映画『シュアリー・サムデイ』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「シュアリー・サムデイ」のネタバレあらすじ結末

シュアリー・サムデイの概要:高校3年。幼馴染でもある5人の少年は文化祭復活を唱え、学校を占拠し誤って爆破してしまう。3年後、バラバラになった仲間達は1人の女性を追うために再び集結。彼女が関わる重大な事件へと巻き込まれていく。小栗旬初監督作品。

シュアリー・サムデイの作品概要

シュアリー・サムデイ

製作年:2010年
上映時間:122分
ジャンル:ヒューマンドラマ、サスペンス、青春、コメディ
監督:小栗旬
キャスト:小出恵介、勝地涼、綾野剛、鈴木亮平 etc

シュアリー・サムデイの登場人物(キャスト)

喜志巧(小出恵介)
シングルファザーの家庭で育ち、父親はかつて刑事だった。10年前に麻薬取引の現場に居合わせ、その時に出会った美沙と結婚の約束をしたことがある。爆破事件後は全てを諦めたようにやる気を無くし、淡々とした生活を送っている。バンドではボーカル担当。
真鍋京平(勝地涼)
脱童貞を目指しているも、未だに抜け出せない。現在は大学生。雰囲気がチャラく、口数がとにかく多い。単純でいつもハイテンション。バンドではギター担当。
後藤和生(鈴木亮平)
妹の病気の治療費を稼ぐためにヤクザとなる。体格が良く、バンドではドラムを担当。妹思いの優しい性格。
北村雄喜(ムロツヨシ)
爆弾を作るほどの秀才。事件後は一切、身を隠してしまう。オタクで繊細な心を持つ。特技は機械いじり。バンドではベース担当。
岩崎秀人(綾野剛)
路上ミュージシャンを師と仰ぎ、音楽の道を目指そうと心を決める。数秒見つめるだけで、100%女性を虜にしてしまう特技を持った高身長のイケメン。裕福な家庭に育ち、次期社長となるはずだった。バンドではギター担当。
葉月美沙(小西真奈美)
ヤクザの組長、飯島の女だった。出所後は路上ミュージシャンと幸せな時を過ごすも、飯島に拉致され恋人を殺されてしまう。可愛らしく美人。巧の初恋の相手。飯島に復讐しようとしている。
飯島 / 亀頭(整形前:遠藤憲一 / 整形後:吉田鋼太郎)
ヤクザの組長。美沙を使い、組織の金でマネーロンダリングをしようとするも失敗。組織の制裁を逃れるために海外へ逃亡し、全身整形を行う。帰国後は再び組長へと就任し、亀頭と名乗っている。非常に冷酷で支配欲の強い人物。

シュアリー・サムデイのネタバレあらすじ

映画『シュアリー・サムデイ』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

シュアリー・サムデイのあらすじ【起】

高校3年生。喜志巧、真鍋京平、後藤和生、北村雄喜、岩崎秀人は文化祭復活のデモを行い、学校を占拠。誤って爆弾を爆破してしまうという大事件を起こしてしまう。

3年後、事件の責任を問われ高校を中退させられた5人は、それぞれの人生を歩んでいた。事件のせいで刑事だった父親を退職させてしまった巧は、退職後にバーを経営する父親の手伝いをして過ごし、京平は童貞のまま大検を受けて奇跡的に合格し、大学生活を謳歌。和生は病気になった妹の治療費を稼ぐため、ヤクザへと身を落としていた。

ある日、巧と暇に飽いた京平が街を歩いていると、飛び出して来た女に車を奪われる和生と遭遇。車には彼が所属するヤクザの組の金3億円が積まれており、女はその金と共に逃走してしまう。和生は責任を問われて組長の亀頭に追われる羽目となり、巧が手伝いをするバーへと逃げて来る。

和生を匿ったことにより、亀頭に乗り込まれたバーは滅茶苦茶にされ、巧の父親に叱られてしまう3人。巧はいよいよ、気持ちを改めることとし、かつての仲間を集めて金を盗んだ女を探すことにするのだった。

裕福な家庭に育ち、将来は次期社長となるはずだった秀人は事件後に家を追い出され、歌手になるため、路上ミュージシャンをしていた。早速、彼を仲間に引き入れる。

シュアリー・サムデイのあらすじ【承】

金を盗んだ女、葉月美沙は10年前、ヤクザの女で風俗嬢だった。麻薬取引の幇助をしたとして逮捕された際、小学生だった巧が関わったことで組長の飯島を逃がしてしまい、父親に酷く叱られたことがある。このことで、巧の中に彼女の存在が記憶に深く刻まれる。

3年前、路上ミュージシャンに憧れを抱いた5人は、バンドを組んで文化祭にて女子の心を掴もうとしていた。その時、出会った路上ミュージシャンを師と仰いだ秀人は、音楽の道を目指そうと心に決める。そして当時、師匠が付き合っていた女が葉月美沙だった。

