映画『特命係長 只野仁 最後の劇場版』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「特命係長 只野仁 最後の劇場版」のネタバレあらすじ結末

特命係長 只野仁 最後の劇場版の概要:電王堂は社運を賭けた「フラワー・アース・フェスタ2008」を行おうとしていた。だが、そのメインキャラクターであるグラビアアイドルのシルビアに、脅迫状が届く。そして、CM発表会でシルビアは殺されそうになる。事態を重く見た電王堂の黒川会長は、只野係長にシルビアを守り犯人を見つける事を指示する。

特命係長 只野仁 最後の劇場版の作品概要

特命係長 只野仁 最後の劇場版

公開日:2008年
上映時間:105分
ジャンル:アクション、コメディ、ヒューマンドラマ
監督:植田尚
キャスト:高橋克典、櫻井淳子、永井大、蛯原友里 etc

特命係長 只野仁 最後の劇場版の登場人物(キャスト)

只野仁(高橋克典)
電王堂の総務二課係長。普段は野暮ったい風貌で冴えない係長。だが、裏では黒川会長の指示で電王堂を守り、悪と戦っている。喧嘩に強い。
森脇幸一(永井大)
電王堂の配達職員。只野の裏の顔を知っており、手助けをしている。只野の弟分。
黒川重蔵(梅宮辰夫)
電王堂の会長。只野の力を借り、電王堂を守っている。社員思いの優しい会長。
村川秀行(吹越満)
電王堂の営業二部部長。行動が怪しく、シルビアの事件に何らかの関与をしている可能性がある人物。只野達が密かに監視を行う。
安西虎彦(長谷川初範)
電王堂の経理担当常務。「フラワー・アース・フェスタ2008」の経理も担当している。
山西裕一(赤井英和)
電王堂の大阪支社社員。「フラワー・アース・フェスタ2008」の責任者。仕事に忠実で黒川会長からも気に入られている。別居していた家族と5年ぶりに暮らす事が決まる。
シルビア / 間宮ひとみ(秋山莉奈)
人気グラビアアイドル。「フラワー・アース・フェスタ2008」のメインキャラクター。脅迫状が送られ、事件に巻き込まれる。
加藤エミ(西川史子)
シルビアのマネージャー。他人に対してとても厳しい。
吉川勝美(松澤一之)
ビッグスタープロモーション社長。シルビアの過去を隠そうとしている。
田中伸介(桑名正博)
なにわ芸能社長。シルビアが大阪に居た頃に所属していた事務所。

特命係長 只野仁 最後の劇場版のネタバレあらすじ

映画『特命係長 只野仁 最後の劇場版』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

特命係長 只野仁 最後の劇場版のあらすじ【起】

2008年12月、東京。只野係長は課長に頼まれて、年末宝くじを買っていた。その頃、電王堂の総務二課では、人気グラビアアイドルのシルビアの話をしていた。会社でCM撮影が行われるので、シルビアに会えると女性社員達は浮かれていた。

ジャパンテレビのアナウンサーである新水の司会進行の元、シルビアのCM発表会が行われる。電王堂の営業一部がCMにシルビアを起用した為、営業二部と営業二部部長の村川はやっかみながら記者会見を見ていた。

記者会見が終わり、シルビアの写真撮影に移行する。すると、シルビアが立っていた場所のボルトが外れ、鉄骨が落ちてくる。只野は慌てて飛び出し、シルビアを突き飛ばす。記者会見場は騒然となった。スタッフが慌ててシルビアの元に駆け寄り、彼女を抱き起した。只野はいつの間にかシルビアの元を離れ、その様子を眺めていた。

只野が食堂に居ると、配達職員の森脇が速達のハガキを持って来る。只野が眼鏡のスイッチを押すと、ハガキから「特命」の文字が浮かび上がった。

只野は会長室を訪れる。黒川会長からシルビア宛ての脅迫状が届いた事を知らされる。そして、今回の事件への関連性も分からず、もうすぐ電王道の社運を賭けた「フラワー・アース・フェスタ 2008」が始まる事から、警察には届けていない事を聞く。その「フラワー・アース・フェスタ 2008」のメインキャラクターがシルビアだった為、只野は彼女を守りながら犯人を特定するよう黒川会長から指令が下る。

