映画『ウォーキング・ゾンビランド』あらすじネタバレ結末と感想

ウォーキング・ゾンビランドの概要:数々のゾンビ映画を元ネタにしたパロディ映画。昏睡状態だった保安官と息子、モールに隠れる生存者たち、理性を保ったゾンビが、ゾンビの蔓延した世界で生き延びようとする姿を描いた。

ウォーキング・ゾンビランド あらすじネタバレ

ウォーキング・ゾンビランド
映画『ウォーキング・ゾンビランド』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

ウォーキング・ゾンビランド あらすじ【起・承】

手を洗わずに作った寿司をホームレスが食べたことがきっかけで、世界中にゾンビウィルスが蔓延した。

それから29日後…。

野球の試合を見に行って息子クリスのデッドボールが頭に当たり、昏睡状態だった保安官のリンカーンは目覚めた。
病院に物資調達に来ていたグリーンベイとシカゴは、生存者はモールにいるから一緒に来ないかと誘うが、彼は妻と息子は生きていると信じて探しに向かった。

その場に隠れていた、話せるゾンビのロミオ。
何とかして人間の仲間になりたい彼は、モールに行こうと決意する。

自宅に戻ったリンカーンは息子クリスからの書置きを見つけ、家族が隠れている場所に向かう。
そこでクリスはゾンビのストリップバーを経営し、妻バービーは唯一生きたストリッパーとして生活していた。
息子の名前を「カール」と間違えつつ、バービーと感動の再会を果たすが、ストリッパーゾンビに噛まれて死んでしまったバービー。
リンカーンとクリスはモールへ向かうことに。

モールには、美人のブルックリンと耳が聞こえない少女ハーレムの姉妹、射撃下手のグリーンベイ、カウボーイハットのシカゴ、ボウガンを離さないダーネルが共同生活をしていた。
そこにロミオと、彼につられてやってきたゾンビが侵入。
ブルックリンを救ったことから仲間になるロミオ。
リンカーンとクリスも加わり、全員で農場を目指す。

ウォーキング・ゾンビランド あらすじ【転・結】

モールの外にはゾンビのふりをして歩き回る人間の集団がいたが、ゾンビとは無縁だと噂の農場「約束の地」に到着。
老夫婦アブラハムとサラ、そして病気の娘イサクが暮らしていた。
老夫婦を怪しく思う面々だったが、2人はゾンビ化した世界を知らないだけで、イサクはドラッグのせいで病気扱いされていたのだった。

イサクとグリーンベイは意気投合。
しかし、イサク特性のドラッグ“リビングデッド”でハイになったグリーンベイが花火を打ち上げたことで、農場にゾンビが集まってくる。

全員でゾンビに立ち向かうが、その中でゾンビを倒していた伝説のゾンビハンター、スーパーサバイバーを間違って殺してしまったダーネル。
そしてダーネルも命を落とした。
死を覚悟したブルックリンは、ロミオに噛まれてゾンビになることを選ぶ。

一方その頃、ラジオからはゾンビの治療薬が開発され、水道水に混ぜられたという情報が。
ロミオとブルックリンで試し、全員で水道水をばらまいてゾンビを全滅させた。

ダーネルの幽霊も一緒に、農場で勝利を喜ぶ面々。
しかし、イサクの部屋のラジオからは、小惑星衝突による世界の終わりの速報が流れていた。

ウォーキング・ゾンビランド 評価

  • 点数:85点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2015年
  • 上映時間:88分
  • ジャンル:コメディ、ホラー
  • 監督:スコット・ダウ
  • キャスト:ティム・オグレトゥリー、デイヴ・シェリダン、アンドリュー・ポッツァ、ジョーイ・オグレスビー etc

ウォーキング・ゾンビランド 批評・レビュー

映画『ウォーキング・ゾンビランド』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

ありったけのゾンビ映画のパロディ

タイトルからもわかるように、海外ドラマ「ウォーキング・デッド」と「ゾンビランド」、そして「ウォーム・ボディーズ」メインにしたパロディで、メインキャラクターもその3作品からきている。
他にも「ショーン・オブ・ザ・デッド」、「28日後…」、「ゾンビ・ストリッパーズ」、「デイ・オブ・ザ・デッド」、「ドーン・オブ・ザ・デッド」など、数多くのゾンビ映画のオマージュが見られる。

うまく口が回らないロミオが、何度も「ロメロ」と間違えられる展開は、ゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロにこだわったものだろう。
また、バービーとクリスのストリップバーの客2人組が「ウィンチェスター」に行くと言ったり、ドラッグの名前が「リビングデッド」だったり、序盤でレポーターに呼ばれるカメラマンの名前が「ショーン」だったりと、ゾンビ映画好きにはたまらない小ネタ満載の作品だ。

ゾンビのクオリティが高いのも、ゾンビ映画好きにはぐっとくるものがある。

下品さが少ないストーリー

パロディ映画は下品なギャグが多くなりがちだが、前半のリンカーンの行動にしか下品なものが出てこないので、安心して見ることができる。
また、SNSが無くなったことに絶望するのも、定番ではあるが笑いを誘う。
ハーレムの耳が聞こえないという、重くなりがちな設定も、文字で気持ちを表すことで軽くしている。

伝説のゾンビハンター、スーパーサバイバーがあまりにもあっけなく死ぬのは、コメディやパロディ映画の定番のひとつで、あきれてしまう。
ゾンビの治療薬が開発されてめでたしめでたしではなく、小惑星衝突による地球の終わりが、アメリカで嫌われ者になっているジャスティン・ビーバーの曲と共に知らされるのはニクい演出。

ウォーキング・ゾンビランド 感想まとめ

「ウォーキング・デッド」、「ゾンビランド」、「ウォーム・ボディーズ」ゾンビ映画の3作品のパロディなので、最低でもその3作品は見ておかないと何が面白いのかわからない作品。
かといって、連続ドラマ「ウォーキング・デッド」の大ファンだったりすると、登場人物の下品なシーンや、リンカーンが人間もゾンビも関係なく銃で撃っていく場面にイライラしてしまうであろう作品。

パロディにしてはうまくまとめてあり、話のテンポやおバカなシーンの入れ方もちょうどいい。

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