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映画『ウォール街』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ウォール街』の概要:1985年のウォール街を舞台に、大富豪を夢見てインサイダー取引に手を染めていく若き証券マンと彼を利用する大物投資家の陰謀と戦いを描いた社会派サスペンス。冷酷でエネルギッシュな大物投資家を演じたマイケル・ダグラスは、この役でオスカーを受賞した。

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映画『ウォール街』の作品情報

ウォール街

製作年:1987年
上映時間:124分
ジャンル:ヒューマンドラマ、サスペンス
監督:オリヴァー・ストーン
キャスト:マイケル・ダグラス、チャーリー・シーン、ダリル・ハンナ、マーティン・シーン etc

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映画『ウォール街』の登場人物(キャスト)

ゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)
ニューヨーク在住の大物投資家。恵まれない環境からハングリー精神でのし上がってきたタフな男で、金儲けのためなら手段を選ばない。必死でのし上がろうとするバドにかつての自分の姿を重ね、彼に金儲けのコツを伝授する。一方で、冷酷にバドを利用している。
バド・フォックス(チャーリー・シーン)
ウォール街の中堅証券会社に勤める若き証券マン。地道に働く父親に反発し、大金持ちになることを夢見ている。ゲッコーのようになりたくて、違法と知りながらインサイダー取引に手を染めていく。一本気な熱血漢。
ダリアン・テイラー(ダリル・ハンナ)
ゲッコーの家でバドと知り合ったインテリアデザイナー。セクシーな野心家で、成功したバドと付き合い始める。バドのことを本気で愛するようになるが、バドには内緒でゲッコーとの愛人関係も続けている。
カール・フォックス(マーティン・シーン)
バドの父親。小さな航空会社で整備工として働いてきた実直な男で、労働組合の委員長も務めている。バドにも地道に働く大切さを説いてきたが、なかなか理解してもらえない。心臓に持病がある。
ラリー・ワイルドマン(テレンス・スタンプ)
イギリス人の大物投資家で、ゲッコーからライバル視されている。たたき上げのゲッコーと違ってもともとの家柄が良く、長期的に会社を立て直していくような投資を心がけている。

映画『ウォール街』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ウォール街』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ウォール街』のあらすじ【起】

1985年、ニューヨーク。ウォール街にある証券会社に勤務しているバド・フォックスは、まだまだ新人の証券マンで、小物の顧客しか任されていない。今日も朝9時半の取引開始から4時の終了時刻まで、電話での売り込みを続けるが、客のツケを押し付けられただけだった。それでもバドは、いつか客側になってやるという野心を持ち、大物投資家のゴートン・ゲッコーのオフィスへ欠かさず営業の電話をかけ続けていた。しかし、ゲッコーに取り次いでもらうことさえできないでいた。

バドの去年の年収は5万ドルあったが、ニューヨークでの生活は何かと物入りで、それでは全く足りない。バドは金に困ると、クイーンズ区で暮らす父親を頼り、借金を重ねていた。父親はブルースター社という航空会社の整備工で、組合委員長でもあった。古株の父親は仲間の信頼も厚く、バドも父親の同僚たちに可愛がられている。彼らの集まる酒場へ顔を出したバドは、去年の墜落事故の調査結果の話を小耳に挟む。これはまだ未発表の極秘情報だった。

ゲッコーについて詳細に調べていたバドは、5月6日の彼の誕生日に、彼好みのキューバ産の葉巻を用意し、オフィスへ直接出向く。ゲッコーの秘書も59日連続で電話をかけてきた男としてバドの名前を覚えており、一応ゲッコーに取り次いでくれる。多忙なゲッコーは、5分だけという約束で、バドに会ってくれる。

バドはこのチャンスを逃すまいと、必死でゲッコーに自分を売り込む。しかしバドの持っている情報など、とっくにゲッコーの耳にも入っており、興味を示してもらえない。そこでバドは、父親から聞いたブルースター社の極秘情報を流す。これにはゲッコーも関心を示し、バドのことを覚えてくれる。

その日の午後、バド宛にゲッコーから電話があり、ブルースター社の株を2万株買うよう依頼される。バドの情報は確かなもので、ブルースター社に有利な結果が出て、株価も上昇する。儲けさせてもらったゲッコーは、まとまった額の小切手を渡し、バドに腕試しのチャンスをくれる。ゲッコーは他にも、ご褒美としてリムジンで高級娼婦を派遣してくれ、バドに金持ちの遊び方を教えてくれる。

