映画『トールマン』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「トールマン」のネタバレあらすじ結末

トールマンの概要:寂れた田舎町で発生した相次ぐ子供の失踪事件。診療所で医師をしていたヒロインは、自分の子供が攫われて犯人を追う。いつしか犯人はトールマンと呼ばれていたが、その真相は驚くものだった。

トールマンの作品概要

トールマン

公開日:2012年
上映時間:106分
ジャンル:サスペンス、ミステリー
監督:パスカル・ロジェ
キャスト:ジェシカ・ビール、ジョデル・フェルランド、スティーヴン・マクハティ、ウィリアム・B・デイヴィス etc

トールマンの登場人物(キャスト)

ジュリア(ジェシカ・ビール)
診療所の医師をしており、町人からの信頼も厚い。子供を攫われ必死に追う。町の子供達の未来を憂いている。
ジェニー(ジョデル・フェルランド)
トレイシーの次女。14歳くらい。言語障害を患っており、言葉が話せない。絵を描く才能がある。
ドッド(スティーヴン・マクハティ)
警察官。子供の失踪事件を捜査する。紳士的な人物。
デヴィッド(ジェイコブ・デイヴィーズ)
ジュリアの子供として屋敷にいたが、実はジョンソン夫人の子供。4歳くらい。
トレイシー(サマンサ・フェリス)
ジェニーの母親。夫に長女を犯されつつも、生活を共にしている。暴力的な夫に辟易している。
ジョンソン夫人(コリーン・ウィーラー)
息子を攫われた母親。気が狂ったように子供を探して町内をふらついており、変人扱いされていた。ジュリアを追い詰める。

トールマンのネタバレあらすじ

映画『トールマン』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

トールマンのあらすじ【起】

ジュリアは医師から顔の手当てを受けていた。そこへ、刑事がやって来て報告する。捜索したが、子供達は見つからなかったと。

閑散とした田舎町コールド・ロックは、6年前に鉱山が閉鎖されて死んだ。その町を戦慄が走る悲劇が襲う。誰もが予想し得ない事件だった。
36時間前、診療所の医師ジュリアの元へ妊婦が運び込まれる。設備は整っていなかったが、彼女は無事に赤子を取り出した。逆さ子だった子供の蘇生をしたジュリア。妊婦の母親はその子を病院に連れて行かないと言った。

事情を聞く。母親トレイシーの夫は彼女の娘に目をつけていた。18にも満たない娘は父親に犯され、妊娠出産したのだった。
町では、そういった望まれない子供が時々生まれるが、その他にも子供の失踪が相次いでいた。人々は子供を攫う犯人をトールマンと呼んだ。

失踪した子供の捜査で、警察はずっと張り込みをしている。
ジュリアはトレイシーの家を訪ねる。夫は暴力的で次女のジェニーは、いつも1人で絵を描いていた。ジェニーは言葉が話せず、言語療法を行っている。普段は筆記で会話をした。彼女はトールマンを見たとジュリアに知らせる。

自宅へ戻ったジュリア。彼女には幼い1人息子がいた。住み込みの家政婦とは仲が良く、夕食を摂った後に晩酌をする。書斎で寝てしまったジュリアは、深夜に物音がして目を覚ました。キッチンのラジカセが音を鳴らしていた為、それを止める。
振り向くと家政婦が拘束され、血塗れでもがいていた。ジュリアは子供部屋へ。息子のデヴィッドが姿を消していた。

逃げ去る人影を目撃。必死になって追いかける。古い中型のトラックにしがみついたジュリアだったが、スピードが増すにつれ車から離されてしまう。
不審に思ったトラックが停車。運転席から人が降りて荷台の後ろへ入って行く。息子は助手席にいた。助けようとして犬に襲われる。彼女は殴打され、意識を失った。気が付くと荷台に乗せられ、犬に見張られていた。ジュリアは腕のロープを切って犬と格闘。運転席の人を捕まえようとする。車は横転した。

トールマンのあらすじ【承】

車から脱出したデヴィッドを抱き上げた人物が、徒歩で去って行く。ようやく車の荷台から出たジュリアは、足跡を追って森へ入る。
暗い森の中をふらつきながら息子を探す。泥沼に落下。抜け出した彼女は疲れ果てて、地面に座り込む。傷の程度を確認し後ろを振り向くと、トールマンの札がかかった立て札があった。

