映画『おやゆび姫 サンベリーナ』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「おやゆび姫 サンベリーナ」のネタバレあらすじ結末

おやゆび姫 サンベリーナの概要:アンデルセン童話「おやゆび姫」を、ドン・ブルースとゲイリー・ゴールドマンのタッグでアニメ映画化。バニー・マニロウ製作のキャッチーな劇中歌が時を超えて愛される、ファミリー・ミュージカル。

おやゆび姫 サンベリーナの作品概要

おやゆび姫 サンベリーナ

公開日:1993年
上映時間:87分
ジャンル:ファンタジー、ラブストーリー、ミュージカル、アニメ
監督:ドン・ブルース、ゲイリー・ゴールドマン
キャスト:ジョディ・ベンソン、ジーノ・コンフォルティ、ゲイリー・イムホフ、バーバラ・コック etc

おやゆび姫 サンベリーナの登場人物(キャスト)

サンベリーナ(麻生かほ里)
魔法の花から生まれた、親指サイズの女の子。姿かたちは愛らしく、歌声は誰をも魅了する。素直で優しいが、同じ種族の仲間がいないことを気に病んでいる。
コーネリアス(駒田はじめ)
妖精の谷の王子。威勢がよい冒険好きの若者で、王と王妃に心配をかけてばかりいる。
ジャキモ(山寺宏一)
燕。愛の物語と美しいもの、歌が大好き。陽気な性格で、気弱になったサンベリーナを励まし続ける。
ミセス・ドロレス(松本梨香)
カエルのマダム。息子の三兄弟を引き連れ、世界中で歌と踊りのショーを開催している。結婚は女の墓場と考えている、金儲け主義の女。
バークレー(神谷明)
コガネムシの紳士。美人に目がなく、サンベリーナをナンパする。
ミス・フィールドマウス(三ツ矢雄二)
穴倉に住むネズミの婦人。世話焼きで、噂好き。現実主義で、使えるものは何でも使う。
ミスター・モル(金尾哲夫)
モグラの老紳士。地底で一番の大金持ち。コガネムシを標本にするのが趣味で、騒がしい鳥と太陽が大嫌い。

おやゆび姫 サンベリーナのネタバレあらすじ

映画『おやゆび姫 サンベリーナ』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

おやゆび姫 サンベリーナのあらすじ【起】

あるところに、一人寂しく暮らしている女性がいた。彼女は子供を強く欲しがり、魔法使いがその願いを聞き入れ、黄金の粒を与える。その粒を土に植えると、たちまち綺麗な花が咲き、中から可愛い少女が現れた。親指サイズのこの少女は、“サンベリーナ”と名付けられた。

サンベリーナは女性をママと慕い、動物たちにも愛され楽しい日々を送っていた。しかし、彼女ほど小さい人間は他におらず、絵本の妖精を見て憧れを募らせる。

秋が近づいたある晩、妖精の谷を治める妖精王一家が、森の木々を黄金色に染める仕事にとりかかった。王子のコーネリアスは、やんちゃ盛りの16歳。彼はひとり隊列を抜け出し、窓辺で踊るサンベリーナの姿に目を奪われる。

サンベリーナは突然現れた妖精の王子に驚くが、二人はすぐに意気投合。コーネリアスの相棒の蜂にまたがり、夜の森を歌って飛び回る。そして、王子はサンベリーナに指輪を贈り、明朝にまた迎えに来ると言って城へ戻っていく。

夢見心地でベッドに入るサンベリーナ。しかし、喜びも束の間、サンベリーナは何者かに森の沼地へと連れ去られてしまった。翌朝、コーネリアスはたくさんのプレゼントを抱えてやってくるが、部屋は荒れ果てサンベリーナはいない。コーネリアスは、すぐさま彼女を助けに森へ飛び出した。

おやゆび姫 サンベリーナのあらすじ【承】

誘拐の犯人は、サンベリーナの歌声に魅入られた、カエルのミセス・ドロレスだった。彼女と三人の息子たちは、世界を回る旅芸人。サンベリーナを歌姫として迎え、さらに息子の一人と結婚させようという魂胆だった。

