『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』あらすじ感想とネタバレ映画批評・評価

チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像の概要:2014年製作の日本映画。海堂尊原作の人気小説の映画化でTVシリーズも含め映像の最終章となっている。主人公はシリーズを通して伊藤淳史が演じ人気を博した。

チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像

チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像 あらすじ

映画『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』のあらすじを紹介します。

顕微鏡レベルで画像の診断が可能となったMRIが、宮市にある日本初のAIセンターに導入が決まった。
東城医大に勤務する田口(伊藤淳史)とAI推進派の厚労省の白鳥(中村トオル)は、AIセンター発足のシンポジウムの準備で忙しくしている。
マスコミも取り上げるほどの話題性の高さにとまどいつつ、田口はある美人医療ジャーナリスト別宮(桐谷美玲)と出会う。

シンポジウムが10日後にせまったある日、白鳥の上司を含む計9人が船橋の自宅で殺害され1人が重症ながら生き残るという不思議な事件が発生。
警察は地下室のブレーカーの問題であるだろうという結論を下したが、納得できない白鳥はアメリカから帰国した東堂教授(生瀬勝久)にMRIでの診断を依頼する。
そして教授が出した答えは地下室に残されていたペッボトルの水が、体に影響を及ぼす重水に変えられていたということが判明した。
田口と白鳥は10人の共通点を調査、すると数年前事件になった薬害に関わった人物たちであったということが明らかになる。
田口と白鳥が犯人と思われる人物、宮と救命センターの意思滝沢(松坂桃李)に行き当たる。

そんな時、東城医大に「ケルベロスの象(AIセンター)を破壊するという脅迫状が届く。
さらにハッキングされ、事件の唯一の生き残りの1人も危篤に陥ってしまう。
滝沢医師を疑う白鳥がぶつかるが、滝沢は否定。
シンポジウムがおこなわれる中、屋上では犯人の別宮が自殺しようとする姿があった。
滝沢医師は彼女を止め、物語は幕を閉じるのであった。

チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像 評価

  • 点数:60点/100点
  • オススメ度:★★☆☆☆
  • ストーリー:★★☆☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★☆☆☆

作品概要

  • 公開日:2014年3月29日
  • 上映時間:127分
  • ジャンル:サスペンス
  • 監督:星野和成
  • キャスト:伊藤淳史、仲村トオル、桐谷美玲、松坂桃李 etc

チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像 批評 ※ネタバレ

映画『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』について、3つ感想批評です。※ネタバレあり

シリーズ最終章にして最悪の出来

TVシリーズの田口と白鳥の軽快なやりとりが全く無く、何がしたかったのか伝わらない結末。
途中で過去の事件などとストーリーを繋げ、白鳥が何故医者を辞めることになったのかなど謎も解明されたが強引な展開も多く首をかしげざる負えないシーンがいくつもあった。
またTVシリーズは非常に丁寧に描かれていたのに対し、良さが全く失われている。
おそらくTVシリーズを見ていない人には、何のことだかさっぱり分からないのではないだろうか?

そもそもシリーズ1のチーム・バチスタは一切出演が無く、バチスタ手術ももはや無い。
シリーズであることを伝えたいがために無理やりつけたタイトル感が悲惨さをかもしだしてしまっている。
劇場版で鑑賞する必要も無く、DVDかもしくはTVの2時間スペシャルドラマで十分である。

警察の事件解明が甘すぎる

何かと突っ込みどころが満載の映画であるが、ブレーカーの故障でエレベーターが止まり地下室に閉じ込められて死んでしまう。
何とも奇妙な事件であり、なぜ事件を追求しないのか突っ込みたくなる。
またそもそも他に出る方法が無い地下室なぞ消防法で引っかかるに決まっている。
細かいところは気になるが映画なので仕方ないのかもしれない。

シリーズを完全にコンプリートしたい人向け

シリーズを見ていたとしてもいなくても可も無く不可もなくの作品であるが、もしシリーズをずっと見ていてコンプリートしたいのであればオススメする。
今までのバチスタシリーズでは実力派俳優ではあるが華やかさに欠けるような俳優陣が多かったが、本作は桐谷美玲や松坂桃李など旬の若手俳優を起用していることでも今までのよりは見ごたえもあるかもしれない。
いずれにしても見ても見なくても大丈夫な作品である。

チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像 感想まとめ

日本の映画はシリーズ化されていてもそれだけを見た人がわかるようになっている親切な作りのものが多く、単発で見やすいのが特徴である。
TVシリーズを見ていなくても劇場版ではまってしまい、TVシリーズの戻るということもよくある話だ。

しかしそんな中でこの作品は珍しく単発でオススメできない映画の1つである。
説明も十分ではないし、この映画だけを見たら医療が関係しているただのサスペンス映画になってしまうだろう。
チーム・バチスタの意味が全くわからのないのである。
これは非常に勿体無く、何故映画化したのか大きな謎が残るが娯楽作品として見るにはそこそこの出来であるだろう。

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