道路の真ん中で力尽きたジュリアを発見したのは、警官のドッドだった。一旦カフェへ。泣くだけで事情を話さない彼女を、カフェの店主は手厚く迎えた。店の裏の部屋で着替えをするジュリアは、そこで保安官と男の話を洩れ聞く。店の客達は全員がグルで、ジュリアが出て来るのを待っていたが、彼女は裏口から森へ逃げ込んでいた。

町人達が総出で狩りを始める。保安官は1人、署へ戻った。パトカーの後部座席に隠れていたジュリアは、建物内へ隠れる。奥へと進み誰かの居住区域に入った。逃げ出して行く人影を見た彼女は、更に後を追う。廊下の先に息子の姿を見つけた。必死で追う彼女は、黒づくめのジョンソン夫人に殴られて意識を失った。
デヴィッドはジョンソン夫人をママと呼んでいた。

トールマンのあらすじ【転】

ジョンソン夫人は語る。彼女はトールマンを探して森を進み、ジュリアの家に辿り着いた。そこで、自分の息子の姿を見る。夫人はカフェの店主に事情を話して協力を煽いだ。店主と店の客は夫人の話を信じて、ジュリアを貶めようとしたが、計画は失敗。

ジョンソン夫人はジュリアに詰め寄る。今まで攫った子供はどこへ。ジュリアは観念して子供はトールマンへ渡したと言った。ジュリアは近付いてくる夫人を蹴り上げて、拘束を解く。

子供の名を呼びながら、探し回るジュリア。そこへ、ジェニーが現れて子供を捕まえる。彼女は子供をジュリアへと渡し、2人は車で逃走。自宅へ戻ると家政婦が子供を室内へ。ジュリアはジェニーを帰そうとする。すると、ジェニーは自分もトールマンの元へ連れて行って欲しいと懇願。しかし、ジュリアは聞かなかった。

子供を自宅の地下へ連れ込んだジュリア。玄関口にいるジェニーに、トールマンとの事を伝えて帰宅させた。
疲れ切ったジュリアは、書斎のソファで横になる。町人が家へ押しかけていた。

夜が明ける。逮捕された彼女は自宅を出る際に、首を吊った家政婦を見る。外では怒りに沸いた住民が押しかけ、騒動になっていた。
ドッドは家の地下へ入る。そこは作業場だった。家の下には立て坑があり、抜け道になっている。元が鉱山なので、地下は穴だらけだった。警察は立て坑を捜査するが、何も発見出来なかった。
そうして、ドッドはジュリアへと報告に行ったのだ。

トールマンのあらすじ【結】

ジュリアの夫は町でも評判の人物だった。街のまとめ役を担っていた夫は、鉱山が閉鎖され活気を失った町で、子供が犠牲になっている事に心を痛めていた。
ジュリアと夫の間には子供が出来ず、彼女は18人もの子供達を攫ったのだった。

子供の行方は分からず仕舞い。ジョンソン夫人が呼ばれ、ジュリアと話す事になった。
ジュリアは夫人に、子供の未来を守りたいと切々と語る。だが、国の体制は変わらず、どんなに訴えても応えてはくれない。だから、子供を攫い保護しようとしたのだった。ジュリアは夫人に、子供は坑道の至る場所にいると教えた。

トレイシーは夫と喧嘩し暴力を振るわれた。ジェニーは暴行を止めようとして、父親に突き飛ばされる。母親は激怒して夫に反撃したが、夫婦はなぜか笑い合っていた。ジェニーは家を飛び出す。1人になると彼女は突然、男に連れて行かれる。座席の下へ隠され、車は出発した。

車は夜が明けても走り続ける。行先は大都市だった。ジェニーは戸籍を変えて、里親の元へ送り出される。トールマンはジュリアの夫だった。攫われた子供は戸籍を変え、裕福な家庭に貰われていたのだ。

数カ月後、田舎町は静けさを取り戻していた。トレイシーの元にドッドが訪れる。母親は娘を探し続けているが、未だ見つからず。ジュリアは裁判で死刑を求刑されるとの事だった。
ジェニーは新生活にも慣れ現状に満足していたが、貧乏で荒れていても本当の家族と過ごす方が良いのか、裕福で教育の行き届いた家庭で育つ方が良いのか、その幸せの規定は未だに分からない。

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