カエルたちが神父を迎えに行った隙に、サンベリーナは沼地から逃げ出した。偶然通りかかった燕のジャキモや、虫たちがサンベリーナを手助けしたのだ。さらに彼らは、妖精の国やサンベリーナの家を探す手伝いをしてくれるという。

その頃、コーネリアスは、父の王に冬の到来を遅らせるよう頼みこんでいた。しかし、王の力をもってしても、せいぜい一日遅らせるのが精いっぱいだ。

一方のサンベリーナの行く手にも、コガネムシのバークレーが立ちふさがる。バークレーは彼女の可憐な姿と歌声に魅入られ、コガネムシの衣装を着せてステージに立たせるが、衣装が脱げると会場からは大ブーイング。羽根のないサンベリーナを「醜い」と罵り、再び森の中に放り出してしまう。

人間にも虫にもなれないサンベリーナ。悲しみにくれる彼女を、ジャキモが力強く励ました。サンベリーナはコーネリアスの愛を思い出し、再び家を探す決意をする。

おやゆび姫 サンベリーナのあらすじ【転】

いよいよ秋が深まり、冬の訪れが近づいた。ジャキモは翼にケガを負いながら、必死に妖精の谷を探す。サンベリーナは相変わらず森をさまよい、カエルやコガネムシ、そして王子がそれぞれの思惑で彼女を追っていた。

ついに冬がやってくる。寒さで気絶していたサンベリーナは、ネズミのミス・フィールドマウスに助けられ、穴倉の家に身を寄せていた。ここでサンベリーナは、彼女を探す王子が冷たい川に転落し、氷漬けになって死んでしまったと聞かされる。

落ち込むサンベリーナを、ミス・フィールドマウスが連れ出した。訪れたのは、モグラのミスター・モルの屋敷だ。二人に求められ、サンベリーナは愛の歌を歌う。そのお礼にと、ミスター・モルが珍しがって披露したのが、ジャキモの亡骸だった。ジャキモは、ケガが悪化し飛べなくなり、地下トンネルへと落っこちてきていたのだ。

冷たくなったジャキモに寄り添うサンベリーナ。すると、気を失っていただけのジャキモが、息を吹き返した。彼はけがの手当てをしてもらうと、再び妖精の谷探しに飛び立っていく。王子の死を知っていたサンベリーナは、その姿に、かえって胸を痛めるのだった。

サンベリーナの悲しみも知らず、ミスター・モルは彼女を嫁に迎えたいと思い始めた。ミス・フィールドマウスに金を握らせ、サンベリーナを説得させる。愛する人と家を失ったサンベリーナは、絶望し、ミスター・モルとの結婚を了承してしまった。

おやゆび姫 サンベリーナのあらすじ【結】

結婚式の日。神父の言葉もサンベリーナの耳には届かず、思い出されるのはコーネリアスの歌声ばかりだ。サンベリーナは、ついに自分の気持ちを裏切れず、神殿を飛び出してしまう。

地底トンネルの中、サンベリーナとミスター・モルたちの追いかけっこが始まった。その時、追手の一団の中に、コーネリアスが飛び込んで行く手を阻む。コーネリアスは、小さな虫たちに氷を溶かしてもらい、助かっていたのだった。

そうとは知らず、ひとり必死に逃げるサンベリーナ。地上へ出てきた彼女を、ジャキモが喜んで迎えた。ジャキモは、ついに妖精の谷を見つけ出したのだ。

ジャキモに連れられ、サンベリーナは妖精の谷に降り立つ。しかしそこは、何もないただの雪野原だった。落胆しながらも、ジャキモに促され、歌を歌うサンベリーナ。すると、雪を割って次々に新芽が飛び出し、あたりは一斉に春の空気に包まれた。

サンベリーナが驚いていると、そこへ、ようやくコーネリアスがやってきた。二人が再会を喜び、愛を確かめ合っていると、サンベリーナの背中に黄金に輝く翼が生えた。こうして、何者でもなかったサンベリーナは、妖精の姫として迎えられるのだった。

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