩な父をいつも翻弄する。シムドールを欲しがる。

シックス・デイのネタバレあらすじ

映画『シックス・デイ』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

シックス・デイのあらすじ【起】

近未来のアメリカ。クローン法(通称6d法)が施行され、民間企業による生物のクローンが可能となっていた。家庭人のアダムは、間もなく自身の誕生日を迎えるところだった。愛娘のクララは、父の誕生日にもかかわらずシムドールをねだる。愛犬オリヴァーは老齢で死の床にあり、保健所の処分対象になっていた。妻ナタリーはオリヴァーの複製(クローン)を望むが、クローンを嫌悪するアダムは反対する。

アダムが営むXチャプターに、あるVIPから極秘の予約が入った。億万長者のドラッカーだ。操縦者には、ドラッカー直々にアダムが指名されていたが、同僚ハンクが気を利かせてその任を負うことに。アダムは、クララへの贈り物を買いに早退した。ハンクは、アダムを装って操縦席に乗るが、雪山に到着した途端何者かにドラッカー諸共撃たれてしまう。

アダムはショッピングモールに立ち寄った。クローンペットの店には行かず、シムドールの販売店に直行した。自宅に戻る前、アダムはバーでハンクと待ち合わせる予定だった。しかし、約束の時間になってもハンクは現れず、連絡もつかない。帰宅すると、日中亡くなったはずのオリヴァーが元気に動き回っていた。アダムは不審な何かを感じ、恐る恐る住居に近づく。室内では誕生日パーティーが開かれ、アダムが祝われていた。アダムは目を疑ったが、もう一人のアダムが妻子たちに囲まれていた。

呆然とするアダムの元に、謎の男女が現れる。彼ら曰く、「6d法が何者かによって破られ、禁止されている人間のクローンが行われた」とのこと。もう一人のアダムは、クローン人間だったのだ。男女は、本物のアダムを気絶させて連行する。だが、アダムは気絶したフリをしており、女を人質に取って逃走する。カーチェイスが繰り広げられる中、アダムは女タリアから「アダムを暗殺するよう頼まれた」と聞く。アダムは、クローンアダムを目撃してしまったために消される予定だった。

アダムの車は、街を外れて林道に入った。敵の車を撒くも、崖に突っ込んで車体ごと落下してしまう。都市部の臓器移植研究所では、パーティーが催されていた。壇上には、殺されたはずのドラッカーが立っていた。ドラッカーは、クローン技術を支持しウィアー博士に多額の資金を提供していた。

シックス・デイのあらすじ【承】

転落したアダムは、死んだかのように思われていた。実際は助かっており、アダムは九死に一生を得た。ぼろぼろの身体を引きずってアダムが向かった先は、7分警察署。アダムは、必死で警察官に妻子の保護を依頼した。しかし、警官はクローン人間の話を信じず、アダムはバーチャル精神科に「精神疾患者」と断定される。行く先のないアダムは、警察の拘留場に留まることに。

研究所では、アダムの攻撃で死亡したワイリーとタリアの蘇生―クローンが行われていた。地下には大量のクローン人体が保管されており、その人体に個人の情報―シンコードがスキャンされる。

アダムは、拘束されていることに気付いて脱出口を探す。室内設置のテレビを破壊すると、秘密口が現れ、アダムはそこから脱出した。同じ頃、警察署に到着した暗殺者たちがアダムを追っていた。復活したワイリーのみがアダムに遭遇するが、再び返り討ちに遭わされる。

アダムは、ハンクの家に押しかける。ハンクは生きており、あのフライトの後気が付いたら約束のバーにいた、と説明した。アダムは、何が起きたか理解させるため、ハンクを自宅に連れて行く。庭にいたクローンのアダムを見させると、アダムは偽者を銃殺しようとする。だが、良心が咎めてできなかった。ナタリーは、クローンアダムと愛を交わし合っていた。暗殺者の車が自宅に来る。家に逃げ込んだアダムたちは、「クローン」を装って暗殺者たちを追い払う。クローンのアダムが物音を聞き取って室内に戻るが、アダムたちは鉢合わせしないようこっそり抜け出した。

ハンク宅に戻って一息ついていると、謎の男が突如押し入る。男は、雪山登山客のトリップといった。興奮ぎみにハンクを銃殺してしまうと、トリップはそのハンクはクローンだと暴露する。アダムが介入する余地もないまま、トリップは自殺してしまう。間髪をおかずに、暗殺者たちがアダムに迫った。アダムは友人の死を悼めないまま、自身の店を目指して逃げる。

