『パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT』あらすじ感想とネタバレ映画批評・評価

パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHTの概要:アメリカのホラー映画「パラノーマルアクティビティ」の日本版の続編。長江俊和監督、中村蒼主演。アメリカで交通事故に遭遇し、帰国した姉の周りで起こる怪奇現象をカメラが捕らえていた。

パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT あらすじ

パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT
映画『パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT』のあらすじを紹介します。

アメリカ旅行中に交通事故に遭遇した山野春花は、両足を複雑骨折、全治半年の大怪我をして帰国してきた。
だが、春花の周囲では怪現象が多発するようになる。
幸一は春花の許可を取って部屋にビデオカメラを設置し、その映像を自室のパソコンにつないで、怪現象の謎を探ることにする。

友人のツテで、霊感のある女性を紹介してもらう幸一。
自宅に招いて怪現象を捉えた映像を見せるが、彼女は体調を崩して逃げるように帰ってしまう。

やがて家中で怪現象が起こり始め、幸一は自分の部屋の映像も残すことにする。
怪現象は激しさを増し、危険を感じた姉弟はお祓いを依頼する。
出張中の父も一旦帰宅し、家族水入らずの落ち着いた時間を過ごすが、数日後には春花の部屋で再び怪現象が起こり始める。
もう一度お祓いを依頼しようとするが、その人物は前回のお祓いの直後に亡くなったと知らされる幸一。

やがて春花の口から、意外な真実が明らかになる。
自分に悪魔が憑いていると言う春花は、精神的にも肉体的にも衰弱していく。
そしてビデオ設置から15日目の深夜、それは起こった。
自宅の中に隠されていた父の遺体、襲い掛かってくる春花。

逃げ出した幸一も謎の死を遂げ、春花は行方不明になった。

パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT 評価

  • 点数:85点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★★

作品概要

  • 公開日:2010年
  • 上映時間:90分
  • ジャンル:ホラー
  • 監督:長江俊和
  • キャスト:中村蒼、青山倫子、吉谷彩子、鯨井康介 etc

パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT 批評 ※ネタバレ

映画『パラノーマル・アクティビティ 第2章/TOKYO NIGHT』について、感想批評です。※ネタバレあり

アメリカ版を知らなくても安心して見られる

アメリカで低予算ながらも大ヒットを記録した、有名な映画「パラノーマルアクティビティ」の日本版の続編という設定。
主要スタッフ、キャスト共に、あえて日本人をそろえ、モキュメンタリー作品に携わることが多い長江俊和監督、脚本になった。

海外版パラノーマルアクティビティを見ていなくても楽しめるが、見ていても十分に面白いストーリーになっている。
第一作目のケイティを轢いてしまった車に乗っていたのが実は春花だったと、ネット記事を使いながら説明し、春花の口からも”轢いた女性も殺人を犯す前に変なことに巻き込まれていた”、とアメリカ版とのつながりを作ったストーリーになっている。

海外版は、当たり前なのだが、全てアメリカ様式の家の中を撮影したもので、なんとなくなじめずに終わる場合もあると思う。
それに反してこの作品は、日本の生活が全て。
お祓いのシーンも日本らしいものになっていて、わかりやすい。

邦画で悪魔というキーワードを使うのは珍しいが、春花がケイティの事を知るまでは、家に幽霊が取り憑いたという発想にしたのも、突飛すぎなくて丁度良い展開だ。

シンプルだからこそ目立つもの

登場するのは主に姉の春花と弟の幸一のみで、父親はほぼ出張先に滞在、母親はすでに他界しているように思われ、友人などが来てもすぐ帰るような設定。
姉弟のやりとりとビデオ映像だけでストーリーが展開するので、シンプルなのだが、それが怖さを引き立てている。

フェイクドキュメンタリーと言えば、無名のキャストを起用することでリアリティを出すという、暗黙のルールのようなものが存在するにも関わらず、春花と幸一役に、名前の通った俳優を使っている。
2人の父役や友人役には無名の役者を使っているだけに、妙な現実味の薄れ方をしていて、どっちつかずな印象を与える。

春花の部屋のベッドの横が鏡になっているのは、何かが映りこむ演出があるのでは、と散々期待をさせておいて、結局何も映らないので何をしたかったのか良くわからない。
また、録画映像が2画面になるのも、どことなく見ていて疲れを感じさせる。

感想まとめ

パラノーマルアクティビティと言えば、アメリカで作られたモキュメンタリーホラー映画で、超低予算にも関わらず大ヒットしたのでも有名。
海外版のシリーズは5作品出ているが、時系列で言えばこの作品は「パラノーマルアクティビティ2」のエンディングのその後の話で、舞台は日本だ。
スピンオフといってもいい内容で、アメリカの生活がメインなために海外版をよそよそしく感じた私は、この作品の方が楽しめた。

このシリーズではケイティとクリスティ姉妹にとり憑いた悪魔が中心となっていくが、日本版ということもあり、とり憑かれたケイティを車で撥ねてしまった旅行中の春花がとり憑かれ、自宅で怪奇現象が起こるというものになっている。
よく見ると、幸一の机の上に置かれた本のタイトルの中に「悪魔の大全集」など、その場面にピッタリの本が置いてあるという小ワザがあって面白い。

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