映画『ソーラー・ストライク』あらすじとネタバレ感想

ソーラー・ストライクの概要:2005年製作のアメリカ映画(原題:SOLAR STRIKE)。地球滅亡まであと2日、その時民間の宇宙ロケットが太陽に突進しソーラーストームを引き起こしてしまうというSFパニックムービー。

ソーラー・ストライク あらすじ

ソーラー・ストライク
映画『ソーラー・ストライク』のあらすじを紹介します。

研究所に勤めているフォスターは実力ある研究員。
しかし地球温暖化については譲れない意見があり、そのことで立場が悪くなっていた。
結局研究所を去った彼だったが、地球への危機は伝えなければと自ら大金をはたいてロケットを飛ばすことにした。
オゾン層のメタンガスを調べるためだ。
しかしロケットは墜落し失敗に終わる。

何故墜落したのか調べるフォスターだったが、実はこのころ世界各国の衛星が機能しなくなっていた。
この原因としてあげられたのが磁気エネルギーの制御不能。
つまり、大量のコロナが太陽から放出されそれがメタンガスに引火し大爆発を起こすのではないかということだ。
フォスターは自身の体験と見解から警告を出すも、研究所からは相手にされない。

そして、ついにフォスターの予測通りになってしまった。
地球全部を燃やしてしまうかのような炎。
早く止めないと地球上に住む生物が火のために絶滅してしまう。
覚悟を決めたフォスターは北極圏の氷を使うことを思いつく。
こうして太陽からの挑戦に挑むフォスターの過酷な運命が幕を開けたのだ。

ソーラー・ストライク 評価

  • 点数:40点/100点
  • オススメ度:★☆☆☆☆
  • ストーリー:★☆☆☆☆
  • キャスト起用:★☆☆☆☆
  • 映像技術:★☆☆☆☆
  • 演出:★★☆☆☆
  • 設定:★★☆☆☆

作品概要

  • 公開日:2005年
  • 上映時間:97分
  • ジャンル:SF、アクション
  • 監督:ポール・ジラー
  • キャスト:マーク・ダカスコス、ビル・レイク、ルイス・ゴセット・Jr、ジョアンヌ・ケリー etc

ソーラー・ストライク ネタバレ批評

映画『ソーラー・ストライク』について、感想批評です。※ネタバレあり

久しぶりに見る論理的にメチャクチャ映画

フィクションとは言えあまりに酷すぎる設定に驚きを隠せない。
B級映画なるものが世間では流行っていて、それが好きで見ている人が多い中本作はB級を通り越してZ級のやばい映画だ。
物理や生物のことなど全く分からない素人でも、あの論理がいかに非科学的かやかるというもの。
つっこみどころが満載だ。
何より地球が滅亡するという仮説をたてたフォスターだが、周囲の人間がすんなり信じすぎ。
普通パニック映画は誰かは反対するものだ。
例えば役人が反対するなかで大統領だけが見方になるとか。
それなのに滅亡するから危ないと言われて、『はいはい!それは大変だ!』と聞くのか謎過ぎる。

また出てきている人物たちはほぼ政府関係者。
逃げたり、苦しんだりしている民間人が全く出てこない。
このせいで滅亡説パニック映画としては醍醐味を失い、楽しさも半減した。
コストの削減なのか、そのような演出なのかよくわからないが絶対的に登場人物が違和感ありまくりであった。

CG処理の技術の低さ

このようなジャンルの映画は何と言っても爆発や災害時が起こるシーンが命。
当然そんなシーンをフレッシュに撮影出来るわけないので、CGということになる。
しかしあまりにも本作のスタッフの技術力が無い。
いや、無いというよりもわざと適当に制作したのだろう。
あまりにちゃちい映画のため途中で見る気をなくすほどだったが、これから見る人には知っていてほしい。
この映画に期待はいけないことを。

感情移入が出来ない映画

全くもって誰にも感情移入が出来ない映画だった。
登場人物が少ないということもあるが、主人公の傍若無人っぷりが半端ない。
映画のなかでも本人が『俺は傲慢だ』などといっているが全くその通り。
そのせいで一緒に逃げてる感じも戦ってる感じも共感出来ない。
かつて人気だったアルマゲドンだって、これが自分の家族だったらと思わされ泣いたものだ。
可愛い気がなく偉そうなこの主人公のせいで、さらに映画への評価は低くなるのだ。

ソーラー・ストライク 感想まとめ

一言で言えばひさしぶりの酷い映画。
こんなに荒くて雑なパニック映画は見たことがあるだろうか。
滅亡系の映画はアメリカのものである。
アルマゲドンにしてもディアフタートゥモローでも周囲の登場人物の設定やエピソードがきちんと描かれていたために、主人公との関係性がはっきりして見やすい。
やはり大きな目でとらえた作品の世界観を大事にした映画だけが生き残るだろう。
最近の映画は技術力にたけている。
そのため、見ている側の目も越えてきているのだ。
いくら大作ではないからといって、このようなものは鑑賞者には通じない。
ある程度の知識と技術は最低限必要であり、観客に対する誠実さを伝えてほしいものである。

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