特命係長 只野仁 最後の劇場版のあらすじ【承】

「フラワー・アース・フェスタ 2008」の責任者でもある、電王堂の大阪支社に勤める山西が、社内プレゼンを行う。だが、他の社員は大阪支社の人間が全国規模の案件を取り仕切るのが面白くなく、悪口を言う。黒川会長はそれを睨んで黙らせると、経理担当の安西常務にしっかり頼むぞと声を掛ける。

只野は電王堂からの新しい担当としてビッグスタープロモーションを訪れ、シルビアのマネージャーの加藤に挨拶をする。これから、シルビアが参加するプライベートパーティーがあると言われ、只野も一緒に行く事になる。

只野はシルビアに新しい担当だと挨拶をするが、嫌そうな顔をされる。そして、シルビアに言い寄る男と揉めている間に、シルビアがいつの間にか居なくなってしまう。

その頃、シルビアは恋人共に車に乗って移動していた。運転手の須藤の存在を気にせず、シルビアはいい子ぶっているのも疲れたと話す。そしてシルビアは、須藤は会社が雇ったロボットだから聞かれても大丈夫と言って恋人と笑い合った。須藤は歯を食いしばりながら怒りを耐えた。森脇は密かに須藤の車をトラックで追跡していた。

シルビアと恋人が居る部屋を、只野もやって来て森脇と共に見張っていた。只野は不審な黒い車が近くに停まっている事に気付く。夜中、シルビアは加藤からの着信で目を覚ます。写真週刊誌が居るので部屋から出るなと言われる。シルビアが戸惑っていると、恋人が自分自身を売る為に情報を売った事が判明する。恋人の悪びれない態度に、シルビアはショックを受ける。

只野が黒い車の様子を見に行こうとすると、山西がやって来る。山西は週刊誌の男と知り合いで、お金を渡して話をつける。

次の日、メイド喫茶を訪れた森脇は、只野に村川の情報を渡す。村川は準備中のCM発表会の会場に居る所を目撃されていた。しかも、村川が仕掛けたCMが失敗した為、会社から冷遇されており、今回のCMに出演するシルビアを恨んでいる可能性があった。只野は森脇に村川を暫くマークする用に指示する。

村川を尾行していた森脇がシルビアの居るスタジオに現れ、只野は驚く。しかも、スタジオではシルビアが行方不明になっていた。只野が慌てて探しに行くと、倉庫に清掃員に扮した不審な男を見かける。その男は清掃ワゴンに眠らせたシルビアを入れて運んでいた。只野は清掃員と戦うが途中でスタッフの声が聞こえた為、清掃員は逃げ出してしまう。

只野と森脇はサウナで話し合った。森脇は村川があの後、会社に戻って来た事を話す。清掃員と戦った只野も、あの男は村川ではないと確信していた。

特命係長 只野仁 最後の劇場版のあらすじ【転】

新水は只野にシルビアの情報を持って来る。シルビアはブレイクする前、間宮ひとみという名前で広告のモデルを行っていた。今の事務所はその過去を隠そうとしていた。そして、前事務所のなにわ芸能の田中社長は、今の事務所の吉川社長の事を恨んでいるとの情報があった。表向きは円満移籍だが、裏では吉川社長が無理矢理引き抜いた可能性があった。

只野は会長室を訪れる。再びシルビア宛ての脅迫状が届けられたが、只野と会長は犯人の狙いがシルビアではなく電王堂ではないかと思っていた。只野は「フラワー・アース・フェスタ 2008」の延期を提案する。だが、黒川会長は山西に仕事の功績を上げて欲しいと思っているので無理だと断る。昔、黒川会長は大阪で山西と働いた事があった。山西は汚れ仕事だろうと関係なく仕事を行い、ずっと会社に貢献してきた。黒川会長は山西を本社に引き抜こうとしたが、大阪が好きだと言って山西は断った。その為、せめて今回の企画で一花咲かせて欲しいと思っていたのだ。只野はその話を聞き、延期させずにシルビアを守る事を決める。

