『スリープウォーカーズ』あらすじとネタバレ映画批評・評価

スリープウォーカーズの概要:「スリープウォーカーズ」(原題:Sleepwalkers)は、1992年のアメリカ映画。監督はミック・ギャリス。出演はブライアン・クラウズ、メッチェン・エイミック、アリス・クリーグ。スティーヴン・キング脚本のホラー作品。

スリープウォーカーズ

スリープウォーカーズ あらすじ

映画『スリープウォーカーズ』のあらすじを紹介します。

カリフォルニア州ボデガ湾。美しい海岸線にある一軒家で、猟奇的な事件が発生する。警官が事件の検証で訪れた家の、軒先や木からは猫の惨殺死体がぶら下げられていた。その家は近所でも評判の美人親娘が住んでおり、警官が検証で入った家の中では、猫の死体と共に娘がミイラとなって発見され、その遺体の耳には真紅のバラが一輪飾られてあった。
一方、インディアナ州の小さな町では、チャールズ(ブライアン・クラウス)という高校生が転校して来る。チャールズは母のメアリー(アリス・クリッジ)と二人暮らしをしており、彼らの家の周辺には無数の野良猫がたむろしていた。チャールズとメアリーは、猫だけがその正体を見破ることができる、人間の姿をしたバンパイヤ「スリープウォーカー」だった。本性を現すと猫と人間に爬虫類をミックスしたようなこの化け物は、人間の処女の精気を吸って生きており、彼らは人間の皮を被り人間として生活していた。

ある日、メアリーはチャールズに”食料”の捕獲を命じる。チャールズは、クラス1の美人女子高生タニア(メーチェン・エイミック)に目を付け、デートに誘い出す。その前日、チャールズの正体を怪しんだ担任教師のファローズは、デートの下見に着ていたチャールズに腕を引きちぎられ惨殺される。パトロール中のシンプソンは、青いトランザムで逃走するチャールズを発見し追跡するが、チャールズの妖術によって見失ってしまう。しかしシンプソンの愛猫クロビスだけは、チャールズの正体を見抜いていた。翌日、タニアはチャールズとデートをする。昼間の墓地へ来たタニアの前でチャールズは突然豹変し、キスによって精気を吸い取ろうとするがタニアは必死に抵抗を見せる。タニアの絶叫を耳にしたシンプソンが墓地へ駆けつけるが、モンスターに変身したチャールズに撃ち殺されてしまい、それを見ていたグロビスは、主人の仇とばかりチャールズに食らいつき、天敵である猫の襲撃に重傷を追ったチャールズは逃走する。警察は現場検証の後、タニアの証言を元にメアリーの家に向かった。灯の消えた家に突入する警官隊。しかし、メアリーとチャールズは妖術でその姿を消していた。メアリーは張り込みをする警官を次々に血祭りに上げ、瀕死の息子を助けるためにタニアの家に向かう。そしてメアリーはタニアの両親や警官を殺しタニアを自分の家に引きずり込む。しかし、街中から集まった猫たちとタニアの猛反撃によって、スリープウォーカーズのメアリーとチャールズは地獄へ送られた。

スリープウォーカーズ 評価

  • 点数:50点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★☆☆☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★★★
  • 設定:★★☆☆☆

作品概要

  • 公開日:1992年
  • 上映時間:89分
  • ジャンル:ホラー、サスペンス
  • 監督:ミック・ギャリス
  • キャスト:ブライアン・クラウズ、メッチェン・エイミック、アリス・クリーグ、ジム・ヘイン etc

スリープウォーカーズ 批評 ※ネタバレ

映画『スリープウォーカーズ』について、2つ批評します。※ネタバレあり

猫好きの人が観たら失神する

「スリープウォーカーとは、猫と人間の血を引き姿を自由に変えられる生物。猫を天敵とし処女の精気を吸いとって生きる。バンパイヤ伝説は彼らから生まれたという」。と冒頭から始まるのだが、これがスティーブン・キングの作品なら油断がならない。猫好きの自分としては、大量の猫の死体が軒からぶら下げられている冒頭シーンからしてもうダメである。スティーブン・キングのホラーは監督によって描かれ方が違うのだが、監督はどうあれこんな作品映画にすんじゃねえよ。ったく。人間同士でいざこざを起こしたり殺し合うという場面は必要悪というものもあるだろうが、頭のイカれたメアリーが庭に猫を殺す罠を仕掛けたりしてどうにもやりきれない。スリープウォーカーも人間の姿をしながら、親子でディープキスをしたりベッドを共にしたりと変態感満載である。警官に追われ車ごと葉隠れの術みたいな怪しげな妖術で姿を消すのだが、再び姿を現したときに車が青のトランザムから赤のムスタングに変わっているのには笑える。それほどまでに見事な妖術が操れながら女一人モノに出来ないという情けなさ。古い外国のアニメである「ロードランナー」にあるような、もの凄い道具を購入しありとあらゆる手段でロードランナーを追いかけるコヨーテみたいな間抜けさが露呈して面白すぎる。そんな道具を買える金があるなら肉を買って食えばいいのにみたいな感じだ。

超ウルトラBクラスのクレイジーなセリフに悶絶

チャールズがタニアをデートに誘って精気を吸おうとし、目をワインの栓抜きで刺されるのだが、自分の血で真っ赤に染まったセーターを見て「セーターが血で真っ赤になっちゃった。買ったばっかりなのにママにしかられてしまうよ!」とか、ジム・キャリーのコメディ映画も陰に霞むような、ウルトラBクラスのセリフに悶絶必至である。何よりトチ狂ったスリープウォーカーズママ、メアリーのクレイジーさとぶっ飛び加減は半端ない。一応アホながらもストーリーはあるので、友達同士でゲラゲラ笑いながら酒瓶片手に観る分には許せる範囲だろう。猫に見せてどういう反応を起こすか様子見するのもいいかも知れない。

まとめ

スティーブン・キングの脚本にしてはお粗末だ。同じような話で「ペット・セメタリー」も評価が分かれる映画だが、まぁこの作品は褒めるところなどない。というか監督が悪いんだろうという事がありありと見えてくる。スティーブン・キングの原作には「ショーシャンクの空に」、「シャイニング」、「グリーン・マイル」、「スタンド・バイ・ミー」という名作がありながら、このような駄作が同時に生まれる背景は映画監督に全ての要因があるのだろう。野心を抱えた無名監督が原作を見て、俺にも名作が撮れるかも知れないと思い込んで撮ったらこうなった。ていうよりか笑わせたかったのかな?そうとしか思えません。スリープウォーカーズママのメアリーには何とか賞の主演女優賞でも差し上げたい。もしコメディとして撮ったとしたら80点くらいは献上したいところだ。

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コメント

  1. ゆき より:

    原作を見てもなにも‥スティーブン・キング本人が脚本を書いていて、さらに墓守り役で出演までしてるんですが‥。
    監督の暴走が原因じゃなくて、確信犯的B級作なんでしょうか。
    猫が可愛いので猫ばかり見てました。