映画『レイクサイド』あらすじネタバレ結末と感想

レイクサイドの概要:2006年のアメリカによるサスペンスホラー。フォレスト・ウィテカーが、超常現象の権威として演技。毎晩の様に悪夢やポルターガイストに悩まされていた人気の童話作家であるクレアと一緒に謎の怪奇現象を辿って行く。

レイクサイド あらすじネタバレ

レイクサイド
映画『レイクサイド』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

レイクサイド あらすじ【起・承】

売れっ子の童話作家として活動していたクレア(ガブリエル・アンウォー)。
毎晩見る気味の悪い悪夢でかなり神経的にまいり始めていた。
夢にでて来たのと同じ家を、沼のそばで発見し、見学に訪れる。

閑散とした雰囲気の、少し不気味なカカシや室内の様子。気にしないようにしながらクレアは仕事にかかる。
買い物に出たクレアだが、店で買い物していると店主も夢に出て来た人物で動揺が走る。
買い物を手伝ってくれた地元紙の記者のピットニーは、3人の姪が売れっ子絵本作家の来訪に喜んでいると告げる。

家での生活をしてみたクレアだが、怪奇現象は相変わらずな上、夢で見た品々が家内に見つかり気味の悪さを拭えない。
ひどいポルターガイストが起こり、教会のミサもためらい車内で消沈しているとピットニーが誘いこの町の由来などを軽く話してくれた。
町の話を知りたいクレアは、家で起こる現象をうっすら相談するも明日の夕食で、とかわされてしまう。

ポルターガイストのみに留まらず、ドア下から血が流れてきた事や、幽霊の様な人物が見え始めた事で、クレアは超常現象の権威と言うソファの下から見つけた名刺を頼りにハント(フォレスト・ウィテカー)を頼りに行く。

レイクサイド あらすじ【転・結】

3年前もマーシーと言う女性にこの家に呼ばれたと話すハント。家の様子を探ると通路と言われる霊の出入口を見付ける。霊界や霊の仕組みを説明しながら家を調べていくハント。
ハントは7年前に妻と子供を亡くし、霊の世界から見る前に自分で考えろ、宿は他にもあるので戦わずにいろと告げ去ってしまう。

その夜、女性を見捨てるなと言う父のセリフを思い出したハントはクレアを助けに調査を開始。霊の狙いはクレアだ、と読んだハントは仕掛けをしながら2人でウトウトしていると、数日前に取り付けたドアが光り始める。ドアを開けてみると白いネグリジェ姿で泣く少女の姿が。声をかけたクレア、その後に部屋には少女が当時いたと思われる部屋の様子と誰かに怒鳴られ錯乱する2人の姿があった。

農場の悲劇と言う新聞を見つけてくれたピットニーは、昨夜の2人の載った記事を見せてくれた。2人は兄妹で、兄に食事を届けに行った際に沼地に落ちて溺れ死に、兄はショックで妹を探しに行ったまま、他の町民も何人か行方不明になったと言う。

事件の発端を調べ始めたクレアとハント。
新聞記事からヒントを見つけた2人は、ピットニーが事実と違う説明をした事に違和感を覚える。好きな物を餌にして捕まえる事に決め、息子のブレンダンの事を相談しに農場主の元に。話を聞いた2人は沼地に行くがピットニーが現れ真実を話す。
お酒を飲みながら仲間割れになり、少女を殺してしまい隠していたと告白。
少女の幻影が見え錯乱したピットニーは沼に引きずり込まれてしまった。

クレアは実は殺された少女の姉妹で、隠れて全てを見ていた事を告白。
少女には許してもらえたが、男性の例は暴走し、クレアは礼堂となっていたガラスと破壊。
ブレンダンの遺品である毛布を囮に彼をドアの向こうへ追いやった。

レイクサイド 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2006年
  • 上映時間:92分
  • ジャンル:サスペンス、ホラー
  • 監督:ジョーダン・バーカー
  • キャスト:ガブリエル・アンウォー、ジャスティン・ルイス、フォレスト・ウィテカー、ピーター・マクニール etc

レイクサイド 批評・レビュー

映画『レイクサイド』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

上質なミステリー

サスペンスホラーと言うジャンル分けされている本作ではあるが、ミステリーに近い内容であり、小説を読み進めていくかの様な上質のじわじわくるスリルがある。
主人公のクレアは、悪夢やポルターガイスト、果ては幽霊の様な人物が見えたりなどで怪奇現象に襲われていくが、淡々と怪奇現象が起こっていくので全体的にじめじめした湿り気を帯びた映画である。
かと言って陰気過ぎて観るのがしんどいとも違う、不思議なバランス感覚で構成されている。
設定自体は、ある意味ミステリーとして王道と言えるような、主人公や登場人物に作家の類が居る事や、何かの権威などと一緒に協力して謎を紐解いていくと言うのが美味しい。
特別登場人物に感情移入すると言った設定ではないのに、何気なく人物の次の動向など見守ってしまう緊張感はさすがサスペンスと言う要素を秘めていると思える。

フォレスト・ウィテカーの自然な演技

話の3分の1が過ぎた頃に、超常現象の権威と言う設定のハント(フォレスト・ウィテカー)が登場するが、演技の自然さがあまりにスムーズなので、どんな役柄でもすんなりこなせるスマートさを他の映画も観て比べてみても楽しい。
超常現象の権威、と言うとあまり馴染み無い上に、その職業自体得体が知れないイメージがあるので、どう演じ、どんな味を出しているかを静かに見守ると楽しめるはずである。
町の少し鬱蒼とした感じや、雪がしんしんと降る様子も雰囲気が出ていて、密室殺人の謎解きの様な期待感をハントに委ねてしまう人もいると思う。

レイクサイド 感想まとめ

ミステリー小説の様に少し湿った空気感がうまく出ている作品なので、静かにどっぷりミステリーや謎解きなどに集中したいと言う人には打ってつけ。
作家と言う設定や、怪奇現象の権威に相談しつつ、パートナーの様に一緒になって謎を突き詰めていくのは王道であり、観ていてなかなか根本的な怪奇の原因を探り当てるまで手にじっとりと汗を握ってしまう。
超常現象の権威として演じるのは、アカデミー賞主演男優賞のフォレスト・ウィテカー。彼のさりげなくプロらしさの光る演技に注目しながら観ると倍楽しめる。

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