映画『ザ・ウォーカー』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「ザ・ウォーカー」のネタバレあらすじ結末

ザ・ウォーカーの概要:戦争によって荒廃した世界。戦争を生き延びたイーライは、天から聞こえた声の言う通りに、とある一冊の本を西へ運んでいた。世界に一冊しかないその本を狙う者が、彼に襲いかかる。

ザ・ウォーカーの作品概要

ザ・ウォーカー

公開日:2010年
上映時間:118分
ジャンル:SF
監督:アレン・ヒューズ、アルバート・ヒューズ
キャスト:デンゼル・ワシントン、ゲイリー・オールドマン、ミラ・クニス、レイ・スティーヴンソン etc

ザ・ウォーカーの登場人物(キャスト)

イーライ(デンゼル・ワシントン)
天から聞こえた声に導かれるまま旅を続けている男。持ち主に超常的な力を与える本を持っている。
ビリー・カーネギー(ゲイリー・オールドマン)
荒廃した世界に町を作った男。本を探しており、イーライが持つ本を奪おうとする。
ソラーラ(ミラ・クニス)
カーネギーの町で暮らしていた女。圧制に苦しみ、自由を求めてイーライの旅に同行する。

ザ・ウォーカーのネタバレあらすじ

映画『ザ・ウォーカー』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

ザ・ウォーカーのあらすじ【起】

枯れた森の中に転がる死体。全身の毛が禿げた猫が、餌を求めて死体に近づいた。呼吸の音が聞こえる。死体からではない。猫は音のする方を振り返った。防塵マスクを被ったイーライが、弓矢を構えていた。矢は猫の身体を貫いた。狩りを済ませたイーライは、獲物を回収して森を出た。

獲物を片手に、イーライは遺棄された無数の車が転がるハイウェイを歩いていた。役に立ちそうなものはないかと車内を漁るが、見つかったのは白骨化した死体だけ。諦めたイーライは道を進む。陽が沈む前に、イーライは身を潜める場所を探した。手頃な廃屋を見つけたイーライは慎重に屋内を調査した。首吊り死体を見つけたイーライは歓喜した。死体はイーライよりも良い靴を履いていたのだ。自分の靴と死体の靴を取り換えたイーライは、森で捕まえた猫を調理して食べると、休息を取ることにした。食事をしていると、壁の隙間からネズミが現れた。イーライは猫の肉をネズミに分け与えると、バッテリー残量が残り乏しい音楽プレーヤーをつけながら、眠りに就いた。

ザ・ウォーカーのあらすじ【承】

道を進み、橋を潜った先で、ショッピングカートを携えた女を見つけたイーライ。女は助けを求めるが、イーライはそれが罠だと瞬時に見抜いた。物陰から現れた強盗を皆殺しにしたイーライは先を急いだ。

道を進んだ先で、バイカーが弱者を襲っているのを目撃したイーライは正義感に駆られるが、道を誤るなと自分に言い聞かせた。彼には進み続けなければならない理由があったのだ。

町に着いたイーライは雑貨屋に自前のバッテリーへの充電を依頼する。イーライが強盗から奪ったライターと、廃屋で拾ったフライドチキンショップのウェットティッシュを代金に、店主は彼の頼みを引き受けた。

イーライが雑貨屋の店主と取引を済ませた直後、道で見かけたバイカーが町にやってきた。町にはバイカーのボスがいたのだ。ボスのカーネギーはとある本を探していた。バイカーは通りがかりの者たちから奪ったものをカーネギーに差し出したが、カーネギーの目当ての本はそこになかった。

イーライが酒場で水の補給をしていると、バイカーが難癖をつけてきた。イーライがバイカーを返り討ちにすると、カーネギーはイーライを呼び出した。カーネギーは町作りに協力して欲しいと頼んできた。しかし、先を急ぐイーライは、その話を断る。

