映画『そんな彼なら捨てちゃえば?』あらすじネタバレ結末と感想

そんな彼なら捨てちゃえば?の概要:2009年公開のアメリカ映画。男性に理想を追い求めるも、情熱だけは一丁前のジジの恋をテーマに、偶然が重なり絡み合う男女8人の複雑な恋愛模様をコメディタッチに綴るラブストーリー。

そんな彼なら捨てちゃえば? あらすじネタバレ

そんな彼なら捨てちゃえば?
映画『そんな彼なら捨てちゃえば?』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

そんな彼なら捨てちゃえば? あらすじ【起・承】

ジジは友人のジャニーンから紹介された、不動産会社のコナーとデートをする。
男性に免疫の無いジジは、男女の質疑応答の模範解答を頭に入れながらコナーと楽しい食事をした。
電話番号を聞かれ、「またかける」と言われて別れるも、待てど暮らせど連絡は無い。
素直なジジは「きっと忙しいのかもしれない」と、毎日彼からの連絡を待っていた。

あまりに連絡が無いため、コナーが良く訪れるというバーに行ってみた。
バーテンで店長のアレックスは、コナーの友人である。
コナーの名前を出してみると、「今日、彼は来ない」と言われた。
待ち合わせでもないのに店にいることを不審がるアレックスに、思わず子供じみた嘘をついたジジ。
何となく事情を察したアレックスは、ジジの恋の相談にのることに。
しかし現実派で冷たいアレックスは、ジジに「興味が無いから電話をかけないに決まっている」と突き放した。

コナーには片思い中の女性がいた。
アンナといい、歌手志望の美しい女性だった。
二人は気が合い、友達以上恋人未満という曖昧な関係を続けている。

ある日、アンナはスーパーでベンという男性と知り合う。
駐車場で話し込むと、ベンの知り合いに音楽関係者がいるのでアンナを紹介してあげると言われる。
その気になったアンナは連絡先を交換したいと言い出すが、結婚しているベンは躊躇しアンナの連絡先だけをもらうことにする。
ベンはジャニーンの夫である。

ベンの友人ニールには同棲して長い彼女・ベスがいる。
ベスはニールとの結婚を希望しているが、彼女を愛しているものの結婚には前向きになれないニール。
そんな彼との関係に苛立ちを感じ始めているベスだった。

そんな彼なら捨てちゃえば? あらすじ【転・結】

冷たいことを言われ突き放すアレックスだったが、意見は誠実で仕事もきちんとする姿勢にジジは惹かれていく。
バーで何度も合い、会話を続けていくうちに「もしかしたら彼も自分に興味があるのではないか?」といつもの悪い癖が出てしまう。
そのことを否定しジジを傷つけるアレックス。
ジジはこれ以降アレックスには勿論、デートした男性にも執着しないことにする。

バーに来なくなり、留守電を入れても返事が無いジジの様子が次第に気になり始めるアレックス。
仕事も手につかず、スタッフからも文句を言われる。
そして自分がジジに惹かれているのでは無いかと気がついた。
頭では分かっているが気持ちを落ち着ける事が出来ないアレックスは、ジジに会いに行く。
こんなことは初めてだった。
怒るジジにアレックスは謝り、愛を告げた。
二人は上手くいった。

ベンはアンナが気になり連絡をとってしまう。
本当に彼女が歌手になることを応援していた彼は、業界人に紹介し彼女は自分の思った未来を手に入れ始める。
会う度に惹かれるベンは、アンナと一線を越えてしまった。
何となく夫の行動を怪しむジャニーンは、彼の浮気を確信しオフィスまで会いに行くことに。
そこにはアンナ来ていて、ベンは急いでアンナを隠す。
ジャニーンとのやり取りを聞いていたアンナは、彼女が帰った後、優柔不断なベンに飽き飽きし帰ってしまう。
ベンが家に帰った時、ジャニーンは出て行った後だった。

傷心したアンナは思ってくれるコナーを受け入れ始める。
コナーは不動産屋の仕事柄、見つけた家にアンナを連れて行く。
そこでプロポーズをした。
しかしアンナは断ってしまう。
二人の関係は友人に戻ろうという結論に終わった。

父親が急に倒れ、家に戻るベス。
ニールとも結婚のことでぎくしゃくしていたし、都合が良かった。
複雑な家庭環境のベスは、家事一切、介護もしない家族達に頭にきながらも懸命に家のことをする。

ある日台所に行くとニールがいる。
無理をして抱え込んでいないか心配して見に来てくれたのだった。
家事を手伝ってくれ、精神的な支えになってくれるニールに「結婚しなくても良いから一緒にいたい」と告げる。

数日後、元のように同棲し仲良く暮らしている二人。
ボロボロのニールのズボンを捨てようとした時、ニールが「捨てるならポケットを見てから」とベスに言う。
ポケットを確認したベスは指輪を見つけた。
ニールは言う。
「結婚しよう」と。

そんな彼なら捨てちゃえば? 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2009年
  • 上映時間:130分
  • ジャンル:ラブストーリー、コメディ
  • 監督:ケン・クワピス
  • キャスト:ベン・アフレック、ジェニファー・アニストン、ドリュー・バリモア、ジェニファー・コネリー etc

そんな彼なら捨てちゃえば? 批評・レビュー

映画『そんな彼なら捨てちゃえば?』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

女性ウケを狙った作風

この手の作品は多い。
色々な人物にスポットを当て、群像劇スタイルに仕上げる恋愛ドラマだ。
1組だけを長く見せるよりも楽しめて効果的だ。
何より、女性の観客はこのような映画を好む傾向にあるだろう。
色々なタイプの女性を描くことで、誰かには共感出来るからだ。
作り方としては面白く、王道的な作品である。

わかりにくい演出が多い

群像劇はわかりやすさが大事。
たくさんの登場人物が出ているため、場面の切り替えについていくのが最初は大変だからだ。
しかし本作品はその辺の演出が上手くなく、開始45分くらいの1番把握しなければいけないシーンがゴチャゴチャしていてわかりににくい。
そのため最初でダウンしてしまいそうな箇所がいくつかあった。
ラブストーリーは真剣に見入るというよりは、癒されたくて見る人が多い。
要点をつかんだわかりやすい構成を求める。

キャスティングミス

群像劇は顔を見て誰だかすぐわかるくらい、容姿の違う人を集めてほしい。
本作品に登場する俳優は、超有名俳優はいない。
そして男性俳優に関しては雰囲気さえ似ている。
最初は誰が誰なのか、名前もわかりにくいのであまり作り方が上手では無いと感じた。
も少しメジャーなキャスティングかキャラクターの違う人を入れるべきだったのでは無いだろうか。

こざっぱりとしたラスト

散々グチャグチャした割には、あっさりと終わるラストシーン。
観客はラストを期待しているというよりは、そこに繋がるハッピー感を求めている。
どのように心が動き、まとまるかということだ。
その辺の心理状態をもう少し組んでほしかった。

そんな彼なら捨てちゃえば? 感想まとめ

恋愛群像劇はいつの時代も人気がある。
飽きないし、たくさんのカップルが出てくるから自分に似ているスタイルの人間が1人くらいいたりするものだからかもしれない。

しかし本作においてはぐっとのめり込むというよりは、あくまで第三者的に見守る作り方となっている。
それが良いという人も悪いという人もいるであろう。
個人的には「ラブ・アクチュアリー」のような可愛らしい群像劇を好むため、少々残念な作品であったが普通には楽しめる。

Amazon 映画『そんな彼なら捨てちゃえば?』の商品を見てみる