映画『ソラリス』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「ソラリス」のネタバレあらすじ結末

ソラリスの概要:惑星ソラリスを調査する宇宙ステーションに奇妙な事件が発生。精神科医の主人公は友人の助けに応じて、宇宙へ飛び立つ。そこで起こった奇妙な出来事は、やがて彼を現実から引き離していく。

ソラリスの作品概要

ソラリス

公開日:2002年
上映時間:99分
ジャンル:SF、ラブストーリー、ミステリー
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
キャスト:ジョージ・クルーニー、ナターシャ・マケルホーン、ジェレミー・デイヴィス、ヴィオラ・デイヴィス etc

ソラリスの登場人物(キャスト)

クリス・ケルヴィン(ジョージ・クルーニー)
優秀な精神科医。妻のレイアと子供を堕胎した事で喧嘩し、それがきっかけで最愛の妻を亡くす。過去の過ちを正したいと思っている。
レイア・ケルヴィン(ナターシャ・マケルホーン)
クリスの妻。情緒不安定。クリスの子供を妊娠するも堕胎。それがきっかけで、クリスと喧嘩別れし絶望して自殺。
スノー(ジェレミー・デイヴィス)
宇宙ステーションのクルー。実はソラリスが造り出したもの。人間ではない。
ヘレン・ゴードン(ヴィオラ・デイヴィス)
物理学博士。黒人女性。部屋に閉じ籠っている。惑星ソラリスの経済的可能性を調査していた。確固たる意志を持っている。
ジバリアン(ウルリッヒ・トゥクール)
クリスの友人で博士。クリスに助けを求め、メッセージを送る。自殺で亡くなっている。

ソラリスのネタバレあらすじ

映画『ソラリス』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

ソラリスのあらすじ【起】

精神科医のクリスは仕事に忙殺される日々を送っていた。そんなある日、友人であるジバリアンからメッセージが届く。彼は惑星ソラリスを調査する、宇宙ステーションへ行っていた。
ジバリアンの言う話では、精神科医のクリスなら今起きている事態を解決に導けるらしい。国からの要請もあり、クリスは宇宙へと旅立つ事にした。

自動操縦で1人、宇宙ステーションへ到着したクリス。実験室へ入ると血だらけだった。血痕を辿りつつ様子を探って行くと、ジバリアンの遺体を発見。他にも遺体があった。
中に人気は無いが突然、音楽が鳴り響く。音の方向へ行くと、クルーのスノーがいた。以前とは様子が違い、彼はクリスの名前を度忘れしていた。

事情を聞くとジバリアンは自殺。発見者はスノーだと言う。他のクルーは行方不明。ゴードンはいるらしいが、部屋から一歩も出ず、中へも入れてくれないらしい。
クリスはゴードンを訪ねた。話を聞くがスノーと同じ返答で、大変な疑心暗鬼になっている。彼らは一様に、これが襲うまでは話をしても分からないと言った。

艦内で少年の姿を見つけるクリス。少年はジバリアンの息子らしい。クリスはスノーとゴードンに協力を仰ぐ。そこでなぜか、睡眠時間について伺いを立てられた。

ゴードンは物理学専門で、事件が起きた時も調査をしていた。彼女は今起こっている事を阻止したいと決意を固めている。スノーは地球へ帰る為なら何でもすると話した。
クリスはジバリアンのログを調べ、ドアをロックして眠りについたはずだった。

ソラリスのあらすじ【承】

妻レイアとの夢を見たクリス。目覚めると驚く事に彼女が室内にいた。クリスは平静を装い対応。レイアをポッドへ乗せて、宇宙へ放り出した。訪れたものが何であれ、過去は覆らない。スノーにも同じように客が訪れていたらしいが、今は来なくなったらしい。

妻のレイアは一風変わった女性だった。情緒不安定で、仕事も3カ月以上続かない。少女時代は壁の下にいる少年を妄想して、彼と話をして過ごしたと思い出を語る程だった。

レイアの夢を見る度に現れる謎の存在。クリスはひとまず、現れたレイアと時間を過ごしてみる事にした。彼女に記憶はあるが、それを体験した実感が無いと混乱しているようだった。クリスはレイアに睡眠薬を飲ませ休むように言い、部屋を出た。

