映画『スペシャリスト(1994)』あらすじとネタバレ感想

スペシャリスト(1994)の概要:「スペシャリスト」(原題:The Specialist)は、1994年のアメリカ映画。監督は「山猫は眠らない」のルイス・ロッサ。ティム・ストーリー。主演は「ロッキー」。「ランボー」シリーズのシルヴェスター・スタローン。共演には「氷の微笑」、「硝子の塔」のシャロン・ストーン。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」、「サルバドル/遥かなる日々」のジェームズ・ウッズ。「夜の大捜査線」、「砂漠のライオン」のオスカー俳優、ロッド・スタイガーなど。

スペシャリスト あらすじ

スペシャリスト
映画『スペシャリスト(1994)』のあらすじを紹介します。

フロリダ州マイアミ。元CIAの爆破工作員でフリーの爆破請負人のレイ・クイック(シルヴェスター・スタローン)は、電話でメイ(シャロン・ストーン)と名乗る女から、3人の男を爆殺して欲しいと電話で依頼を受ける。彼女は幼い頃、巨大犯罪組織のレオン・ファミリーに両親を殺害され、復讐の機会を伺っていた。レイは自分は殺し屋ではないと一度は断るが、メイの熱意とその魅力的な声に惹かれ単独で調査を開始する。一方、メイも偽名を使って色仕掛けでファミリーのドンであるジョー(ロッド・スタイガー)の息子トマス(エリック・ロバーツ)に近づく。彼女の命懸けの行動を知ったレイは、重い腰を上げ依頼を引き受ける。

卓抜した爆破技術で手下の二人を殺されたファミリーは騒然となるが、相談役と警備担当を兼任するネッド(ジェームス・ウッズ)はプロの仕業と睨む。ネッドもかつてはCIAに所属したレイの元上司であり、任務上の行き過ぎをレイに告発されて懲戒処分になった男だった。彼はジョーを通じて警察の指揮権を手に入れ、大々的な捜査と警備を開始するが、レイは最後の標的であるトマスの息の根を止める。全ての仕事を終えたレイはメイと初めて対面し一夜を共にするが、メイはレイを事件に巻き込んだ罪悪感から姿を消してしまう。息子を殺されて怒り狂うジョーから犯人を捕らえるよう命じられたネッドはメイを拉致し、卑劣な罠でレイを待ち受ける。レイは得意の爆破テクニックで危機を切り抜け、メイを救い出して隠れ家に向かったが、そこはネッドと警官隊に包囲されていた。勝ち誇ったネッドが進入して来た時、レイが隠れ家中に仕掛けていた爆弾が大爆発を起こす。最後の対決を迎えたレイはネッドを倒し、メイと共に無事に脱出した。

スペシャリスト 評価

  • 点数:50点/100点
  • オススメ度:★★☆☆☆
  • ストーリー:★★☆☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★☆☆☆
  • 設定:★★☆☆☆

作品概要

  • 公開日:1994年
  • 上映時間:110分
  • ジャンル:サスペンス、アクション
  • 監督:ルイス・ロッサ
  • キャスト:シルヴェスター・スタローン、シャロン・ストーン、ジェームズ・ウッズ、ロッド・スタイガー etc

スペシャリスト ネタバレ批評

映画『スペシャリスト(1994)』について、感想批評です。※ネタバレあり

シャロン・ストーンがちょっと邪魔

当時の売れっ子だったシャロン・ストーンを使ったのと、マイアミを舞台にしてしまったところがアクション映画として物足りなさを感じるところだろうか。ハードボイルドでありながら軟弱なイメージがして安物感が漂ってしまった。音楽に至っては話にならないほどセンスが悪い。爆破のスペシャリストというのはあまり類を見ないアイデアであり、トリッキーな部分での表現は良いと思うのだが、悲しいかなそれを実行するシーンに緊迫感が足りない。スタローンもどこかキレが悪く、体を張ったアクションが殆ど見られないのも残念である。南国のお洒落なシーンが鼻についてしまうのだが、どうも当時流行ったマイアミ・バイスかなんかの影響だろうか。映画の内容には何の影響も及ぼさないチャラい時代背景が、当時はファッショナブルだと思われて頻繁に使われていたのだろう。このルイス・ロッサという監督のセンスがよく理解出来ない。

映画を撮った背景が見えてこない

スタローンの映画では下位にランクする作品である。まぁ監督のせいなんだろうけど、「山猫は眠らない」と「アナコンダ」でちょこっと有名になったが、ペルーの監督というところも謎であり、作品の経歴を見てみると方向性が一貫してないが、どうもアマゾンが好きらしい。何故スタローンとシャロン・ストーンを使って映画を撮ったのか、その背景もよく解らないが、ハリウッドにおける映画撮影の背景などはよく解らないというのが正直なところだろうか。まぁしかし、これほど役者を生かし切れない監督も希ではないだろうか。「アナコンダ」ではジェニファー・ロペスが被害を被っている。

スペシャリスト 感想まとめ

映画に必要なエッセンスが全然見えてこない。アクション映画にはドキドキハラハラが最も重要なところだと思うのだが、肝心の爆破シーンも派手な割にはそういった緊迫感が薄い。ダラダラとストーリーが進行して行き、ミステリータッチかと思いきやそれほどミステリーでもなく、必然性のないシャロン・ストーンのセクシーな出で立ちがやけに冗長に映ってしまう。笑えるようなジョークもなく、これほどのキャストを使いながらBクラスに仕立ててしまったというお粗末さである。一生懸命撮っているのは解るのだが余裕が感じられないのだ。役者の表情からもどこか現場のぎこちなさが伝わってくる映画である。残念です。

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