シルビアは仕事の為、大阪を訪れる。山西が駅で出迎え、只野は挨拶を交わした。

吉川社長と山西と共に、只野はクラブを訪れた。そこに山西と知り合いの英会話学校タートル社長の堀口が現れる。堀口社長と吉川社長は挨拶を交わし、共に飲む事になる。堀口社長達はサラリーマンを馬鹿にし、只野にマヨネーズを混ぜたお酒などを飲めと強要する。只野は笑顔で了承するとお酒を飲み干した。山西は渋い顔で俯いた。

山西は只野を連れて串カツ屋を訪れる。山西はクラブで我慢した事を褒めるが、只野は自分の仕事をしただけだと返す。山西はそれを嬉しそうに聞くが、仕事は程々にしないと嫁に逃げられるぞと寂しそうに話す。山西は家族の為に仕事をしていたはずなのに、妻と子供に出て行かれてしまったのだ。だが、5年ぶりに妻が戻って来る事になり、もうすぐ息子の誕生日なのだと嬉しそうにプレゼントを見せた。只野も笑顔でその話を聞いていた。

只野は新水からメールを貰う。添付されていた写真を見ると、加藤と田中社長が親密そうに体を寄せている写真だった。夜、只野は野暮ったい係長の変装を解き、バーで飲んでいた加藤を口説く。そして、田中社長とはどういう関係なのか訊ねる。加藤は田中社長の愛人で、社長の指示でビッグスタープロモーションに入社した事を話した。そして、田中社長はシルビアの移籍を有利に交渉しようとしているだけで、電王堂の村川も知らないと話す。その時、加藤の携帯にシルビアが居なくなったと連絡が入る。只野は田中社長が絡んでいると思い、1人で事務所に向かう。田中社長に訊ねている時、須藤からシルビアの居場所を知っていると只野の携帯に連絡が入る。

シルビアは堀口社長の部屋におり、襲われそうになっていた。そこに、自転車に乗った変な顔の男が現れ、堀口社長を気絶させる。男はシルビアと共に逃げ出すと変装を解いた。そこに居たのは只野で、シルビアは驚く。只野は軽率なシルビアを怒るが、シルビアは嘘ばかりの日常に疲れたのだと話す。そして、グラビアアイドルなんて所詮商品だと悲しそうに呟いた。只野はデビューした直後のシルビアの写真を部屋に飾っていた事を話す。すごくいい笑顔で明るい日差しが差し込んだみたいだったと言われ、シルビアは泣くのを耐えながら、ありがとうと言った。

只野達が座っていると、スタジオで戦った清掃員の男が現れる。そして、手下達が現れシルビアを連れ去ってしまう。只野が慌てて後を追うと、巨大な男チョウが現れ行く手を阻む。只野はチョウにやられて気を失ってしまう。

森脇は気絶している只野を発見する。只野は目を覚ますと発信機を追跡するように指示する。チョウと戦っている時、発信機を投げて飲み込ませたのだ。だが、距離が遠すぎて通信が切れてしまう。只野は田中社長の所から尾行されていたと考え、再びなにわ芸能事務所に向かう。

森脇と只野は事務所を訪れる。田中社長の姿は無かったが、ロッカーから加藤の遺体が出てくる。2人が慌てて外へと出ると、只野は遠くに村川の姿を見かける。慌てて後を追いかけるが、地下鉄に下りてしまい行方が分らなくなる。

特命係長 只野仁 最後の劇場版のあらすじ【結】

山西が屋台で飲んでいると、黒川会長が現れて驚く。黒川会長からシルビアの件を聞かれるが、未だに居場所が分からなかった。山西は「フラワー・アース・フェスタ 2008」を続行した自分の判断ミスだと落ち込む。だが、黒川会長は続けろと言って、只野と協力して事に当たれと指示をした。山西は戸惑いながら話を聞いていた。

新水は秘書の坪内に頼み、深夜の営業二課に侵入する。村川の机の引き出しを開けるとシルビアのグッズが入っており、脅迫状も出てくる。しかも、もう1つ不審な物を見つける。

