映画『サンシャイン・クリーニング』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「サンシャイン・クリーニング」のネタバレあらすじ結末

サンシャイン・クリーニングの概要:2006年公開の人気映画「リトル・ミス・サンシャイン」の制作スタッフが再びタッグを組んだ、ヒューマンドラマ。負け組一家が手を取り合って立ち上げたのは、事件現場を清掃するバイオハザード・クリーニング業だった。

サンシャイン・クリーニングの作品概要

サンシャイン・クリーニング

公開日:2008年
上映時間:92分
ジャンル:ヒューマンドラマ、コメディ
監督:クリスティン・ジェフズ
キャスト:エイミー・アダムス、エミリー・ブラント、ジェイソン・スペヴァック、メアリー・リン・ライスカブ etc

サンシャイン・クリーニングの登場人物(キャスト)

ローズ・ローコウスキ(エイミー・アダムス)
30代のシングルマザー。恋人は既婚者で、息子のオスカーは私生児。特技はチアリーディング。鏡に前向きな言葉を貼り、毎日それを見て自分を励ましている。
ノラ・ローコウスキ(エミリー・ブラント)
ローズの妹。だらしなく、バイトもすぐクビになってしまう為、実家で父の世話になっている。何でも適当だが、気は優しく、困っている人を放っておけない。
ジョー・ローコウスキ(アラン・アーキン)
ローズとノラの父。コーン菓子を売り歩いている。学校では問題児の孫・オスカーを高く評価し、行商に連れ歩いて計算や商売についてレクチャーしている。儲け話に手を出し失敗する事も多いが、楽天的で面倒見が良い。
ウィンストン(クリストン・コリンズ・ジュニア)
清掃用品店の店主。片腕が無いが、趣味はラジコンづくり。物静かで落ち着いているが、懐が広く、ローズとノラを親切に助ける。子供が好き。

サンシャイン・クリーニングのネタバレあらすじ

映画『サンシャイン・クリーニング』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

サンシャイン・クリーニングのあらすじ【起】

高校時代、チアリーディング部の花形で、アメフト部の人気者と付き合っていたローズ・ローコウスキは、女子生徒達のトップにいた。しかし30代となった今は、すっかり負け犬じみた生活が板についている。仕事はセレブの家に通う、ハウスクリーニング。シングルマザーで、息子のオスカーは落ち着きのない問題児だ。子供の父親マックは、同級生ヘザーの夫。いい歳をした妹のノラは、高齢の父親に面倒を見てもらっているパラサイトシングル。

自分は強い、自分はパワフルと言い聞かせ、日々の生活を送るローズ。しかし、オスカーの問題行動が収まらず、ついに特別学級のある私立への転校が必要になってしまう。金が必要だ。警官のマックが、ローズに稼ぎの良い仕事を紹介した。人が死んだ現場の清掃、バイオハザード・クリーニングだ。マックは、捜査に当たった自殺現場の店が、クリーニングのせいで多額の支払いをしなければならないと聞いたのだ。

ローズは、息子を父のジョーに預け、しぶるノラを連れて依頼主の元へ向かう。ノラは、飲食店のバイトをクビになったばかりだった。初仕事は、妻が夫を撃ったアパートの一室だ。ベテランだと嘘をつき、必死で血濡れのバスルームを清掃する二人。報酬は500ドルだった。思わぬ高額報酬に、ローズはやる気になってくる。

サンシャイン・クリーニングのあらすじ【承】

二件目の依頼は、ゴミ屋敷と化した故人の私物を、すべて廃棄する事だった。あまりの悪臭に、シャツで顔を覆う。特に故人が倒れていたマットレスは、吐き気を催すほどだ。悪態をつき合いながら、マットレスをゴミ捨て場に運び、家財を捨てていく二人。ノラは故人のIDカードと娘の写真を見つけるが、ローズは興味を示してくれず、こっそりと持ち帰る。

バイオハザード・クリーニングには、ハウスクリーニングには無い専門的な道具が必要だった。専門店に買い出しへ行くローズとノラ。そこで偶然居合わせた客が、最近清掃業を始めた素人が、違法にゴミを廃棄して500ドルも請求していると怒っている。店主のウィンストンは物陰に隠れる姉妹を見つめ、親切にもバイオハザード・クリーニングのマニュアルを貸してやるのだった。

