映画『好きっていいなよ。(2014)』あらすじネタバレ結末と感想

好きっていいなよ。(2014)の概要:2014年の日本映画。原作は漫画家・葉月かなえの同盟コミックで、学校一モテル男子と過去に虐められた経験のある暗い女子が、お互い本気で恋をして心を開いていくラブストーリー。

好きっていいなよ。 あらすじネタバレ

好きっていいなよ。
映画『好きっていいなよ。(2014)』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

好きっていいなよ。 あらすじ【起・承】

黒沢大和(福士蒼汰)は学校一のモテ男だ。
ある学祭の日、友人の中西がからかった女の子が暗くて嫌われている子だと知る。
彼女の名前は、橘めい(川口春奈)と言った。
二回目に中西が彼女をからかった時、中西ではなく隣にいた大和が回し蹴りをくらった。
「しつこいんだよ」と捨て台詞を吐き捨てて。

その日の放課後、めいの下駄箱には大和のファンから苦情の手紙が山ほど入っていた。
朝のことで彼女を気に入った大和は、下駄箱で素直に中西がしたことを謝る。
そして嫌がるめいに電話番号を書いた紙を渡した。
友達のいないめいの携帯の電話帳には、親の電話番号だけだった。

大和から電話番号を受け取った後、もちろん電話などしないめい。
しかし、あるパン屋のバイトからの帰り道。
良く店に来る男性客に待ち伏せされていることに気がついた。
急いで近くの本屋に逃げ込むも、男は変える様子も無く待っている。
怖くなっためいは母親に電話をするがそんな時に限って留守電。
困っているふと大和の電話番号を見つける。
思いきってかけてみると繋がった。
そして急いで迎えに来てくれた。

事情を聴いた大和はめいを連れて店を出る。
そして男の視線を確認すると、彼氏の振りをするためにめいにキスをした。
大和を見直しためいは心を開き始める。
帰宅途中、何故人を避けるのかめいに聞いた大和。
めいは小学校の時、友人に裏切れたことがあるからと言った。
そのため、めいは1人でいることに決めたのだという。
しかし今日大和が来てくれたことで揺れ始めていた。

毎日少しずつ距離が近づいていくめいと大和。
しかし大和にはファンが多く、敵も作っていった。
彼の取り巻きや友人にあること無い事吹き込まれるめいだったが、大和に惹かれていき強くなろうと決意する。

好きっていいなよ。 あらすじ【転・結】

いつも明るく振る舞う大和にも秘密があった。
小学校の時、虐めにあった親友を裏切り転校させてしまったことである。
そんな心の傷を抱えている大和をまた、人間らしいと好きになるめい。

新学期。
新入生に金髪で一際派手な1年が入って来た。
その彼こそが実は大和が裏切った親友・海だったのだ。
大和は海に昔のことを謝罪した、しかし海は大和のことは怒ってないと言う。
大和は虐めをしていた張本人達に復讐しようと、1年留年までして体を鍛えていた。

ある日大和の彼女がめいであることを知った海は、彼女に興味を持った。
そしてお互い虐められていた者同士、大和といるより合うのでは?と問う。
しかしめいは違うと答えた。
仕返しはいじめっ子と同じ事をしているだけだと。
この言葉で我に返った海は仕返しをやめ、めいに好意を持ち始める。
何かと性格が似ている2人だったが、恋では無かった。

スタイルの良い大和はスカウトされ、1日だけモデルの仕事をすることに。
その様子を見に来ないかと誘われためい達は、プロの世界を垣間見る。
モデル達にひけを取らない大和を尊敬しつつも、寂しさを感じるめい。
翌日、モデルを続けたそうな大和に「良い考えなのではないか」と言ってしまう。
本当は心配で仕方ないくせに。

人気モデルとのスキャンダルの噂が出た大和に、不安を感じずにはいられないめい。
2人の距離はぎくしゃくし始めた。
そこにめいを好きな海と楽しそうに話す姿を見て、嫉妬にかられる大和。
この先のことを考え始めるめいだったが、やはりこのままではいけないと思い直す。
そして不安であることを素直に伝え、大和にキスをした。
何が1番大事なのか気がついた大和は、モデルを辞め普通の高校生としてめいと幸せな生活を送るのだった。

好きっていいなよ。 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2014年
  • 上映時間:102分
  • ジャンル:ラブストーリー
  • 監督:日向朝子
  • キャスト:川口春奈、福士蒼汰、市川知宏、足立梨花 etc

好きっていいなよ。 批評・レビュー

映画『好きっていいなよ。(2014)』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

福士蒼汰が思っていたよりも良い

最近人気のイケメン若手俳優代表と言えば福士蒼汰である。
名前だけ聞くと「実力の無い顔だけの人」というイメージが強い人もいるのではなかろうか?
特に原作が人気少女漫画とくると尚更である。

しかし本作品ではそんなことは全くない。
意外にも漫画を読んでいなくてもはまり役であったと言えてしまうほど似合っている。
特にモテ男で中身の無さそうな最初のシーンから、めいに好意を持ち自分の過去をさらけだしはじめるあたりは彼の本気度が増してきてぐっとくる。
子犬のような愛らしい笑顔かと思いきや、真剣な人間味溢れる演技も出来るのかと関心した作品である。

めいのこだわりの薄さ

ヒロイン・めいは昔友人に裏切られていたことで、人間不信に陥っている。
だから今まで携帯も誰にも教えず、人との距離を十分すぎるほどとってきたわけである。
しかし大和がめいに興味を持ち番号を強引に教えられたおかげで、ストーカーから守ってもらうことが出来た。
この直後、大和はめいにキスをする。
もちろんストーカーに彼氏だと思わせるためではあるが、めいにはファーストキスだった。

これでめいの心は一気に大和を受け入れ始める。
今思うと恋をしてしまっているのかもしれないが、小学校から何年も守ってきたこだわりをそんなあっさり解いてしまえるものだろうか。
もう少しだけ、大和にツンツンするシーンが多かった方が後の恋愛展開になっていくのを楽しめたような気がする。

最後のキスシーンの突然さ

思いがすれ違っていき関係が終わってしまうのかと心配させられるところで、めいは自分の本当の気持ちを大和に伝えに行く。

そこでこの映画のメインシーン。
いきなり自分からネクタイを引っ張って、めいからキスをするのである。
ここが突然すぎて見ていて恥ずかしい。
自分から中々してくれないエピソードが劇中に盛り込まれていればそんなことも無いが、突然来たため心の準備のしようもない。
もう少し伏線をはってくれていればこのシーンを大事に出来たのにと残念である。
ただの少女趣味のオチという印象で終わってしまった。

好きっていいなよ。 感想まとめ

原作は少女漫画、出ている俳優陣もトレンディ。
しっかりみたい映画ファンには、全く用無しだと思わされるようなエピソード多数ありそうな臭いがプンプンしている。
だがしかし意外にもドラマ的に完成されている。
作品としては流れも構成も良く出来ていて、ただの学園恋愛映画の域は超えている。
そのため大人でも漫画に興味が無い人でも、それなりには楽しめる筈である。
漫画の実写化が流行っている昨今では、差別化を図らないと人気は出ないがこの作品は成功している。

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