『ストリート・オブ・ファイヤー』あらすじ感想とネタバレ映画批評・評価

ストリート・オブ・ファイヤーの概要:1984年製作のアメリカ映画(原題:Streets of Fire)。キネマ旬報で読者が選ぶ選出でナンバー1に輝いた作品である。ロックとアクションを融合した異色作で根強い人気がある。

ストリート・オブ・ファイヤー

ストリート・オブ・ファイヤー あらすじ

映画『ストリート・オブ・ファイヤー』のあらすじを紹介します。

ロック女性歌手エレン(ダイアン・レイン)はLIVEの最中、複数の男がステージ上に近づき誘拐されてしまう。
流れ者のトム・コーディーは久しぶりの姉からの電話で街に戻ることにした。
そこで元恋人の歌手エレンの誘拐を知ったトムは、彼女のマネージャーのフィッシュと偶然知り合いになった軍隊帰りの女性マッコイと協力し誘拐した暴走族のあじとへと乗り込んでいく。

無事にエレンを救出したトムたち。
しかしエレンを奪われたことに腹を立てたレイヴンはトムに決闘を申し込み、街まで乗り込んでくる。
それを囮にレイヴンを逮捕したい警察は、トムたちに今晩中に街を出ていくように支持する。

しかし警察がレイヴンを捕まえようとしたとき、合図ともに仲間たちが押し寄せる。
警察が観念したその時、トムが現れレイヴンと1対1の対決に。
素手での死闘が繰り広げられた。
この救出劇でトムとエレンの恋心は再燃した。
そして来るラストシーンでは再びLIVE中のエレン。
入口にはトムの姿がある、しかしトムは流れ者として旅にでることを決めていた。
彼女には歌があるが自分には街に滞在する生活は難しいと。

ストリート・オブ・ファイヤー 評価

  • 点数:80点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:1984年
  • 上映時間:94分
  • ジャンル:アクション
  • 監督:ウォルター・ヒル
  • キャスト:マイケル・パレ、ダイアン・レイン、ウィレム・デフォー、リック・モラニス etc

ストリート・オブ・ファイヤー 批評 ※ネタバレ

映画『ストリート・オブ・ファイヤー』について、感想批評です。※ネタバレあり

最高に凡庸で完全なる娯楽作品

悪者がヒロインを誘拐し、元彼氏が助け出すという勧善懲悪映画。
ここまでは非常にありきたりでナンセンスに思えるのだが、この映画はそれだけじゃ終わらない。
冒頭とエンディングにダイアン・レイン演じるエレンのLIVEシーンを非常に格好良く盛り込み、いきなり魅了させるのである。
そうかと思うと3人で救出に向かう途中、ロックファンやら歌手やらが追いかけコントのように人が増えていく面白シーンがあったりと何かと飽きない。
戦闘シーンはウエスト・サイドストーリーを思わせるがごとく、団体で睨み合ってるのに1対1。

考えようによっては吹き出してしまうようなシーンがたくさん散りばめられているのだが、決してくだらなくもなく楽しむことができるのである。
警察とトムのやりとりも見ている側が求めているシーンがそのまま演出されており、スカットする気持ちの良い作品である。
ストーリー構成は凡庸でありありがちなものであるが、エンターテインメント性に優れ最高の娯楽作品に仕上げられている。
30年も前の映画ということで信じがたい人も多いだろうが、見て損はしない映画であると言えるだろう。

とにかく音楽を楽しんで欲しい

サントラに力を入れている作品は数多くあるが、映画を見て思わず欲しくなってしまうというBGMの先駆けではないだろうか。
異例のヒットを飛ばしたというサントラCDは当時大ブームであった。
この映画は音楽無くして語れない。

死後になっている昭和のセリフが満載

時代の象徴、映画字幕のセリフがださすぎて面白かった。
この時代の映画であるからこれが醍醐味であり、そのセリフを見つける楽しみ方もオススメである。
にやっとしてしまうこと必須。

ストリート・オブ・ファイヤー 感想まとめ

2015年からしたら役30年前の映画。
古めかしい感じがするのは当然であり、それは問題ではない。
内容がどうかであるかということであるが、本作は音楽・演出共に楽しむことができる作りとなっており現在でも鑑賞しやすい。

特に冒頭のLIVEシーンなどは鳥肌がたつほど格好が良く、必見である。
今みてもこのような感動があるのだから当時は相当なものであったのかもしれない。
ミュージカル映画や音楽映画が人気の今では、それなりにインスタントなものが多い印象を受けることもあるが当時の映画は1作が非常に大事に評価されている。
他にも掘り出し物の映画があるかもしれないと思うと、数を見ないと勿体無いという衝動に思わず駆られてしまうのである。

Amazon 映画『ストリート・オブ・ファイヤー』の商品を見てみる