しかし、その年から文化祭が廃止となり、抵抗の意を表して学校を占拠。爆破事件へと繋がるのである。秀人は事件の後、師匠がいつもいた場所へ何度も足を運んだが、師匠とその恋人である美沙は忽然と姿を消してしまうのであった。

秀人はその後、雄喜の父親が務めていた銀行に美沙が入って行くのを目撃している。何か関係があるのかもしれないと、4人は3年振りに雄喜の自宅を訪ねた。

雄喜は事件後、自宅の部屋へと引き籠り一歩も外へ出て来ない。事件後に父親が急死したことを自分のせいだと思っているらしい。母親曰く、父親の死は息子の事件とは関係ないと言う。元々オタク気質でもある雄喜は京平の呼びかけには応えない。4人は諦めて別の方向から美沙の行方を探ることにした。

シュアリー・サムデイのあらすじ【転】

路上ミュージシャンが演奏していた場所にいる浮浪者から話を聞き、秀人の師匠の自宅を探り当てた4人。中は無人で師匠は3年前に亡くなっていた。それも、巧達が爆破事件を起こした日が命日だった。

それなら墓にいるかもしれないと、イチかバチかで向かった墓地。果たしてそこには、美沙がいた。巧達は彼女から3億円を奪うに至った経緯を聞く。

美沙は10年前、飯島に裏切られた後に逮捕され刑務所で6年過ごした。出所したのは3年前。行く宛てもなく彷徨っていた彼女は、夜の街で路上ミュージシャンと出会う。彼の言葉に心を打たれた彼女は路上ミュージシャンと恋人関係になり、穏やかな時を過ごした。しかし、爆破事件があったあの日。奇しくも路上ミュージシャンがプロデューサーと会うはずだった日。飯島の襲来により、2人は拉致されてしまうのである。

美沙は愛する人を逃がすために飯島の元へと戻ったが、結局それは無駄骨となる。組のマネーロンダリングの役目を担わされた美沙。雄喜の父親が支店長を務める銀行へ向かうも、支店長は飯島の申し出を断り、マネーロンダリングの全貌を明かし責任を取って自殺を図ったと言う。

雄喜の父親のせいで飯島は組織から狙われることになり、彼は海外へ逃亡。美沙は奴へ復讐するために行方を探したが、見つけられなかった。
そこへ、亀頭が姿を現す。美沙が3億円を強奪した主は海外で全身整形をし、姿を変えた飯島だった。

シュアリー・サムデイのあらすじ【結】

美沙を連行した亀頭は、部下に秘密を知った巧達を消すように命令。しかし、隙を突いて巧が亀頭を攻撃し美沙と3億円を奪い、車で逃走を開始する。
ヤクザに追われることになった4人は、たまたま車に忍び込んでいた浮浪者と美沙の服を交換。彼女に3億円を託し、自分達は美沙の服を着た浮浪者を連れて囮となった。

だが、逃走は上手く行かず、抵抗するも噴水広場にて亀頭に追い詰められてしまう。和生は銃弾で負傷し、京平は暴力で脅され情けなくも命乞いをするのだった。
期日を設けられ、金と美沙を引き渡すよう言い放った亀頭が去って行く。

失意の元、巧の父親が営むバーへ戻った4人。全ては3年前の爆破事件がきっかけとなっている。それも、本物の爆薬を仕込むよう希望したのは京平だった。彼は自分を責めて死んだ方がマシだと言い募る。だが、巧は彼を強く勇気づける。きっかけは何であれ、事を起こしたのは自分達だからだ。責任は全員にあるのだった。

雄喜の父親が務めていた銀行へ強盗に入る計画を立てた巧達。その夜はそれぞれに心残りを解消しに向かう。秀人は師匠へ手向けをし、和生は病床の妹の顔を見に行き、京平は引き籠りの雄喜へ詳細を説明しに行った。残った巧はというと、いつもと変わらない夜を過ごすのである。

翌朝、計画開始前。最後にやり残したことをやろうと言う話になり、路上ライブをすることになる。ぎりぎりのタイミングで雄喜が現れ仲間に加わった。
奏でる曲は路上ミュージシャンが残した遺作で、タイトルはシュアリー・サムデイ。“いつかきっと”という意味だった。

大盛り上がりで終わった路上ライブからそのまま仮面を被り、銀行へ乗り込んだ5人。しかし、銀行内にはすでに警察が突入し、亀頭を逮捕中だった。何とも気まずい雰囲気の中、雄喜の傑作である煙玉を投げつけ、逃げ出すことに成功。
実は昨夜、美沙が巧の父親に飯島の悪行の証拠を全て託していたのである。元刑事の父親はかつての部下にそれらを渡し、飯島でもある亀頭の逮捕へと至ったのであった。

その後、美沙が姿を消そうとしていると聞いた巧は、急いで空港へ向かうが、彼女には優しくフラれてしまう。
密かに彼の後を追って来た仲間達は、巧の惨敗を笑い5人ははしゃぎながら帰路へと就くのだった。

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