『謝罪の王様』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

監督水田伸生、脚本宮藤官九郎、主演阿部サダヲによるコメディ映画。謝罪師である黒島を主人公に、彼の謝罪で事件を解決していく姿を描いていく。興行収入21億円の大ヒット映画。

あらすじ

謝罪の王様』のあらすじを紹介します。

東京謝罪センター所長の黒島(阿部サダヲ)は、謝罪師として世界中のトラブルを解決する凄腕である。

至宝弁護士を目指す帰国子女の倉持(井上真央)はヤクザの車と追突事故を起こしてしまい、示談金400万円を請求されてしまう。払えないと風俗嬢にされてしまう!困った倉持は黒島に依頼し、ヤクザから許しを得る。以後、倉持は黒島の助手として行動を共にする。

次の事件は、下着メーカーの社員・沼田(岡田将生)によるセクハラの謝罪だ。酔っ払って共同プロジェクトの担当者・宇部(尾野真千子)にセクハラを働いた沼田だが、誠意のこもった謝罪をセず、宇部の怒りを買って仕事を外され、さらに訴えられてしまう。しかし、黒島は見事にトラブルを解決してしまうのだ。
こんな感じでどんどん事件を解決していく黒島は、謝罪の極意に近づいていく……。

評価

  • 点数:20点/100点
  • オススメ度:★☆☆☆☆
  • ストーリー:★☆☆☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★☆☆☆☆

作品概要

  • 公開日:2013年9月28日
  • 上映時間:128分
  • ジャンル:コメディ
  • 監督:水田伸生
  • キャスト:阿部サダヲ、井上真央、竹野内豊、岡田将生、尾野真千子 etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『謝罪の王様』について、考察・解説します。※ネタバレあり

悪ふざけが行き過ぎている

阿部サダヲの悪ふざけを延々と観せられ続ける映画です。誰が得するんだ!予告編のサムさも半端じゃなかったんですよ。これから感動作を見るぞーと意気込んで劇場に足を運ぶと、本作のサムい予告編が……。思い出したくもありません。

物語はオムニバス形式になっていて、様々なケースで阿部サダヲが活躍する!というスタイルで物語は進行していきます。本作の最大の欠点は、謝罪が物語と全く関係ないこと!阿部サダヲが謝罪するのは最初のうちだけで、後はヨイショ芸ですよ。

例えば、バカな帰国子女のステレオタイプとして登場する井上真央がヤクザに仕留められそうになった時、阿部サダヲはヤクザに媚びまくるわけです。結局ヤクザは許してくれるけど、それは阿部サダヲの媚びが理由であって、謝罪は関係ないんですよ。媚びとヨイショは謝罪じゃねえから!謝罪と土下座なめんなよ!

この話はオムニバスの2つ目あたりで用意しておくべきなんですよ。最初に阿部サダヲがある事件を謝罪だけで一件落着させる。2つ目でこの話が出てきて、謝罪してもヤクザは許してくれない。阿部サダヲは半殺しにされて、井上真央は風俗嬢にされる。阿部サダヲは自らの謝罪の力不足を嘆き、ヤクザへ復讐するために謝罪の腕を磨いて、ついにヤクザに許してもらう!そして井上真央も開放され、ヤクザが勝手に進めた縁談で二人が結婚するというギャグでオチ!こうでもしないと、謝罪をメインに持ってくる意味が無いじゃん!映画が始まった時点で阿部サダヲは無敵の謝罪術を持っている(意味ないけど)んじゃあ、彼が成長できないじゃん!バカヤロウ!クドカン信者にも低評価を受ける本作を観る時間があったらあまちゃんでも見てろ!

まとめ

クドカンと阿部サダヲがコンビを組むとだいたいこんな感じになりますね。いい加減鬱陶しいんでやめて欲しいんですが、大人計画の看板タレントですから、今後もこんな感じの悪ふざけが続くんでしょう。面白ければいいんだけど、クドカンの周辺とファンだけが面白がっている気持ち悪さがなんとも言えないですね。松本人志の『大日本人』が公開された時の状況が延々につづいているような状態ですよ。吐き気!

クドカンは脚本家として評価されているみたいですけど、決して上手い人ではないです。『あまちゃん』はアイドルとサブカルと80年代を上手く融合し、能年玲奈が主演したからヒットしただけで、話が面白くてヒットしたわけではないですから。今後、能年玲奈がクドカンファミリー入りしないことを祈っています。クドカン物件じゃないけど雰囲気が似ている『海月姫』みたいな作品ばっかりに出ていると、相武紗季みたいになっちゃうよ。

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