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映画『ザ・ヘラクレス』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ザ・ヘラクレス』の概要:アンピトリュオン王は私利私欲のため、戦争を起こしては土地や民を奪っていた。それを憂いたアルクメネ王妃は、女神ヘラに助けを求めた。ヘラはその願いを受け入れ、ゼウスとの子供を授けた。その子供、ヘラクレスは世を救う希望となった。

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映画『ザ・ヘラクレス』の作品情報

ザ・ヘラクレス

製作年:2014年
上映時間:100分
ジャンル:アクション、アドベンチャー
監督:レニー・ハーリン
キャスト:ケラン・ラッツ、スコット・アドキンス、リアム・マッキンタイア、リアム・ギャリガン etc

映画『ザ・ヘラクレス』の登場人物(キャスト)

ヘラクレス / アルケイデス(ケラン・ラッツ)
アルクメネ王妃と神々の王ゼウスの子供。アンピトリュオン王に殺されないため、ゼウスの子供であることは隠されていた。心優しい青年。戦闘能力に長けている。
ヘベ姫(ガイア・ワイス)
クレタ島の姫。アルケイデスと心から愛し合っている。
アンピトリュオン王(スコット・アドキンス)
私利私欲のために他国に戦争を仕掛けるほど、好戦的な性格。アルクメネ王妃が自分以外の子供を産んで以降、乱暴で攻撃的な性格に拍車がかかる。
アルクメネ王妃(ロクサンヌ・マッキー)
アンピトリュオン王の妻。心優しい女性。アンピトリュオン王が戦争を行うのを止めるため、女神ヘラに祈りを捧げる。その願いは神に受け入れられ、ゼウスの子を身籠る。
イピクレス(リアム・ギャリガン)
アンピトリュオン王とアルクメネ王妃の長男。次期王として育てられるが、気が弱くアンピトリュオン王の言いなりになっている。全てにおいて自分より秀でている、弟のアルケイデスに嫉妬している。へべ姫のことが好き。
ソティリス(リアム・マッキンタイア)
アンピトリュオン王の指揮下にある軍の隊長。妻と子供がいる。それなりに戦闘能力があるが、アルケイデスには一歩及ばない。アンピトリュオン王の悪政を憂いている。

映画『ザ・ヘラクレス』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ザ・ヘラクレス』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ザ・ヘラクレス』のあらすじ【起】

紀元前1200年、ギリシア南部、アルゴス。アンピトリュオン王が軍隊を率いてアルゴスの地を襲った。ガレヌス王に一騎打ちの戦いを挑み、見事勝利を収める。ガレヌス王の軍や土地、財産は全てアンピトリュオン王の物になった。

アルクメネ王妃は私利私欲のために戦争を行う、アンピトリュオン王を恐れていた。ある夜、アルクメネは戦争で傷つけられる民を助けるため、女神ヘラに祈りを捧げた。すると、ヘラはその願いを受け入れ、救世主となる息子を産むと神託を授けた。その子供は神々の王であるゼウスの子供で、“ヘラの贈り物(ヘラクレス)”と名付けられた。

アルクメネはゼウスとの子供を産んだ。アンピトリュオン王は自分の子供でないことを理解しており、自分の息子(イピクレス)と同じように扱うことを許さなかった。しかも、名をアルケイデスと勝手に決めてしまう。アルクメネはヘラクレスを守るため、それを受け入れた。

20年後。

アルケイデスは恋人であるクレタ島のヘベ姫と、森の湖に遊びに出かけていた。ヘベ姫はアルケイデスに、母が亡くなる前に父に贈ったネックレスをプレゼントする。2人は心から愛し合っていた。そこに、ヘベ姫を迎えにきたイピクレスが現れる。イピクレスはヘベ姫を愛しており、アルケイデス嫉妬していた。

アンピトリュオン王はクレタ王族との結びつきを強固なものにするため、ヘベ姫とイピクレスの結婚を宴の席で発表する。ヘベ姫はショックを受け、宴を飛び出していった。アルケイデスは馬で逃げたへべ姫を追いかけ、必死に声を掛けて馬を止めさせた。

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映画『ザ・ヘラクレス』のあらすじ【承】

へべ姫はアルケイデスと一緒に逃げることを決めた。だが、追手に捕まり連れ戻されてしまう。アンピトリュオン王は反乱を鎮める名目で、アルケイデスにエジプト行きを命じた。そこは、生きて帰ってくるとは誰も思わないような場所だった。アルケイデスはへべ姫を助けられないことに苛立ちを隠せなかった。それを見たアルクメネは、アルケイデスに隠していたことを全て打ち明けた。だが、アルケイデスは母の話を信じることができなかった。

アルケイデスはへべ姫に、3ヶ月(イピクレスと結婚するまで)で戻ることを約束して戦地に渡っていった。軍の隊長であるソティリスは共に戦地へと渡るが、アンピトリュオン王が軍隊の人数を半減させたことに疑問を抱いていた。

ソティリスの考えたルートで進軍していたが、洞窟で敵に囲まれてしまう。ソティリスとアルケイデス以外は全て敵に殺されてしまう。敵に捕まったアルケイデスは身分を隠すため、ヘラクレスと名乗った。その頃、アルケイデスが使っていた兜が発見されたことで、死んだと誤解したアンピトリュオン王によって葬儀が執り行われていた。へべ姫は祭壇に縋って泣き崩れた。

