映画『タキシード(2002)』あらすじネタバレ結末と感想

タキシード(2002)の概要:ジャッキー・チェン主演のアクション映画。ジャッキー扮する平凡なタクシー運転手が、ある秘密情報機関にドライビングの腕を見込まれたことから始まり、特殊なタキシードを装着すると何でもその道のプロになる。日本では2003年公開。

タキシード あらすじネタバレ

タキシード
映画『タキシード(2002)』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

タキシード あらすじ【起・承】

ダウンタウンのタクシー運転手、ジミーが心ときめかせるジェニファー。彼女が画廊から出てくるのをボーっと見ていたジミー。あまりにみとれていて、バイクが来ていることもわからず扉を開けてしまった。バイクの男は扉に激突。倒れるかと思いきやバイクの男は腹を立てジミーに攻撃してきた。それを軽快にかわして反撃するジミー。

そうこうしている間にいつの間にかタクシーの後部座席に乗り込んでいた女がジミーにいうのである。自分が化粧をしている間に目的地に着いたら2倍の料金を払うという。こんなおいしい話はないと張りきったジミーは、車を超スピードで運転しながら、狭い路地を抜け、一方通行を逆走なんでもありの運転ではあるが、無事化粧が終わるまでに目的地に到着する。

これが実は採用テストだと女から聞かされ、ジミーはお抱え運転手になった。ご主人のデブリン氏は豪邸に住んでいるスマートなイケメン。採用テストに来た女スティーナからこの屋敷の様々な規則を書いたものを渡された。

お抱え運転手の衣装に着替えたジミーは、主人のデブリンを乗せて走り出す。ところが、当たり屋が車に当たってきた。その瞬間に車に爆弾を仕掛けられてしまう。走る車の後を何故かスケートボードが追いかけてくるのに気付いたジミー。ご主人のデブリンからそのスケートボードに追い付かれると車は爆発すると聞かされて必死に運転するジミ。だが、とうとう路地に入ったところで追い付かれて爆破されてしまった。

タキシード あらすじ【転・結】

爆発直前にデブリンとジミーは車の外に飛び出したのだが、デブリンは負傷。倒れたデブリンがハイテクな小道具を使って自分を全く別人に変えてしまった。そして、ジミーに「タキシードを着てウォルターという人物を探せ」といったまま意識を失ってしまった。彼の正体は秘密組織であるCSAの一員だったのだ。デブリンが搬送先された先の看護師がジミーにデブリンが持っていたと渡されたのは一枚のメモだった。そのメモには見かけない虫の絵が描かれていた。

飲料水会社のバニング社長は社長室に訪れた若者に水を飲ませたその瞬間、若者の体はアッという間に水分がすべてなくなった様に干からびて死んでしまった。その水に入っていたのは殺人バクテリアだった。このバクテリアは体の組織を壊してしまうというのだ。バニング社長はこのバクテリアを使って世界征服を企んでいるのだ。

デブリンの屋敷に戻ってきたジミーは、秘密のタキシードが隠されている部屋に行き、ハイテクのタキシードに手を通そうとするが、タキシードは本人と認識しないと袖を通させてくれない。格闘の末、やっとのことでタキシードを着ることができた。このタキシードはCIAやFBIと無縁のジミーであってもライフルの組み立てや射程距離から遠い相手でも難なくこなしてしまうのだ。そしてジミーはCSAの捜査員と翌日会う約束をする。

調査員と落ち合ったジミーは人類を滅亡させて天下を取ろうとする陰謀を阻止するため、バニング社長の自宅にパーティ客を装って潜入する。この自宅の地下にある研究室では虫の幼虫にバクテリアを埋め込み培養していた。それは、看護師から手渡されたメモの虫と同じものだった。ジミーは研究室で見つかってしまい、バニングにタキシードを奪われてしまう。バニングは奪ったタキシードを着て逆に襲ってきた。もうだめかと思われたその時、女王虫が培養器から出てきて来た。ジミーはとっさに這い出てきた女王虫をバニングの口めがけて投げつけた。すると、丁度バニングの口に入る、虫を飲み込んだバニングは干からびて死んでしまった。

一件落着してダウンタウンに戻ったジミーは、画廊のジェニファーに何とかアタックしようと頑張るが、逆にストーカーと間違われ振られてしまう。

タキシード 評価

  • 点数:65点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2002年
  • 上映時間:99分
  • ジャンル:アクション、コメディ、アドベンチャー
  • 監督:ケヴィン・ドノヴァン
  • キャスト:ジャッキー・チェン、ジェニファー・ラヴ・ヒューイット、ジェイソン・アイザックス、デビ・メイザー etc

タキシード 批評・レビュー

映画『タキシード(2002)』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

ジャッキーの魅力は出たか

ジャッキーの映画は笑いとアクションが見もの。このタキシードはジャッキーをハリウッドのスターに押し上げた作品だが、今までのものと少し違和感を覚えてしまう。今までのジャッキー作品は彼の生身の体当たり作品がほとんどである。が、この映画は特撮を使っているからかもしれない。カンフーよりもコメディ色が強いということだろう。このタキシードを着たらだれでも超人的な動きができるという設定で進むこのストーリーだが、ジャッキーの魅力を引き出すことはできているのだろうか。カンフー的動きもコメディ色も中途半端な気もする。

ジャッキーのお相手

ジャッキーの香港映画には、007のように必ずお相手役の女性が出てくる。しかも、お相手の女優陣は相当半端ないアクションを求められる気がする。ハリウッド映画なのでお相手は女優でなく俳優かと思いきや「ラストサマー」のジェニファー・ラブ・ヒューイットだった。彼女にとってはまさに体を張った演技。

ストーリーはややきつめ

ジャッキーのコメディアクションが好きなので、ストーリーはある程度目をつぶるか、という感じである。というのは、ストーリー展開に無理がある。飲料水会社の社長が世界征服?というし、デブリンはジミーに触ってはいけないと言っていたタキシードなのに、「タキシードを着てウォルターという人物を探せ」と言わせてしまう。普通の市民を秘密組織が巻き込むことはしないかと。まあ、コメディなので辻褄合わせはいらないのかもしれない。

タキシード 感想まとめ

ジャッキーのコメディ路線をちょっとスマートにして、今回はジャッキーのカンフーやアクロバット的なところもあまり出さず、タキシードをハイテク武器にしての奇想天外の面白映画という感じ。ハリウッドのヒーロー要素を少し足した感もある。だが、ちょっといつもと違うのが物足りない感で残ってしまった。最初に出てくる画廊の美女設定はラストにきて必要なのかと思ったが、あまり関係なく肩透かしで残念。そしてそのままフェードアウト的な終わりといい物足りなさはあるが、気軽に楽しめる作品。

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