映画『V/H/S ネクストレベル』あらすじとネタバレ感想

V/H/S ネクストレベルの概要:2014年に公開された、VHSビデオテープをモチーフにした5本のショートストーリーで構成されたオムニバス形式のモキュメンタリーホラー。「V/H/S シンドローム」の続編でもある。

V/H/S ネクストレベル あらすじ

V/H/S ネクストレベル
映画『V/H/S ネクストレベル』のあらすじを紹介します。

「TAPE 49」

母親から、失踪した息子を探す依頼を受けた探偵。
青年が滞在していた場所に助手を連れて向かった探偵は、山積みされた大量のVHSビデオテープを発見する。
その中の1本のテープを見始める助手だったが、その内容は恐ろしいものだった。

「PHASE 1 CLINICAL TRIALS」

片目に試験段階の義眼を埋め込んだ男性。
見ているものの映像が残る義眼は、この世のものではない人や出来事を映すようになっていく。

「A RIDE IN THE PARK」

ヘッドカメラを付けてマウンテンバイクで公園の中を走る男性は、血まみれの女性に遭遇し、彼氏を助けてほしいと言われる。
助けを呼びに行こうとするが、突然その女性が襲い掛かってきて。

「SAFE HAVEN」

怪しい新興宗教団体“天国の門”への取材を行う撮影クルーたち。
集団生活の場で取材を行うなか、インタビュアーの婚約者でもある女性スタッフの浮気と妊娠が発覚。
やがて教祖と信者たちは不可解な行動をとり始める。

「SLUMBER PARTY ALIEN ABDUCTION」

両親が旅行に出たため長女は彼氏を呼び出し、弟たちもはしゃぎまわって楽しい時間を過ごす。
だが、真夜中に大きな音と光が差し込み、不気味な人影が襲い掛かってきた。

V/H/S ネクストレベル 評価

  • 点数:90点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★★

作品概要

  • 公開日:2013年
  • 上映時間:96分
  • ジャンル:ホラー
  • 監督:サイモン・バレット、アダム・ウィンガード、エドゥアルド・サンチェス、グレッグ・ヘイル、ティモ・ジャイアント、ギャレス・ヒュー・エヴァンス、ジェイソン・アイズナー
  • キャスト:ローレンス・マイケル・レヴィン、ケルシー・アボット、アダム・ウィンガード、ハナ・ヒューズ etc

V/H/S ネクストレベル ネタバレ批評

映画『V/H/S ネクストレベル』について、感想批評です。※ネタバレあり

脚本家サイモン・バレットの監督作品も登場

前作で“TAPR56”の監督をしたアダム・ウィンガードが、「PHASE 1 CLINICAL TRIALS」を担当。
ハイテクノロジーの義眼を試験的に使うため、瞬きも踏まえた見るもの全てが記録されるという設定は新しい。
本物の主人公の視点を味わえるので、臨場感が高いが、瞬きの度に画面が一瞬暗くなるのは見ていて疲れてしまう。

サプライズ」をはじめ、アダム・ウィンガードとコンビを組んで脚本を書くことが多いサイモン・バレットは、ベースストーリーの「TAPE49」を監督した。
因みに、前作ではアダム・ウィンガード監督の“TAPE56”の脚本を担当している。
探偵と助手がカメラを片手に別々に行動していくうちに、後ろのほうでちらちら映るようになる人影の正体がゾンビ化した青年だったと判明した後の、助手の女性の動きなどは不気味。

ゾンビからUFOまでそろったホラーオムニバス

モキュメンタリー映画の金字塔「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のエドゥアルド・サンチェス監督、グレッグ・ヘイル脚本の作品は「A RIDE IN THE PARK」。
これでもかというグロテスクなシーンの連続のため、苦手な場合は見ることが難しいであろう作品。
ゾンビ視点のカメラという設定は斬新だが、ゾンビ映画としてはありふれたストーリー。

「SAFE HAVEN」は、意味の分からない部分や残酷描写の多さから、気持ち悪い作品にしかなっていない。
また、登場人物たちの関係性があまりにも唐突に判明したり、カルト教団の教祖が子供にイタズラをしているという疑惑が突然出るなど、ついていけない部分が多すぎる。

UFOや宇宙人に襲われるストーリーの「SLUMBER PARTY ALIEN ABDUCTION」は、ノイズや光の影の使い方がうまい。
鮮明に映してしまうとつまらなくなる宇宙人の姿が、光の加減で影しか見えない所などは作りこまれている。
しかし全体的に暗くて見えにくく、ノイズを多用しているので疲れてしまう。

V/H/S ネクストレベル 感想まとめ

前作「V/H/S シンドローム」がサンダンス映画祭で話題になり、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の監督と脚本家の作品も使われたことで、話題性も上がった本作「V/H/S ネクストレベル」。
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」に出てくる“スティックメン”のような木の飾り物が、ギャレス・エヴァンスとティモ・ジャイアントの監督作品「SAFE HAVEN」に出てくるなど、監督やスタッフが別々のオムニバスならではの遊び心もある作品。
また、前作に出てきたものによく似た映像やマスクなどが、一瞬だけ映る場面もある。

年齢規制があるのもうなずけるような、グロテスクシーンの多さにはびっくりさせられ、好みがはっきり分かれる作品でもあるだろう。

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