ザ・ウォーカーのあらすじ【転】

町に一泊するようイーライを説得したカーネギーは、ソラーラという女を使ってイーライを引き留めようとした。しかし、イーライの意思は揺るがない。カーネギーはソラーラの話から、自分が探していた本をイーライが持っているかも知れないと考える。カーネギーはイーライから本を奪おうとするが、既にイーライは部屋から姿を消していた。

カーネギーは部下を連れて、店の前を歩くイーライを撃ち殺そうとした。しかし、カーネギーの部下の弾はイーライからことごとく逸れ、イーライの反撃によってカーネギーは脚を負傷してしまう。カーネギーが逃げ帰ったあと、彼の部下が戦意を喪失したのを見て、イーライは町を出た。

イーライが持つ本には人を支配する力がある。治療を受けながら、カーネギーは部下にそう語った。治療が済むと、カーネギーは部下と共にイーライを追った。

自由を望んでいたソラーラは、イーライに旅の同行を申し出た。イーライは彼女を拒むが、押し負けて結局は許してしまう。ある晩、イーライはソラーラに本の話をせがまれた。彼が持っている本は世界に一つだけで、他の本は文明を滅ぼした戦争の直後に全て燃やされてしまった。この本こそが戦争の原因という噂もある。とにかく一冊だけが残った。戦争を生き延びたイーライは空から響く声を聞き、本を見つけ、その声に導かれるまま西を目指している。本は使命を果たそうとする者を守る力がある。そこでイーライは話を終わらせ、ソラーラに寝るよう言った。

ザ・ウォーカーのあらすじ【結】

イーライとソラーラは途中で見つけた家に立ち寄った。そこには老夫婦が住んでいた。二人は老夫婦が荒野に二人きりで生きてこられたことを妙に思ったが、裏庭を見てすぐに理由を悟った。彼らは襲ってきた強盗を食い繋いでいたのだ。慌てて家を出ようとしたイーライたちだが、家の外にカーネギーの車が走っているのを見つけた。イーライとソラーラは老夫婦と共に、カーネギーと銃撃戦を繰り広げる。しかし、老夫婦は殺され、イーライとソラーラはカーネギーに捕えられてしまった。カーネギーはソラーラと本を奪うと、イーライを撃って立ち去った。

護送途中、ソラーラはカーネギーの部下に反撃し、脱走した。そして、イーライを救いに、老夫婦の家に戻ったが、彼の姿は消えていた。西を探すと、朦朧とした意識のまま歩くイーライがいた。二人は本を諦め、西を目指し続けた。すると、海に出て、沿岸部に大きな荒廃した都市を見つけた。その近くの島まで行くと、人がいた。島の中には、戦前の物が集められていた。島の管理者は、ここから新しい文明を始めると言った。

自分の屋敷に戻ったカーネギーは、本の封を開いて愕然とした。なんと、本は点字で記されていたのだ。

イーライは目が見えなかった。彼には確かに神の加護があり、それが彼を超人にしていたのだった。イーライが読んでいた本を島の蔵書に加えたいという管理者のために、イーライは記憶の中の本を読み上げた。イーライの言葉は筆記され、新たな聖書となり、印刷機にかけられ増刷された。

本の増刷体制が整った直後、イーライは力尽きたが、その顔はとても穏やかだったという。

Amazon 映画『ザ・ウォーカー』の商品を見てみる

みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    イーライが30年も廃墟と化した道を歩き続け本を守りながら旅をするのもカーネギーが手に入れる事を熱望したのもすべてはこの本が特別なものだからです。本は戦争の原因になったということで戦後すべて自主的に焼かれてしまいこの世に1冊しか存在していません。その内容は・・ぜひ映画を観てご自分で確認してみてください。

  2. 匿名 より:

    物語自体は淡々と進んでいきますし、本の内容に対する認識が自分にはなかなか理解できないため、正直おとなしい世紀末のお話という感じがしていまひとつかなと思っていました。ですがラストにびっくりしたのは本当に久しぶりです、こんなにショックを受けたのは「シックス・センス」以来です。ラストを知って物語を最初からみると絶対違う目線で見る事ができるはずです。