ソティリスはヘラクレスから話を聞いて、アンピトリュオン王が息子を殺すために軍を利用したことを知り絶望する。だが、ヘラクレスは家族に会うために希望を持てとソティリスを励ました。

映画『ザ・ヘラクレス』のあらすじ【転】

イピクレスは母であるアルクメネが、自分に対して冷たい態度をとることに傷ついていた。3か月後に控えているへべ姫との結婚を持ち出し、祝ってくれないのかと縋った。だが、アルクメネは震える声で、無理矢理迫った結婚だから、自分達夫婦のように冷めた関係になると辛辣に言い放った。

アルクメネはアンピトリュオン王を神殿に呼び出した。そこで、アルケイデスがゼウスの子であることを打ち明けた。アルクメネはナイフで襲いかかるが、返り討ちに遭い殺されてしまう。

ヘラクレス達は奴隷として売られ、闘技場のファイターとして戦わされていた。ヘラクレスは圧倒的な強さで他のファイターを倒した。ヘラクレス達はそれを利用して、金をもっと稼ぐにはギリシアに行くのがいいと自分達の主人に伝えた。年に1度の剣闘大会があり、豪勢な大会が待っていると唆した。主人は力が強く頭のいいフンババ達と戦って勝てば、1人をギリシアに連れて行くことを約束した。

ヘラクレス達はフンババ達と戦い勝利を収めるが、ソティリスは怪我をしてしまう。ヘラクレスはソティリスの自由を条件に、1人で戦うことを主人に約束する。長い航海の末、ヘラクレス達はギリシアに戻った。ソティリスは城に出入りしている神官を捕まえ、ヘラクレスが生きていることを伝えた。

ヘラクレスは闘技場で6人を相手に戦い、見事勝利を収める。圧倒的な強さに観客達は歓声を上げた。試合終了後、ヘラクレスはソティリスや仲間の神官達と再会を果たした。ソティリス達は遠征隊が壊滅したことで王への不信感が増しており、士官達に呼び掛ければ味方になってくれることをヘラクレスに伝えた。ヘラクレスはイピクレスのことを心配するが、父と同じように略奪をして私腹を増やしており、討つ必要があった。話の最後に、神官はアルクメネが亡くなったことをヘラクレスに伝えた。

映画『ザ・ヘラクレス』の結末・ラスト(ネタバレ)

ヘラクレスはソティリス達の協力の元、味方になる人物を募り、軍人から略奪を受けている町を救った。アンピトリュオン王は報告を受け、ヘラクレスの討伐を決める。その頃、ヘラクレスは神官の女性と会っていた。その神官は、アルクメネが女神ヘラに祈りを捧げたときに神殿にいた女性だった。神官は自分を素直に受け入れれば、内に秘められたゼウスの力が解き放たれることをヘラクレスに教えた。だが、ヘラクレスは母や遠征隊を救ってくれなかったゼウスを信じることができなかった。

へべ姫は神官に教えられ、森の湖でヘラクレスと再会を果たす。2人は森の中で、しばらくゆったりとした時間を過ごした。ソティリスは自宅へと帰るが、妻が殺されて亡くなっていた。そこに、イピクレス達が現れる。息子を人質に取られてしまい、ソティリスはヘラクレスの居場所を話してしまう。

へべ姫はイピクレス達に再び捕らわれてしまう。ヘラクレスは広場に連れて行かれ、鞭打ちの刑に処される。アンピトリュオン王は共謀罪で、ソティリスと神官の殺害を命じた。ヘラクレスの制止を聞かず、イピクレスは神官に剣を突き立てた。傷ついたヘラクレスはゼウスに呼びかけ、巨大な力を目覚めさせる。捕えられていた石段を破壊すると、周りにいた兵士達を投げ飛ばした。

ヘラクレスはソティリスや仲間になった兵士、町民達とアンピトリュオン王達を討つため、城に攻め入った。城内へと進むが、ヘラクレス達は敵の兵に囲まれてしまう。ヘラクレスはアンピトリュオン王に一騎打ちを申し込むが、アンピトリュオン王はそれを断った。怒ったヘラクレスはゼウスの力を使い、剣に雷を呼び寄せて半数の敵兵を薙ぎ倒した。そして、アンピトリュオン王と一騎打ちで戦った。そこに、へべ姫を人質にとったイピクレスが現れる。イピクレスはヘラクレスを守るため、自分の体ごとイピクレスを貫いた。ヘラクレスは怒りのままアンピトリュオン王を倒し、母が刺された剣でその胸を貫いた。へべ姫の元に駆け寄ると、話さなくなるまで強く抱きしめた。

月が輝く夜。ヘラクレスは城の屋上から1人で町を眺め、穏やかに微笑んだ。

映画『ザ・ヘラクレス』の感想・評価・レビュー

私が知っているヘラクラスの中で1番人間味のある、体力や身体で勝負するヘラクレスでした。ディズニー作品のヘラクレスはどうしても子供に分かりやすく見やすくするために、人間離れした強い神の力を持っていたりしますが、今作のヘラクレスはとても人間らしい男臭い強さでした。
CGが駆使されているので迫力もあり、テンポが良いので飽きずに見られると思います。神話と比べるとかなり簡単なストーリーなので、一つの作品として見ることをおすすめします。(女性 30代)

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