jyjユチョンが魅せた!ポン・ジュノ作品「海にかかる霧」狂気の演技!

海にかかる霧の概要:荒れ狂う海で、チョンジン号の船員と密航者の命を賭けた狂気のサスペンス!若い船員ドンシクは愛するホンメだけでも助けようとするが。パク・ユチョン映画デビュー作。

海にかかる霧 みどころ

海にかかる霧
映画『海にかかる霧』の見どころを紹介します。

ラブシーンに注目せよ!

「ユチョンさんは、ラブシーンが得意なんです!」と言ったのは、「海にかかる霧」で共演したホンメ役のハン・イェリ。ユチョン本人は、ラブシーンの後の靴を履かせてあげる場面が気に入っているらしい。
jyjのユチョンが映画デビューし、またまた新人賞を受賞!と聞けば、ファンなら観ずにはおれません。

演技力の高い彼なのですが、この映画を選ぶことに不安はなかったのでしょうか?
観る方には大不安です!しかし、ポン・ジュノ作品だと聞けば、チャレンジしてみようかという気持ちになるんです。

作品に対する思い

ユチョンの作品の選び方は、脚本をよく読み、自身が面白いと思ったものに挑戦。とても自由で親和性のある俳優。感情が豊かで愛情深く癒しのオーラを持つ王子様。ところが、この映画には、癒しや純粋性とは真逆の冷たい狂気とただひとつの希望である愛が描かれています。彼は絶望しかない、極限の状態まで追いこまれていく過程ですら楽しんでいるかのようです。どうしてそこまで追い込めるのだろう?

ユチョンをみてよく思うのは、役に集中している時はその役の人物に成りきって生きている!と感じること。若い船員ドンシク(パク・ユチョン)が密航してきたホンメを恍惚として見つめる瞬間。
ああっ、ドンシクは恋に落ちてしまった!とドンシクの純粋さにみている者は心を打たれてしまうんです。

映画デビューだというのに、もう何年も演じてきたような存在感と感情の底知れない揺り幅があるのも魅力。ドラマ「トキメキ!成均館スキャンダル」でも、大物の予感と気品を感じさせたが、「海にかかる霧」では、これまでの自分のイメージから脱皮し、どんな人物でも演じきる自由さを獲得したみたい。
しかし過去の出演作から、重く辛い役柄は難しいのではと思ってました。彼の性格に近い明るい好青年役がきっと似合うから。
でもイイ意味で観客の期待を裏切る彼から目が離せない!

ポン・ジュノの作品世界

ミステリーや漫画が好きで、その劇画テクニックを生かした作品作りが特徴。
社会や人間の心理模様を巧みに表現。そのせいか恐怖がもたらすカタルシスが魅力です。現実よりもリアル?に迫る 映像の魅力に加えて、俳優の活かし方も上手い。イチオシは「母なる証明」で主演した、ウォンビンの演技力と存在感!

ポン・ジュノといえば、大ヒットした映画「殺人の追憶」が有名。この映画も実話(未解決の殺人事件)を基に推理劇が展開します。
まるで実際にその場所にいるかのようなリアルさで心をかき回す!この演出を「ポンテール」という。韓国にこんなすごい才能ありと衝撃が走しります。

「海にかかる霧」では、彼の好む実話を基にしながら、韓国社会の縮図をより人間性の濃いドラマとして際立たせるために、シム・ソンボ監督の言葉の力を借りたのです。
これで、 二人の信頼と新たな才能が炸裂したエンターティンメント!作品のはじまり!

ポン・ジュノ監督は、2012年に「スノーピアサー」(雪国列車)という列車映画を撮影。一風変わった、フランスの漫画が原作で、氷河期の地球が舞台になっています。
映画では、金持ち階級が支配する世界を皮肉と愛を込めて描いています。
この映画にもポン・ジュノが得意なミステリー要素は詰まっていて、ただ社会への批判だけでなく対立の構図と人間の愚かさが笑いを誘います。

毒のない映画はつまらない!

王子様のようなユチョンではなく、泥臭く愛と死にのたうちまわるユチョンがみたい!そういう声にお応えして。
この映画は、ユチョン以外のキャラクター5名もいい味を出しています。
シム・ソンボ監督は、「キャラクター達の人間的魅力を魅せることにこだわった!」と話しています。

特に船長役のキム・ユンソクの演技やホンメ役のハン・イェリの演技に注目したい。
キム・ユンソクは、「チェイサー」や「悲しき獣」に主演した実力派俳優。
彼の演技に共演者達は多くの刺激を受けています。ポン・ジュノ作品にとって欠かせない人!。

パク・ユチョンの相手役、ハン・イェリは感情が豊かで俳優というよりもダンサーとして活躍してきた人。しなやかな演技で、男くさい現場でも存在感を失わない。
ドラマ「ヨンウの夏」や映画「korea」に出演。決して、際立った美人ではないが作品への努力や人物の心理表現に定評があります。

映画の魅力はまだあります。映画の前売り券に付いてくる限定グッズ!。船にちなんだものを付けているのだが、第3弾の特典をみてびっくり!お守りストラップだそう。
この限定グッズ欲しさに並ぶかもしれないです。ユチョンの顔、大きくお守りに載っています!予告編もチェック!迫力ある映像は期待を裏切らない!

まとめ

2001年に起きた、「テチャン号事件」を基にした舞台を、jyjのユチョン主演で映画化。「殺人の追憶」や「母なる証明」をヒットさせたポン・ジュノ監督が初制作、脚本家シム・ソンボが初監督と話題性も高い。この組み合わせを聞いただけでも強烈に観たくなります!
これまでのポン・ジュノの狂気的サスペンスを継承しつつ、ラストまでの壮絶な人間ドラマに悶絶すること間違いありません。

映画デビューながら、重いテーマにもさわやかな残光を魅せる、パク・ユチョン。
これから更なる進化が期待されます。次回作は未定ですが、新しいドラマ「匂いをみる少女」に挑戦中です。

ユチョンのファンでもそうでなくても、映画館に足を運び、観て欲しい。
吉田松陰先生は言った、「君たち、狂いたまえ!」と。
実際に狂わなくてもいいけど、映画のなかの狂気と愛の世界を見逃すな!

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