映画『ザ・ナイトメア』あらすじネタバレ結末と感想

ザ・ナイトメアの概要:キューブリック監督の「シャイニング」の謎をテーマにした「ROOM237」の監督、ロドニー・アッシャーの最新作。2015年に製作された、悪夢や金縛りの謎に迫るドキュメンタリー映画。

ザ・ナイトメア あらすじネタバレ

ザ・ナイトメア
映画『ザ・ナイトメア』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

ザ・ナイトメア あらすじ【起・承】

8人の男女が体験した、悪夢の物語。
ニューヨーク州に住むクリスは、5歳の頃、ニュース番組のキャスターに話しかけられた。
やがてドアが直接見えるくらいに傾いたベッドで、3人の影男を見たり、金縛りが起こるようになっていった。

ミシガン州に住むジェフは、当時のガールフレンドから金縛りの体験談を聞かされうんざりしていた。
しかし彼自身が毎晩金縛りに遭うようになり、病院に行く決意をする。
ニュージャージー州に住むアナは、29歳の時に金縛りに遭い、窓をノックする音や邪悪な存在を感じるように。
それは妊娠中にひどくなり、彼女は子供を守るために必死だったと語る。

ニューヨーク州に住むケイトは、仕事を始めたばかりで疲れきっていた頃に金縛りになり、影男を侵入者だと思って恐怖を感じた。
ケンタッキー州に住むコリーンは、金縛りになると部屋中が真っ赤な光に包まるのを見たり、大勢の人の叫び声を聞いたりしていた。
そして、彼女も影男を見ていた。

イギリス、マンチェスターに住むスティーヴンは、金縛り中に影男が3人やってくると語る。
カリフォルニア州に住むコニーは、10代の荒れていた頃に突然金縛りにあい、影男の存在に恐怖した。

カリフォルニア州に住むフォレストは、ベビーベッドの中から謎の2人組を見た。
テレビの砂嵐のような肌に宇宙人のような見た目のそれを「ZINE」(ザイン)と呼んでいた。

ザ・ナイトメア あらすじ【転・結】

いち早くネットを使っていたケイトやコリーンは、とりあえずググったと語る。
クリスやジェフは病院に助けを求めたが、原因はわからなかった。

コリーンは自分に起こる現象が「エルム街の悪夢」そっくりだと驚き、フォレストは「コミュニオン 遭遇」や「ナチュラル・ボーン・キラーズ」、クリスの場合は「インシディアス」だった。

クリスやフォレストは、姿形が違っても同じ人物だとわかる男が、何度も夢に現れていると語る。
アナとクリスは、夢の中で痛みを感じたこともあるという。
金縛りの原因を悪魔だと信じるアナやクリス、宇宙人説を語るフォレスト、ケイトは教師らしく科学的解釈を考えていた。

アナは不思議な体験をすることがあった。
母が亡くなって落ち込んでいた頃、金縛り中に母に抱きしめられるぬくもりと声を聞いた。
偽物が現れることもあるが、今でも時々会いに来てくれるのだという。

スティーヴンは幽体離脱を経験し、3人の影男と格闘したことがあった。
コニーは金縛り中に悪魔がいると感じ、イエス・キリストの名前を口に出したという。
それがきっかけで、大の宗教嫌いだった彼女はキリスト教徒になった。

コニーやスティーヴンは、ネットで同じような体験をしている人を探すこともあると語る。
コニーは金縛りにあうことが無くなり、他の7人もそれぞれの解釈を見つけている。

しかしクリスは、子供の頃に呼びかけられたニュースキャスターに連れられ、死を迎えるのではないかと思っている。

ザ・ナイトメア 評価

  • 点数:10点/100点
  • オススメ度:★☆☆☆☆
  • ストーリー:★☆☆☆☆
  • キャスト起用:★☆☆☆☆
  • 映像技術:★☆☆☆☆
  • 演出:★☆☆☆☆
  • 設定:★☆☆☆☆

作品概要

  • 公開日:2015年
  • 上映時間:91分
  • ジャンル:ホラー、ドキュメンタリー
  • 監督:ロドニー・アッシャー

ザ・ナイトメア 批評・レビュー

映画『ザ・ナイトメア』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

テレビだったらまだ面白い

ドキュメンタリー番組を映画にしたような作品で、出演者は悪夢や金縛りに悩む本人、再現映像も本人が出演している。
30~40分のテレビで放送されるようなドキュメンタリー番組としてなら面白いだろうが、それが90分の映画になっただけで、だらだらと長いだけの作品。
8人分のインタビュー映像と再現VTRが延々と続き、これといった見せ場も無い。

宇宙人の仕業だったに違いない、絶対に悪魔の仕業だった、医療でどうにかなるものではないと淡々と続くだけで、日本人にはなじみのない部分も多く、つまらなさしか感じない。
また、悪夢という意味の「ザ・ナイトメア」という邦題なのにも関わらず、金縛りにあう人たちへのインタビューになっているので、タイトルやパッケージだけで選ぶと失敗する作品の典型。

ドキュメンタリー番組そのもののストーリー

8人の男女の体験談が、ほぼ脈略もなく入れ替わっては進んでいくストーリーに、開始10分程度でついていけなくなる。
「それは戻ってくる」「1回だけの出来事」などというサブタイトルが付いて進んでいくが、それとは関係ない内容が多い。
また、ニュージャージー州に住むアナが母親の霊と再会するのは、1度だけではないというツッコミどころもある。

テレビのニューススタジオ風な場面から始まり、テレビを見ていて不思議体験をしたクリスがそのキャスターと共に去っていくというラストは面白いが、起伏も無いストーリーに飽きてしまって最後まで見れるかどうか、というところ。
素人が演じているのでリアリティはあるが、90分耐えられるほどの演技の上手さや引き込まれるようなシーンは存在しない。

ザ・ナイトメア 感想まとめ

30分~40分の、「アンビリーバボー」のようなテレビ番組の特集や、ケーブル局の「ディスカバリーチャンネル」などで放送されたら、面白いであろう作品。
また、出演者たちと同じような金縛り体験をしたことがあれば、そこそこ楽しめる内容。
しかし体験したこともなく、ただ90分間もの間、映画として見るにはあまりにもつまらない。

山場や見せ場もなければ淡々と進むだけの8人の男女のインタビューと再現映像に、アメリカにありがちな宇宙人誘拐説、日本ではなじみの薄い悪魔の告げられるだけ。
「ROOM237」のような面白さを期待すると、痛い目にあう映画。

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