部屋に1人残ったレイアは記憶を反芻する。レイアは過去、クリスの子供を妊娠していたが、彼に何も言わず堕胎した。クリスは激怒してしまい、泣き叫ぶレイアを置いて家を出て行ってしまったのだった。レイアは記憶を巡り、自分が死んだ事を思い出す。クリスは喧嘩別れした後、自宅へ帰って彼女の遺体を発見したのだ。

ソラリスのあらすじ【転】

ゴードンとレイアを交えて相談した。消滅させる為の方法を考える。だが、クリスは結果を地球へ持ち帰ると言う。つまり、レイアを消さずに地球へ連れ帰るという事だ。しかし、ゴードンは反対する。もしもこれが、ソラリスの攻撃だとしたら、地球を危険にさらす事になる。これが攻撃だと仮定するなら、自分達を殺すチャンスはいくらでもあった。

そこで、ゴードンはクリスが前日にした事を暴露。レイアは泣き出して退室する。
ゴードンは言う。現れる客は人間ではない。人間の心を鏡のように映し出して、操ろうとしているのだと。故に、感情的になって接してはいけない。今、ここで起きている事は、倫理を越えた出来事なのだ。ゴードンはクリスを叱咤し、どうあってもレイアは地球へ連れて行かないと断言した。

クリスはジバリアンが現れる夢を見た。ジバリアンは、自殺は間違いだったと語る。本当の息子は地球にいる。レイアも本物ではなく、ソラリスの一部。解決法を探そうとすれば、抜け出せなくなる。早く地球へ帰る決断をしろと言った。

目を覚ますとレイアの姿が見えなかった。クリスは彼女を探し、液体酸素を飲んで倒れているレイアを発見。彼女を部屋へ運び、ゴードンとスノーを呼ぶ。レイアは死んでいたが、目の前で蘇生が始まり覚醒した。目を覚ましたレイアは、頭を抱えて苦悩する。

ゴードンはビームを造り出し、自分の客へ照射したと言う。すると、客は消滅し惑星へ戻っていった。だが、クリスは頑としてレイアを消そうとはしなかった。彼は過去を繰り返すばかりではなく、違う道を選ぶ方法があるはずだと言う。彼は過去の過ちを正したかったのだ。

ソラリスのあらすじ【結】

レイアが言う。ソラリスが自分を作った。けれど、交信する事は出来ない。だが、ソラリスは何が起きているかを知っている。故に、レイアとクリスは共通して同じ認識を持たなければならない。レイアが人間ではないという事を。妻は必死に夫を説得。クリスは眠らないよう薬を多用した。

夢なのか現実なのか。彼には最早、分からない。妻の遺体を見つけた時、彼女は破られた詩の1ページを握っていた。そうして、気付いたら眠っていたクリス。目を覚ますとモニターにはレイアの姿が。
彼女はクリスの荷物から、亡き妻の遺書である詩片を発見。それを見た時に、自分は本物ではないと確信した。レイアはゴードンに消滅を頼んだ。そして、彼女は消えた。

ゴードンは宇宙ステーションのAIを起動。そこで、クリスは実験室の天井に血痕を発見。見てみるとスノーの遺体があった。今までいたスノーは、ソラリスが造り出した者だったのだ。スノーは宇宙ステーションが、ソラリスへ引き寄せられている事を話す。このままでは地球への帰還が危うくなる。

脱出準備を進めるゴードンをよそに、クリスは自分が間違っている事をしているような気がして、脱出ポッドには乗らなかった。やがて、宇宙ステーションはソラリスへ吸い込まれる。
ふと、クリスはキッチンに佇み、料理をする手を止めていた。顔を上げると、最愛の妻レイアがいる。涙を浮かべたクリスは、もう死を気にする事はないと言われ、彼女と抱き合った。

力を増したソラリスは宇宙の暗闇で、禍々しくも赤く輝く。

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