映画『ウォール街』のあらすじ【承】

バドはこの大きなチャンスをものにするため、1日中パソコンの前にはりつき、株の売り買いをする。しかし思うような成果が上げられない。ゲッコーはバドを呼び出し、「グラフと睨めっこする証券マンに用はない、情報は自分の足で集めろ」とアドバイスする。証券マンはただの羊で、本当に成功する奴はハングリーで冷酷な狼でなくてはならないというのが、ゲッコーの持論だった。

ゲッコーは、行き詰まっているバドに、ワイルドマンというイギリス人の大物投資家を尾行するよう命じる。ゲッコーはワイルドマンのせいで大損したことがあり、その借りを返すチャンスを伺っていた。しかし、この行為はインサイダー取引に繋がる可能性が高く、バドは懲役を恐れて躊躇する。それでもゲッコーに見捨てられるのが怖くて、バドはこの仕事を引き受ける。

バドはニューヨークに滞在中のワイルドマンを尾行し、彼が自家用ジェット機でエリー湖に向かったことを突き止める。その情報により、ワイルドマンがアナコット鋼鉄の株を買おうとしていることがわかる。

翌日、バドはゲッコーの指示に従い、アナコット鋼鉄の株を買いまくる。会社の同僚にもアナコットの株を客に勧めるよう指示を出し、「アナコットが動いている」という情報を市場に流す。これにより、アナコットの株価は急上昇し、ワイルドマンは遅れをとってしまう。

その夜、バドはゲッコーの自宅へ招待され、セレブな友人たちを紹介してもらう。その中にダリアンというセクシーな女性がいて、バドは彼女に一目惚れする。ダリアンはインテリアデザイナーで、ゲッコーの友人の恋人だった。それでもバドは彼女に声をかけ、夕食に誘う。

そこへワイルドマンがやってきて、ゲッコーにアナコット株を譲って欲しいと申し出る。ワイルドマンは、傾きかけたアナコット鋼鉄の長期立て直しを計画中で、親子代々働いてきた労働者たちの生活を守ってやりたいと考えていた。ゲッコーはそんなワイルドマンに容赦なく高値での買い取り価格をふっかける。それでもワイルドマンは、大損覚悟でその条件を飲む。

映画『ウォール街』のあらすじ【転】

ゲッコーはバドの働きを認め、80万ドルの金を預けてくれる。バドは友人の弁護士を金で買収し、彼の勤める弁護士事務所に金になる情報があることを聞き出す。バドはビル清掃会社の社長を騙し、従業員の監視役として雇ってもらう。そして夜中に清掃員たちを監視するフリをして、オフィスから秘密の情報を盗み出す。この作戦は大成功して、バドは巨額の報酬を手にする。それと同時に、ダリアンのことも手に入れる。

羽振りが良くなったバドは、父親に今までの借金を何倍もの額にして返す。地道な暮らしが1番だという信念を持っている父親は、バドの変わりように不信感を抱く。

バドはゲッコーの代理人に昇格し、「取引は全て代理人のバドが行い、その一切をゲッコーは知らない」という契約書にサインをする。ゲッコーの弁護士は、何か問題が起こっても、その場でバドを切り捨てると告げるが、バドに迷いはなかった。

バドは会社でも出世頭となり、個室を与えられて大物の顧客を任されるようになる。その陰で、ノルマを達成できなかったベテラン社員が解雇されていた。

バドはイーストサイドの高層マンションをキャッシュで購入し、ダリアンの好きなように内装させる。バドは金もダリアンも手に入れ、悦に入っていた。しかしこれも全てゲッコーの計画の一部で、ダリアンはゲッコーとの愛人関係を続けていた。

バドの情報で、ゲッコーはテルダー製紙の株を80万株も買い占め、同社の最大株主になる。テルダー製紙の幹部たちは、ゲッコーが会社を乗っ取ろうとしていると株主総会で訴えるが、カリスマ性のあるゲッコーの方が、株主たちの支持を集める。バドもまた、ゲッコーのカリスマ性に惚れ込み、彼に洗脳されていた。

バドはゲッコーのような大物になりたくて、ブルースター社を買いたいという野望を抱く。ゲッコーは、航空会社は組合が面倒だと二の足を踏んでいたが、父親や馴染みの友人が協力してくれるからとバドに説得され、話を進めることにする。

