『ザ・ウォーカー』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

2010年のアメリカ映画、ある本を西へと運ぶために一人ただひたすら歩き続ける男を描いた作品。監督はアルバート・ヒューズ、アレン・ヒューズ、出演はデンゼル・ワシントン。

あらすじ

ザ・ウォーカー』のあらすじを紹介します。

すべてが滅びた世界をひとりさまよう男がいた、ある廃屋に入ると首を吊った人を見つける。その家で夜を過ごす事にした男は昼間狩りで獲った獲物を食べてから大事そうに本を読んでいた。次の日男が歩いていると道に女が座って“助けて、何もしないで”といいつつ男の気を引くが男は臭いで数人の男が待ち伏せしているのに気づいていた。あっと言う間に全員をやっつけてしまった男に座っていた女が“どこに行くの?”と聞いてきた、男は一言“西へ”とだけつぶやいて歩き去ってしまった。

ずっと歩いているとやがて人々が集う街にでた、男は店に入ると品物と交換にバッテリーの充電をお願いする。そこへ途中で見たバイクの集団が店外を通っていった、彼らは街の支配者カーネギーの手下で命令である本を探していた。色々持ってくるがカーネギーの欲しい本ではなかった、落胆するがこれからも探し続けるように指示を出した。

一方男は水を求めて酒場へとやってきていた、そこにはあのカーネギーの手下達もいた。穏便に去ろうとしていた男だったがリーダー格の男に絡まれ乱闘騒ぎを起こしてしまう。それを見ていたカーネギーは男を呼びじかに話をする、男のたたずまいや話し方、教養にほれ込んだカーネギーはぜひ一緒に街を作ってほしいと頼むが興味がないと一蹴されてしまう。だがカーネギーは諦めず一晩絶対街に泊ってほしいと頼み込み部屋を提供した、そこへ女性を送り込み懐柔するはずだったが翌日彼女が男から教えられた祈りの言葉を耳にしたカーネギーはあることを確信したのだった。

評価

  • 点数:55点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2010年6月19日
  • 上映時間:118分
  • ジャンル:アクション、サスペンス
  • 監督:アルバート・ヒューズ、アレン・ヒューズ
  • キャスト:デンゼル・ワシントン、ゲイリー・オールドマン、ミラ・クニス、レイ・スティーブンソン、ジェニファー・ビールス etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『ザ・ウォーカー』について、考察・解説します。※ネタバレあり

男の目的そして本の中身は何なのか

外の世界はとてもまぶしくて世紀末的な雰囲気です、このまぶしいことには意味があります。戦争で空に穴が開いたことでそこから紫外線が大量に降り注ぎ地上を焼きつくしてしまいました。物陰にいた人や地下に隠れていた人々は運よく助かり1年後にようやく地上に出る事ができたのです。

その時男(以下イーライ)は心の底から湧きあがる声を聞きます“がれきの下に本がある、その本を西へ運べ”さらに“本を運ぶための道は目の前に示される、守られ阻むものはすべて退けられる”とも。実際カーネギーの手下たちの弾丸はイーライを傷つける事ができませんでした。それを見て手下の一人はあの男は何かに守られている気がすると呟いています。そしてソラーラが人質にとられたためやむなくカーネギーに本を手渡したイーライは神の加護を失い銃弾を受け地面に倒れそれと同時に突如空に轟音と共に稲光が光ります。

イーライが30年も廃墟と化した道を歩き続け本を守りながら旅をするのもカーネギーが手に入れる事を熱望したのもすべてはこの本が特別なものだからです。本は戦争の原因になったということで戦後すべて自主的に焼かれてしまいこの世に1冊しか存在していません。その内容は・・ぜひ映画を観てご自分で確認してみてください

まとめ

物語自体は淡々と進んでいきますし、本の内容に対する認識が自分にはなかなか理解できないため正直おとなしい世紀末のお話という感じがしていまひとつかなと思っていました。ですがラストにびっくりしたのは本当に久しぶりです、こんなにショックを受けたのは「シックス・センス」以来です。ラストを知って物語を最初からみると絶対違う目線で見る事ができるはずです。

いつも思うのですが映画をじっくり観て伏線回収に備えるのも楽しみのひとつですね。今回の映画は特にそう思いました、ただのサバイバル映画だと思って流して観ていた自分にカツを入れたいです。それ位イーライの秘密に仰天してしまいました、なのでここではあえてネタバレはしません。

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