『顔のないスパイ』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

リチャード・ギア&トファー・グレイスがダブル共演のサスペンス・アクション。年老いた元CIA諜報員と若きFIB調査官がタッグを組み、旧ソ連の伝説のスパイを追いかける。監督は『ウォンテッド』のマイケル・ブラント。

あらすじ

顔のないスパイ』のあらすじを紹介します。

ワシントンでダーデン上院議員が暗殺された。その手口から、旧ソ連の伝説のスパイ・カウシスの犯行であるという説が浮上する。

CIA長官ハイランド(マーティン・シーン)は、カウシスが率いる組織を追い続けた元諜報員のポール(リチャード・ギア)を召集し、ダーデンの調査を行っていたFIBの若手調査官ペン(トファー・グレイス)とコンビを組ませて事件の調査に当たらせた。

ポールはカウシスがすでに死亡していると考えていたが、ペンはカウシスはまだ生きており、事件も彼の仕業であると考えていた。ポールはカウシスの死を証明するため、刑務所に収容されているカウシスの組織の一員、ブルータスの元を尋ねることになった。

評価

  • 点数:50点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2012年2月25日
  • 上映時間:98分
  • ジャンル:サスペンス
  • 監督:マイケル・ブラント
  • キャスト:リチャード・ギア、トファー・グレイス、スティーブン・モイヤー、オデット・ユーストマン、スタナ・カティック etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『顔のないスパイ』について、2つ考察・解説します。※ネタバレあり

なんだかなぁ

なにが悪いのかよくわからない映画でした。リチャード・ギアはそこそこいい演技をしていたし、トファー・グレイスもなかなかいい存在感で物語を引っ張っていました。話はそこそこの緊張感を持っていたし、そこそこワクワクできた……。でも、鑑賞後に残るのは「つまらなかった」という感想でした。

ということは、脚本のブラッシュアップが足りなかったことが低評価を受けている原因なのではないかと思います。私の感想には「とても」がなく、「そこそこ」だらけ。そこそこ美味しいラーメンよりも、めちゃくちゃうまいうどんの方がいい記憶が残りますよね。そういう感じかな。

あとは、アクション要素があるのにリチャード・ギアをキャスティングしているという点。ジジイにアクションさせないほうがいいですよ。スタローンみたいなステロイドでムキムキのジジイならいいんだけど、リチャード・ギアはただの老いぼれなんだもん……。単なるサスペンスならリチャード・ギアでもいいんですけどね。

監督の手腕はどうか

監督のマイケル・ブラントは『ウォンテッド』の脚本家として有名です。『ウォンテッド』は脚本が評価された映画ではないので、その点は誰も期待していませんでした。アクションが凄い!というのが魅力の作品の脚本家が監督を務めるのだから、そりゃあ凄いアクションを観せてくれるんでしょうね!と思って観に行ったらアクションが微妙でガッカリ、ということでみんな低評価なのでしょう。
監督としての実績がない人ですから、演出はもちろんダメ。カメラワークはそこそこでしたけど、期待していた物を観せてくれないとガッカリしますよね。まあ、リチャード・ギアにアクションを求めてもね。マーケティングのミスでしょう。

まとめ

ハリウッドでよくありがちなダメサスペンスでしたね。日本でいえば、吉本新喜劇風のクソコメディみたいなもんで、紋切り型を組み合わせて作られているので新しさがなく、どうでもいい作品に仕上がってしまったという具合です。

脚本家が監督やってんだから、もっと脚本に変えをかけても良かったと思うんですがね。時間が足りなかったのか、リチャード・ギアのギャラが高騰しすぎたのか。

大物俳優をキャスティングするなら、脚本と俳優のギャラにきっちりとお金を注ぎ込める予算がないとダメですよ。いまどきリチャード・ギアのアクション映画に金が集まるとも思えないので、やはり企画が立った事自体が間違っていると言わざるを得ません。

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