『スパイダー』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

2001年のアメリカ映画、日本では2002年に公開。ジェームズ・パターソン著“アレックス・クロス”シリーズ映画化第2弾。監督はリー・タマホリ、出演は「セブン」のモーガン・フリーマン。

あらすじ

スパイダー』のあらすじを紹介します。

カップルが楽しそうに夜の道をドライブしていた、女性は捜査官でおとりとして容疑者に近づいていたのだ。男はダムへと車を走らせていた、その途中で隠しマイクが見つかってしまいおとり捜査は失敗してしまう。車はアレックスの目の前でダムへと転落してしまった。

それから8カ月後アレックスは部下を失ってしまったショックから抜け出すことができずにいた。何気なくテレビを見るとローズ上院議員の娘ミーガンが通っていた学校で誘拐されたとニュースが流れていた、そこへ一本の電話が。電話口からミーガンの声が流れてきた、そして“クロス博士だね”と男の声。そして“俺が死ねば連中は一件落着と思っている、本は閉じられた、だが本は決して閉じられない”どういう意味かと尋ねたがそれには答えず郵便受けに入っているものを持ってローズ家に行けと言って切れてしまった。外に見に行くと赤い靴が入れられていた。

靴を持ってローズ議員の元へ行ったアレックスは担当のFBIと共同捜査をすることになった。ソンジの教員部屋とミーガンの使っていたパソコンを調べていたアレックスは違和感のある写真を調べていて偶然ソンジの部屋のライブ映像を発見、捜査に乗り込んだ。だがそこに彼らはいなかった、変装の為の特殊ゴム・指紋を残さないために手に薄い膜を張る装置、そして学校内の配置図などを見たアレックスは感心して“何年も計画を練っていた、なんという辛抱強さこの努力、あの男はまるでクモだ”

評価

  • 点数:45点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★☆☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2002年5月11日
  • 上映時間:103分
  • ジャンル:サスペンス
  • 監督:リー・タマホリ
  • キャスト:モーガン・フリーマン、モニカ・ポッター、マイケル・ウィンコット、ペネロープ・アン・ミラー、ミカ・ブーレム etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『スパイダー』について、考察・解説します。※ネタバレあり

ソンジの目的

ミーガンをさらったのはソンジという先生でした。本名はマキューシオ・ジョナサン35歳、本人曰く15歳の時に自宅に火をかけて両親を殺したのだそうです。彼の目的はずばり自分の名前を歴史に残す事です、自分の犯罪を有名なアレックスに解決させることで自分に高評価をつけてもらいたいのです。そのために1932年のある事件の模倣をします。それが“本は閉じられた、だが本は決して閉じられない”という言葉がヒントとなっています、その事件とはアメリカの国民的英雄リンドバーグの子どもが誘拐されたというものです。犯人はR・ハウプトマンです、彼は死刑執行をされる際に“彼らは私が死ねば一件落着と思う、本は閉じられたと、だが本はけっして閉じられない”という言葉を残しています。

ソンジはその事件の再現(模倣)が目的です、そのためソンジの部屋を発見するきっかけになった壁の写真もリンドバーグです。ソンジはミーガンを誘拐しましたが親は上院議員なのでリンドバーグほど有名ではありません、なのでさらに有名な人物の子どももさらおうとします。ターゲットは大統領の息子ですが事前にそれを察知したアレックス達に阻止されてしまいます。

まとめ

“アレックス・クロス”シリーズの第2弾の作品ですが1作目の「コレクター」がけっこう面白いので期待して見てみましたが大当たりでした。モーガン・フリーマン演じるアレックス・クロスの圧倒的存在感を十二分に堪能できる内容に最後まで楽しむことができました。アレックスの“この人に任せておけば大丈夫”感は本当にすごいです、人としての魅力にあふれた稀有な人物ですね。最後ジェニーが“また仲間を殺すの”とアレックスに聞いた時“君は仲間じゃない”とばっさり言い切られた時のジェニーのショックを受けた顔が印象的です。

サスペンス初心者の自分には最後のどんでんがえしは本当にびっくりしました。もしこの流れが予測できる人がいたらすごいです。

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