映画『ターンレフト ターンライト』あらすじとネタバレ感想

ターンレフト ターンライトの概要:2004年公開の台湾映画(原題:向左走向右走)。ベストセラー絵本を実写映画化した作品で、主演は金城武が演じている。すれ違う男女の運命的な恋模様を描く。

ターンレフト ターンライト あらすじ

ターンレフト ターンライト
映画『ターンレフト ターンライト』のあらすじを紹介します。

台北のとあるマンションにヴァイオリニストのジョン(金城武)と翻訳家のイヴは暮らしていた。
隣同士の部屋に暮らしながら、1度も顔を合わせたことが無い2人。
ジョンは右に曲がるくせがあり、イヴは左に曲がるくせがあることで会うことが無いのだ。

しかしある日、イヴが公園の噴水に座り原稿を読んでいるとその原稿が飛ばされ水の中に。
それを拾ってあげるジョンとお礼を言うイヴは、この時初めて顔見知りになった。
しかし実は彼らは高校生の時に出会ったことがあり、かつてイヴが一目惚れをしたものの音信不通になっていた相手だと気が付く。

思わぬ再会で盛り上がる二人。
別れ際にお互いの電話番号を紙に書き交換し、もう1度会うことを約束した。
しかし降ってきた雨のせいで番号が滲んでしまう。
手当たり次第に番号をかける2人だが、隣にいながらもそれを知ることなく虚しい時間が過ぎていく。

そんな時ジョンは仕事のためウィーンへ、イヴはアメリカへ行くことが決まる。
その前にどうしても会いたいと街をさまよう二人だがやはり会えない。
そしてもう1度電話をかけてみる。
奇跡的につながった電話で念願の相手と話すことができた。

しかし突然地震が襲う。
ひどい揺れで古いマンションは崩れ始める、それでも電話をやめようとしない2人。
迎えるラスト。
それは思いもよらない再会だった。

ターンレフト ターンライト 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★☆☆☆

作品概要

  • 公開日:2002年
  • 上映時間:99分
  • ジャンル:ラブストーリー
  • 監督:ジョニー・トー、ワイ・カーファイ
  • キャスト:金城武、ジジ・リョン、エドマンド・チャン、テリー・クワン etc

ターンレフト ターンライト ネタバレ批評

映画『ターンレフト ターンライト』について、感想批評です。※ネタバレあり

ドリフ並みのラスト

恋愛映画のラストシーンで、こんなに笑わせてくれた映画はない。
まるでドリフだ。
原作は絵本で同じ結末ではないようで、もっとシンプルに再会できるらしい。
恋い焦がれているのにもかかわらず、全く会えずすれ違いようやく電話が通じたそのときに地震が起きてしまう。
それも結構大きく老朽化したマンションの壁は崩落する。
ふと顔を上げたそのとき、まさかの再会。
こんなにじらされたあげくそんなオチが待っていようとは誰が予想したのだろう。
思わず2度見。
さらに金城武じゃないと成立しないストーリー展開。
他の俳優だったらギャグ映画になる恐れがある。

タイトル通りの面白い構成

ターンレフトターンライトとは単純に左を向く、右を向くだ。
そのタイトル通り二人の主人公とヒロインはそれぞれ向きクセがあって、マンションの隣の部屋にあながらもそれぞれが違う方向に向かうため顔を会わせたことごないという設定。
これが非常に面白く、同時にイライラさせられる。
長い時間すれ違っているだけの絵を見せられるのだから気が短い人にはお薦めできない。

不思議と見いってしまう純粋さ

見方によってはバカバカしいくらいのドラマだが、実はかなりのピュアストーリーだ。
となりに住んでいるかどうかはさておき、携帯の時代ではなかったから成立するメモの電話番号の走り書き。
これが雨に濡れてしまうというところから始まるのだが、違和感無く見ることができた。
実はどこかでこんな恋愛できたら素敵だと思わされるような演出がちりばめられており、絵本が原作だということが納得できる作品である。

ターンレフト ターンライト 感想まとめ

台湾映画というとどこか暗めで田舎風景が満載と言う、イメージがある人が多いのではないだろうか。
確かにそのようなゆっくりした時間が流れているのを楽しむようなタイプの映画もたくさんあるのだが、本作品は極めて都会的であり、また日本人に共感できるような描写もたくさんある。
何より主演が日本でも人気の金城武ということが一番のポイントであるだろう。
金城武ありきの映画であり、他の俳優ではやはりB級感をぬぐえない作りであることは否めない。
コミカルに作りすぎているため笑いになってしまう箇所が多数あったようなきもするが、あまり暗くなりすぎても面白くないのでこれで良いのかもしれない。

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