『ディテクティヴ』あらすじとネタバレ映画批評・評価

ディテクティヴの概要:2007年制作、ジャン=クロード・ヴァンダム主演のアメリカ映画(原題:UNTIL DEATH)。ダーティーな麻薬捜査官と麻薬の元締めとの因縁を描いたアクションフィルムノワール。

ディテクティヴ

ディテクティヴ あらすじ

映画『ディテクティヴ』のあらすじを紹介します。

麻薬潜入捜査官のアンソニー・ソトウ(ジャン=クロード・ヴァンダム)は元同僚の刑事で現在闇社会の麻薬王、キャラハンを執拗に追いかけている。
そんな時、キャラハンのおびき寄せに成功した捜査グループはあと一歩のところで失敗、おとり捜査をしていた女性警察官を殉職させてしまった。
傲慢で態度の大きかったソトウは元々同僚からの評判が良くなかったが、この事件をきっかけにさらに立場を悪くしてしまう。
しかも人に知られてはいけない彼の秘密、それは押収した麻薬に手を染めていることだった。ストウの最愛の妻も彼に嫌気がさし新しい恋人ができた上、妊娠が発覚。完全に心が離れてしまった。

そんな矢先、キャラハンを負っていたソトウはキャラハンの一味に捕まり銃で打たれてしまう。回復が見込めないほどの瀕死の重症を負ったのにも関わらず、もの凄い生命力で一命をとりとめたソトウ。

しかしすぐに元の生活には戻れないので、ソトウの上司は妻に面倒を見るように頼む。妻には恋人がいたが夫に冷たくしきれず、恋人とソトウとの三人での生活を選ぶ。
徐々にソトウの体は回復、そして今までの同僚たちへの酷い態度を改め謝罪をするのだった。心を入れ替えたソトウは妻への愛を再確認し、よりを戻すことに。

そんな時妻はキャラハンに誘拐されてしまう。
追い詰めるソトウとキャラハン一味との激しい銃撃戦が繰り広げられた末、妻は助かるもののソトウは殺害される。
ラストは妻が一人で出産した娘と二人、ソトウと書かれた墓前に花を手向ける姿がそこにあった。

ディテクティヴ 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2007年9月29日
  • 上映時間:106分
  • ジャンル:アクション
  • 監督:サイモン・フェローズ
  • キャスト:ジャン=クロード・バン・ダム、スティーブン・レイ、セリーナ・ジリス、マーク・ダイモンド、ウィリアム・アッシュ etc…

ディテクティヴ 批評 ※ネタバレ

映画『ディテクティヴ』について、3つ批評します。※ネタバレあり

稼働し始めるまでの映像の分かりづらさ

フィルム・ノワールらしく映像がスタイリッシュで少々わかりづらい。最初の方は警察官の名前と犯人の名前も、ただでさえごちゃごちゃするもの。

しかし、映像の撮り方が芸術的に狙いすぎていて、逆に分かりにくいのだ。
映画の最初の40分は、先が見えないような暴力描写や麻薬使用の映像など中々ハードなものを見せられる。

そして観客がようやく内容を理解し始めた中盤に、突然わかりやすいただのアクション映画に変化していく。もう少し冒頭からわかりやすい戦法で撮影しても良かったのではいだろうか。

気がついたらもう虜、いつの間にか惹きつけられる映画

最初はそんなに乗り気ではなかったが、ソトウが目覚めた辺りから映画は変わっていく。
ただの暴力的警察映画から、妻への愛や同僚への反省など人間臭さが出てきて面白くなってくるのである。
前半はただのだめ男に見えていたソトウも、今となっては素直で強い男。
いつの間にこんなに思い入れが出てきたのか、途中からはソトウの魅力に引き込まれていた。

銃撃戦にこだわったラストシーン

ラストはジャンを起用した意味のある銃撃シーン。
それまでは一方的なバイオレンス映画だったのに、突然互角に戦い始めそれもかなり強い。誘拐された妻を助けるため必死で撃ちまくる姿が本当に格好よく
惚れ惚れする。全体的な銃撃戦の構図がわかりやすく、女性でも見やすい作りとなっているだろう。

まとめ

いかにもジャンらしいアクションシーン。
警察なのにダークヒーローであるということが映画として非常に面白い出来となっている。
物語の前編と後編では、顔立ちも違って見えるから俳優は不思議だ。
今までハードな王道アクションが多かったジャンにとって、新しいアクションの世界観が作られている。フィルムノワール作品としても裏切らない出来となっており、ノワール映画が好きな方も気軽に楽しむことが出来るでしょう。

また視覚的なアクションだけではなく、妻や同僚への反省や愛情など人間らしさを描くことでより感情移入がしやすくなっている。

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