次に用意したのは、専用の車だ。廃棄物を載せる為、広いスペースのあるバンが必要だった。ジョーの手引きで、なけなしの現金をはたいて中古のバンを買う。会社名はサンシャイン・クリーニングだ。こんな仕事でも、明るい気持ちを失いたくないという願いで名付けた。オスカーが描いた太陽の絵も添えて、ショップカードや車のステッカーを作る。

事業が順調に進む一方、ノラは二件目の現場で見つけた写真の女性を探し出していた。同年代で、献血所で働いているリンだ。ノラはなかなか真実を告げられず、偶然の出会いを装ったまま、二人の距離は近づいていく。自らも幼い頃に母を亡くしていたノラは、同じく母親を失ったリンと、彼女と母親にどんな事情があったにせよ、わかり合えるのではないかと感じていた。

サンシャイン・クリーニングのあらすじ【転】

ウィンストンの勧めで、清掃に必要なセミナーへ参加するローズ。ニュースで死亡事故を知れば、すぐさま駆けつけて契約だ。その一方、恋人のマックとの関係はどんどん悪くなっていた。妻のヘザーが妊娠したと知り、なぜ彼女を選んだのかと聞いてしまう。お互い悪い空気を取り払おうと誤魔化し合うが、すれ違いは続き、ローズはマックに別れを告げる。

ノラもまた、リンとの関係がおかしくなっていた。ノラはリンを連れ出し、母の思い出や、自殺だった事を打ち明ける。そして、とっておきの場所でスリルを分かち合おうと誘うが、リンはついてこなかった。彼女は、酒やハイになる行動を恐れているのだ。リンの母は、アルコール中毒だった。後日、リンとの出会いが偶然では無かった事を伝えると、リンは怒り、ノラとの縁を切ってしまう。

それでもサンシャイン・クリーニングは地道な宣伝活動を続け、ついに大手の保険会社から依頼が来るまでになった。しかし、その大事な初仕事の日、ローズには先約が入っていた。高校の同級生が開くベビー・シャワーで、以前ハウスクリーニングに行った先が彼女の家だった。高校時代は格下に見ていた友人が、今は豪邸に暮らすマダムとなり、ローズが目指していた不動産業の大企業勤めになっていた。

そして、ローズが旧友たちにバイオハザード・クリーニングのやりがいを語り、精一杯の強がりで「人の人生を助けている」と話している頃、ノラは依頼主の家を燃やしてしまっていた。ローズがベビー・シャワーに行くと言い張り、先に一人で作業にあたっていたのだが、猫に気を取られている間にロウソクを倒してしまったのだ。合流したローズは、炎上する家を見て、怒り狂った。保険を使っても、弁償しきれない。サンシャイン・クリーニングはおしまいだ。

サンシャイン・クリーニングのあらすじ【結】

姉妹の仲は、険悪になっていた。それでも、オスカーの誕生日には集まり、父と、ウィンストンとでお祝いをする。おめでたい席をきっかけに、ローズとノラは心のわだかまりをぶつけ合い、二人の仲は元通りだ。ノラは、旅用にバンを欲しがった。しかし、借金返済の為にはバンも売らなければならない。ローズは、またハウスクリーニングのバイトをするしかなかった。

誕生日会の晩、偶然つけたTVで母を見つけたローズ。生前、母が唯一出演した古いTV映画だ。幼かった姉妹はこの放送を見た事が無く、TVで似たようなシーンが流れる度に目で追っていたノラ。ノラにとっては母の思い出がほとんどなく、自殺した日だけが鮮明に記憶に残り、あとはタバコの吸い殻程度しか入っていない思い出箱があるのみだった。ローズは、急いでノラに電話をかける。ノラも、母の笑顔と一言だけのセリフをしっかりと噛みしめた。ローズは、一人バンに乗り込んで、内蔵されている無線で天国の母に語りかけた。

ほどなくして、ローズはバイトを再開させた。ある日、バイト先から戻ったローズを、大荷物のジョーが待っていた。家を売ってしまったから、しばらく置いて欲しいという。孫の誕生日に高額なプレゼントをねだられ、エビの転売に手を出し失敗したジョー。そのツケを払ったのかと、ローズは心配するが、そうではなかった。新しい事業に投資したのだ。新事業の名は、「ローコウスキ・クリーニング」。パートナーはローズ。投資先は、きれいな水色のバンだった。

ローズの指導の元、完全防備で悪臭のする現場に乗り込むジョー。ノラは、旅に出た。火事を起こした現場で拾った猫が相棒だ。オスカーは、新しい学校でうまくやっていた。腕には、叔母のノラから誕生日に贈られた、最高にクールな「私生児」のタトゥーシールが輝いている。

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