映画『パーフェクト・トラップ』あらすじとネタバレ感想

パーフェクト・トラップの概要:2009年に製作された「ワナオトコ」の続編で、「ソウ」シリーズ4作目から6作目を手掛けたマーカス・ダンスタン監督作品。人間収集家と名乗る殺人鬼と、仕掛けられたトラップから逃げる様子を描いた。

パーフェクト・トラップ あらすじ

パーフェクト・トラップ
映画『パーフェクト・トラップ』のあらすじを紹介します。

エレナは友人のミッシー、ミッシーの弟ジョシュに誘われて、秘密クラブに遊びに行く。
そこで恋人ブライアンの浮気現場を見てしまったエレナは、クラブの奥へ逃げ込む。
偶然、箱の中に閉じ込められていた血塗れの男性を助けるが、助けを求めてミッシーの元へ向かうと、クラブの客たちは惨殺されていた。
そしてエレナは、覆面の殺人鬼によってさらわれてしまう。

一方、エレナが助けた男性は、凶悪連続殺人犯にさらわれていたアーキンだった。
エレンの父親から依頼されたボディガードのルチェロを中心にし、アーキンを案内役とした救出チームが結成される。
殺人鬼の隠れ家へ向かい、エレナを探していたメンバーだったが、その中は殺人トラップだらけだった。

その頃、逃げ出そうとしたエレナは、情緒不安定で犯人に好かれているという女性、アビーが閉じ込められている部屋にたどり着く。
2人で脱出を試みるが、犯人に見つかってはぐれてしまう。

以前閉じ込められていたアーキンも、他の救出隊メンバーと別行動を取り始めるが、トラップで命を落としかける。
再び救出隊メンバーと合流したアーキンは、アビーに遭遇。
助ける条件でアビーを案内役を頼み、ようやくエレナを発見するメンバーたちだったが、アビーの裏切りでピンチに陥る。
隠れ家まで警察を呼び寄せる事に成功し、エレナとアーキン、救出隊最後の1人パスは必死に逃げようとする。

パーフェクト・トラップ 評価

  • 点数:65点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2012年
  • 上映時間:82分
  • ジャンル:サスペンス、ホラー
  • 監督:マーカス・ダンスタン
  • キャスト:ジョシュ・スチュワート、エマ・フィッツパトリック、リー・ターゲセン、クリストファー・マクドナルド etc

パーフェクト・トラップ ネタバレ批評

映画『パーフェクト・トラップ』について、感想批評です。※ネタバレあり

前作を見ておけば、倍面白いストーリー

前作の「ワナオトコ」を見ていなくても、十分に楽しめる作品。
しかし犯人の細かい行動パターンや、アーキンの不審な行動の理由を知りたい場合などは、前作「ワナオトコ」を見ておいたほうがさらに楽しめる内容になっている。
序盤にニュースの一部が流され、前作で起こった事件の概要や、アーキンは何者なのかという部分が簡単に説明されている。

人を殺害するためのトラップ(罠)が屋敷の中にいくつも仕掛けられていて、緊張感が常に付きまとうストーリーにはハラハラさせられる。
アーキン視点とエレナ視点からのストーリーを交互に描き、片方の緊張感が薄れてきたら別方面から、というような展開になっているのでドキドキ感が上手く続くストーリー。

しかし合流した後の“犯人に好かれているアビー”の裏切りや、彼女が何故犯人に好かれて匿われていたのかという背景が謎のままで、アビーがトラップで命を落とした後もスッキリしない。
ラストではアーキンが犯人に復讐しているが、そこでも犯人が誰なのか明かさないので、もやっとする終わり方になっている。

トラップは意外性よりドッキリ感を重視

仕掛けられたトラップが、前作「ワナオトコ」と比べて大規模になっており、想像できてしまう部分が多い。
パニックになって行動を起こすほど最悪なトラップが作動する前作と違って、ひとつひとつのトラップの破壊力が大きく、逃げることもできないのでつまらなさを感じる。

トラップに掛かった人物の末路や、犯人のコレクションにされた被害者たちの末路がグロテスク過ぎて、食事中には絶対に見たくない。

アーキンとエレナが生き残るのには「やっぱり」という印象を覚え、規模が大きく意外性のあるトラップによって登場人物が亡くなっていく、という部分の他はつまらなさを覚える作品。

パーフェクト・トラップ 感想まとめ

ソウ」の発案者でシリーズ1、2の監督のリー・ワネルの作品ではなく、シリーズ4~6までを監督した、マーカス・ダンスタンと脚本家パトリック・メルトンのコンビの作品。
2009年に発表された「ワナオトコ」の正式な続編で、アーキン役のジョシュ・シュチュワートも続投している。

残酷描写だけを描いたスラッシャー映画ではなく、グロテスクな最期を迎えることになるトラップを回避し、犯人につかまらないようにしつつの脱出劇にもなっている。
しかし、ストーリーや設定に雑な部分が多く見受けられ、がっかりする部分も多い。

前作の邦題の「ワナオトコ」評判がいまいちだったのか、「ワナオトコ2」ではなく「パーフェクト・トラップ」というタイトルになっている。

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