映画『鉄コン筋クリート』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

映画『鉄コン筋クリート』のネタバレあらすじ結末

鉄コン筋クリートの概要:人気漫画「鉄コン筋クリート」の劇場アニメ。ある町に住み「ネコ」と呼ばれる二人組の孤児が、ヤクザと関わり衝突していく。その中で、自分の本性や自分にとって大切な物に気付いていくストーリー。

鉄コン筋クリートの作品概要

鉄コン筋クリート

公開日:2006年
上映時間:111分
ジャンル:アニメ、ヒューマンドラマ
監督:マイケル・アリアス
キャスト:二宮和也、蒼井優、伊勢谷友介、宮藤官九郎 etc

鉄コン筋クリートの登場人物(キャスト)

クロ(二宮和也)
宝町の孤児。シロとともに廃車の中で生活する。身体能力が高く喧嘩も強い。シロの身の回りの面倒を見ている。
シロ(蒼井優)
クロと共に暮らす、宝町の孤児。純粋で幼い心を持っていて、不思議な言動が多い少年。

鉄コン筋クリートのネタバレあらすじ

映画『鉄コン筋クリート』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

鉄コン筋クリートのあらすじ【起】

ネコと呼ばれる二人組の少年、クロとシロは宝町に住んでいる孤児だった。二人は盗みをしながら廃車の中で生活し、お金が貯まったら海の近くに移り住むことを夢みていた。クロは異常な身体能力で町を飛び回ることができ、町をのっとろうとする者を暴力で追い払った。シロは純粋で幼い心を持っており、不思議なことを口ずさむ。そして身の回りのことは全て、クロにやってもらっていた。また、もう1人、町で恐れられている少年がいた。クロとシロは会ったことがないが、イタチという名前で、牛の仮面を被り、暴力だけを信じているのだそうだ。

ある日、宝町を縄張りにしているヤクザ「大精神会」の木村とその舎弟達が、クロとシロの友人であるチンピラ4人と揉めていた。ヤクザ達は町で薬を売りさばく様に指示を出し、チンピラ4人はそれを断っていたのだ。そこにクロとシロが現れ、木村達はいったん引くことにしたが、後でチンピラのうちの1人を人質にしてしまう。チンピラは仲間を取り戻そうとするが、自分の母親も人質になっていると脅され手を出せずにいたところ、クロが突入してきてヤクザ達を倒した。笑いながらヤクザ達を倒しいくクロの姿は、助けてもらったチンピラにも恐怖に映った。

鉄コン筋クリートのあらすじ【承】

ある日、「大精神会」に蛇という男が現れる。「子どもの城」というレジャーランドを建設し、金儲けをしようというのだ。そのためにヤクザと協力し、地上げや邪魔者の排除をしていこうと考えていた。「大精神会」の組長は喜んで蛇を迎えいれたが、ネズミと呼ばれる幹部は、慣れ親しんだ町の景色を壊すことを反対していた。

一方、クロに倒された木村は、ネズミから謹慎を言い渡されてやけ酒をしていた。そこに蛇が現れ、自分の元で働かないかと近付いてきた。彼女が妊娠をしてお金が必要になった木村は、蛇のもとで働くことを決める。

蛇がまず排除しようとしたのはネコだった。蛇は三人の殺し屋を使いネコを襲わせた。クロとシロは一人の殺し屋をどうにか倒し、逃げ切ることができた。しかし、二人がバラバラになった隙に、シロが見つかり、刺された。瀕死の状態で見つかり治療を受け、シロは命をとりとめた。シロの安全のため、クロはシロと別々に暮らすことを決意する。以前からネコのことを気にかけてくれている、藤村という警部に預けることにした。

鉄コン筋クリートのあらすじ【転】

シロは預けられた警部たちに、神様は自分達をつくるときに沢山失敗をしていて、クロが持っていないネジは自分が持っているのだと話した。そして、シロを失ったクロは、廃人の様に町をさまよっていた。更に、ヤクザを襲って動けなくし、「子どもの城」の建設現場に放置するということを繰り返していた。そのうちクロの凶行が町の噂になり、イタチの正体はクロなのではないかと話す者もいた。

蛇のもとで働くことにした木村は、ネズミを殺す様に指示をうける。ネズミも「子どもの城」の建設に反対する邪魔者だったのだ。しかし、ネズミは木村が若い頃から世話になっていた恩人だった。断る木村だが、妊娠している彼女の危険を仄めかされ、殺す決意をする。呼び出されたネズミは、木村のやろうとしている事を分かっていた。ネズミは女房と子供を大切にしろと伝え、木村はハイと答え涙ながらに銃の引き鉄を引いた。

蛇はクロも排除しようと、再び三人の殺し屋を向かわせた。遊園地でさまよい歩いているクロを、三人が次々と襲ってきて追い込まれていく。絶体絶命の状況で突然、牛の仮面を被った少年が現れ、恐ろしい力で三人の殺し屋を殺していった。

一方、ネズミを殺し、蛇のもとへ帰っていった木村は、蛇に銃を向ける。蛇から誰の差し金かと聞かれ、愛と誠だと答えながら銃を撃った。その後、彼女とともに町を出ようとした木村だが、蛇の手下に撃たれ殺された。

鉄コン筋クリートのあらすじ【結】

三人の殺し屋が目の前で倒れ、あっけにとられているクロにイタチが話しかけてくる。お前の本当の力を解放しろ、と。闇こそが全てを超越する力で、闇の中にこそ真実があると言いながら、イタチは仮面をとった。そこにはもう一人のクロがいた。光と闇をさまようクロが、もう一人の自分を導き出したのがイタチなのだと語る。そして、シロを偽善の代表者だと言い、クロをそのまま闇の世界へ誘いこんでいった。クロの世界は、だんだんと闇の世界に飲み込まれそうになっていた。

その頃シロは発狂していた。暴れるシロを警部たちが抑え込むが、自分はクロが持っていないネジを持っているのだと叫び続ける。クロに会いたいのだろうと、なだめられ落ち着くが、シロには何かが見えている様だった。そして「ダメ!」と大きく叫んだ。その声が聞こえたかの様に、闇に飲み込まれる寸前のクロの意識に白い鳥が現れた。クロはそれがシロだと気付き、自分はシロを信じると言ってイタチを遠ざけた。そして、現実の世界に意識が戻っていくクロ。消えていくイタチは、俺はいつでもお前の中にいて、お前を救うのだと言い残した。イタチが消えると、シロも落ち着きを取り戻し安心していた。

翌日シロは、クロが自分を迎えにくるはずだと言い出し、その通りにクロが迎えにきた。お帰りと言ってクロを迎えたシロは、その後クロとともに海の近くに移り住んでいった。

Amazon 映画『鉄コン筋クリート』の商品を見てみる