只野は係長の変装を解いて山西と会う。山西はにやりと笑うと、何が起こっているのか問い掛ける。只野は事の顛末を話す。そこに、新水から連絡があり、村川はシルビアのファンで只のストーカーだと知らされる。だが、もう一つ引き出しに預金通帳が入っており、3000万の入金があった事を聞く。只野は山西に電話の内容を話し、入金先は日の丸物産だったと告げる。山西は日の丸物産を調査すると言って去って行く。

「フラワー・アース・フェスタ 2008」当日。

只野は3000万の入金先の事が分かったと山西から連絡を受け、家を訪れる。だが、玄関の鍵が開いており、部屋の中には血まみれの山西が倒れていた。只野は慌てて駆け寄るが、山西は家族に会いたいと話すと息絶えてしまう。只野は山西の名前を必死に呼び掛けた。

森脇が山西の家のメモに残されていた筆圧を鉛筆で擦ると「Tiger423」と書かれていた。そして、山西の携帯を調べると、最後に着信があったのが福岡のホテルからだと分かった。2人は福岡へと向かう。だが、何も手がかりはなかった。只野達は「Tiger423」を見て、これが何かのパスワードで犯人に繋がる情報だと考えた。森脇はパソコンを使い、「423」に当てはまる誕生日で3000万もの大金を動かせる電王堂の社員を調べた。それは、安西ただ一人だった。その時、発信機に反応がある。

シルビアは倉庫に捕まっていた。村川も腕を縛られ連れて来られる。安西と清掃員に扮していた三枝が話をしていると、山西からの着信が入る。訝しんでいると、そこに只野が現れる。安西達は驚くが、冥土の土産として只野に事件の真相を明かす。制作発表の時、台に細工をしたのは三枝で、村川がそれを見て3000万強請ってきたのだ。そして、シルビアを狙ったのは、「フラワー・アース・フェスタ 2008」を失敗させ、黒川会長の失脚と安西自身の出世を狙っていた。森脇は物陰に隠れて様子を伺っていた。安西はそこに加藤を呼ぶ。加藤は死んでおらず安西とグルで、只野に話を聞かれ咄嗟に田中社長を悪者に仕立て上げたのだ。しかも、加藤は男性が嫌いで自分の者にならないシルビアを憎んでいた。

安西は手下に指示し、只野を襲う。只野は20人程の男達を相手に戦った。その隙に森脇はシルビアの縄を解き一緒に逃げる。森脇も手下の男達に襲われるが、シルビアを庇い必死に抵抗する。只野は手下達をやっつけると三枝を殴って倒す。加藤も戦意を喪失し、チョウとの戦いに挑む。只野は体を吹っ飛ばされながらも立ち上がり、チョウを投げ飛ばして見事勝利を収める。

安西は出世を約束すると只野を誘惑するが、只野の脳裏には山西の姿があった。山西の無念を思い、只野は怒りの鉄拳を安西にお見舞いする。

「フラワー・アース・フェスタ 2008」までの時刻が迫っており、只野達はジェット機で向かう。そこにチョウが現れて、ジェット機の中で只野は戦う事になる。機体は大きく揺れ、シルビアが投げた消火器が窓を破って機体の空気が一気に外へと流れた。只野達は座席にしがみつくが、その時、シルビアのスカートが風で煽られパンツが見えた。チョウはそれを見て手を放してしまい、外へ押し出されて落下する。機体は何とか安定する。チョウはシルビアが写ったカードを落としており、ファンだった事が判明する。

只野とシルビアはパラシュートを使い、会場へと現れる。来場者達は素敵なパフォーマンスに歓声を上げた。

只野は会長室を訪れる。2人は山西の事に思いを馳せた。いい上司であり、良い部下だったと話す。

只野は総務二課に出勤し、宝くじを確認する。そして、300円当たっている事を喜ぶ。同僚の山吹はそんな只野が好きだった。

夕方、山西の妻と息子はお墓を訪れた。そこには、山西達親子3人で写る写真とプレゼントが置かれていた。妻は微笑み息子の体を抱きしめた。只野は離れた場所でその様子を眺めていた。

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