シックス・デイのあらすじ【転】

妻子からは切り離され、友人も失ったアダムは、最低の孤立感に襲われた。しかし、意を決して敵陣に乗り込むための準備を整える。研究所に向かい、関係者になりすましてゲートパスを通過した。またもアダムに殺されたワイリーとタリアは、「3度目」の復活を遂げて研究所に行く。そこで、タリアのチップパスを用いてアダムが所に侵入したことが判った。暗殺者たちは、直ちにタリアのチップパスの適用を停止させる。

アダムは、ガードマンを脅してウィアー博士の元へ案内させていた。クローン製作所に着くと、アダムはウィアー博士に今回の事の真相を問いただす。ウィアー博士は、フライトの視力検査の際にアダムからシンコードを抜き取り、クローンを作った。クローン作製に至ったのは、アダムがドラッカーと共に殺された、と聞いたためだった。ドラッカーのシンコードを参照すると、雪山到着時にトリップが現れ、突然発砲した。トリップは、反クローン原理主義者だった。ウィアー博士は、この経緯からハンクをアダムと誤解して、クローンを実行したという。同時に、今回の事件の首謀者はドラッカーであることも判った。「本物」は3年前に亡くなっており、今のドラッカーは「2度目」のクローンなのだ。すべてを知ったアダムは、ドラッカーのデータを手にすると博士と共に部屋を出る。

アダムは、クララの学校へ急いだ。弱みを握るため、タリアたちはギブソン母娘を攫うつもりだった。クローンアダムの目を盗んで、タリアたちは母娘の捕獲に成功する。母娘が連れ去られた後、アダムは遂にクローンの自分と対面した。ドラッカーから連絡が入り、妻子は人質にしたという。アダムたちは、人質返還の条件としてドラッカーのデータを返すことで交渉する。二人のアダムは、自身の店に滞在し作戦実行のための準備をした。

ウィアー博士の愛妻キャサリンが亡くなった。本物のキャサリンは5年前に亡くなっており、今の妻はクローンだった。ウィアー博士はドラッカーに脅されるが、妻との約束で「もう人間の蘇生は行わない」と拒む。そして、博士は自らクローン実験から身を引くことを明らかにした。「我々に逆らう者は殺す」ことを信条とするドラッカーは、無防備の博士を射殺する。

交渉通り、暗殺者たちがアダムの店のチャーター場にやって来る。しかし、母娘は連れてきておらず、暗殺者たちはヘリコプターに向かって発砲した。流れを読んでいたアダムたちは、機内には乗っていなかった。クローンのアダムは母娘を求めて、都会に向かって別機を操縦していた。本物のアダムは、暗殺者たちに捕まって、ドラッカーの元へ行かされる。ドラッカーは、本物のアダムこそがクローンであることを告げた…。

シックス・デイのあらすじ【結】

クローン人間である証は、個体の下瞼の裏に刻印された印だった。アダムも自身の瞼の裏を見るが…その印が刻まれていた。真実は、クローンのアダムが本物で、暗殺者たちから逃げていた自分がクローン人間だったのだ。ドラッカーは、「クローン」のアダムの記憶を無理やり参照する。そのシンコードには、別機に乗ったクローンと、本物のアダムが映った。別行動したように見せかけて、実際は本物もヘリに同乗していたのだ。

本物のアダムが施設の機能を損なわせると、クローンアダムは隙をついてドラッカーに攻撃を仕掛ける。本物のアダムは、妻子を救って屋上のヘリポートに急いだ。ドラッカーは瀕死に陥るが、最新のクローン人体にシンコードをアップデートする。

逃げ遅れたクローンのアダムは、地下のクローン体の養殖施設の羊水内でもがいていた。地下施設は急スピードで壊れていき、クローンアダムは必死で水中から飛び出る。ドラッカーは、未発達のクローン体を生成し、もう一人のドラッカーが目覚めた。

本物のアダムがクローンアダムを助けに行き、ヘリポートに導く。後を追いかけてきたクローンドラッカーに妨害されるが、返り討ちに遭わせた。クローンドラッカーは、再生することもなく死亡する。研究所全体は炎上し、完全に崩壊の一途をたどっていた。妻子を救い、二人のアダムは無事脱出に成功した。

クローンと本物という堺を超え、二人のアダムは双子のような絆で結ばれた。しかし、クローンのアダムはギブソン家に留まることをためらっていた。旅立ちを決意し、クローンのアダムは真実を知らない妻子に別れを告げる。ハンクが遺した愛猫をお供に、クローンのアダムはヘリを操縦して海に飛び立っていった。

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