バドは自分のマンションにブルースター社のパイロット組合長、乗務員組合長、そして作業員組合長の父親を招待し、ゲッコーを紹介する。現在ブルースター社には多額の負債があり、社員は解雇に怯えていた。ゲッコーは、ひとまず1年、給与をカットして労働時間を伸ばしてくれたら、社員全員を救えると語る。父親以外は、黒字になって給与額が戻るなら、いい話だと考える。しかし、父親はゲッコーの話を信用せず、席を立ってしまう。

バドは父親を追いかけ、自分の顔を立てて欲しいと説得する。しかし父親はゲッコーがどうしても信用できず、バドと決裂する。

映画『ウォール街』の結末・ラスト(ネタバレ)

その頃、証券取引委員会は、証券会社の社員が、海外預金で大量のテルダー株を買い占めているという情報をつかんでいた。口座を貸していた弁護士も証券取引委員会から事情を聞かれ、関わりを断ちたいとバドに申し出る。

その話をするため、弁護士のオフィスを訪れたバドは、ゲッコーが自分に内緒で、ブルースター社を整理するための会議を開いている現場に出くわす。ゲッコーは、ブルースター社を解体して売り払い、自分だけ儲けて従業員は全員解雇するつもりだった。ゲッコーに会社を立て直す気などないことを知り、バドは衝撃を受ける。それでもゲッコーはバドを言いくるめ、この件は他言しないと約束させる。

その夜、バドは悩み抜いた末にゲッコーの計画を阻止する決断をする。話を聞いたダリアンは、「ゲッコーを敵に回すなら、私ともお別れよ」と言って、バドを止める。バドはそんなダリアンにも失望し、彼女と別れる。そしてマンションも売り払ってしまう。

身辺整理をしたバドは、2日ぶりに出社して、父親が心臓発作で倒れたことを知る。バドはすぐに病院へ駆けつけ、先日の一件を謝罪して「僕が会社を救ってみせる」と父親に誓う。父親は涙を浮かべて喜んでくれる。

バドはブルースター社の組合長たちと話をつけ、ワイルドマンに「ブルースター社を救って欲しい」と頼みにいく。ワイルドマンはゲッコーと違い、会社のたたき売りは許さないという信念を持つ投資家で、会社を救いたいというバドの熱意に理解を示す。

ワイルドマンの後ろ盾を得たバドは、同僚たちに「ブルースター株を客に買わせろ」とふれ込み、ブルースターが動くという情報を市場に流す。株価が動き出したのを見て、ワイルドマンとゲッコーの戦いが始まる。しかしバドの裏切りを知らないゲッコーは、相手がワイルドマンだとは夢にも思わない。そして最終的にゲッコーが戦いに敗れ、数百万ドルの大損をする。その日のニュースで、ワイルドマンが大量のブルースター株を買い、組合もそれを了解していると知ったゲッコーは、バドの裏切りを知って激怒する。

翌日、意気揚々と出社したバドは、証券詐欺及びインサイダー取引の疑いで逮捕される。その後、保釈されたバドはゲッコーに呼び出され、思い切り殴られる。その時ゲッコーは、今までのことは全部自分のおかげなのにという趣旨の発言をして、バドを罵る。バドはその一部始終を録音しており、ゲッコーと繋がっていた証拠として、証券取引委員会に録音テープを提出する。

バドが検事局へ出頭する日。元気になった父親が、バドを送ってくれる。刑務所行きは免れない状況だが、父親に「会社のみんなは恩を忘れない」と励まされ、バドは罪を償う覚悟をする。そして父親と別れたバドは、心細げに階段を昇っていくのだった。

映画『ウォール街』の感想・評価・レビュー

地道に稼ぐのが嫌で、思いっきりお金儲けをしたい主人公の気持ちは理解できる。しかし、ここまで悪事に手を染めてしまっては、その後まっとうに生きるのは大変だろうなと思った。甘い言葉に惑わされず、自分の勘や信念を信じた主人公の父がカッコいいなと思った。物語のラストは何とも言えない寂しい気持ちになったが、主人公が心を入れ替えてくれたことに安堵した。きっと父親が出所の日を待っていてくれるのだろうと思う。(女性 30代)


巨匠オリバー・ストーンによる金融サスペンス映画。インサイダー取引に手を染めた野望多き証券マン・パド(チャーリー・シーン)の葛藤と転落をダイナミックに見せ、社会現象にもなった作品である。
マイケル・ダグラス演じる投資家・ゲッコーをパドの対極に配置し、欲望と金、人間の本質とはいったい何なのかをテーマに置いた。
結局、人間が行き着く「人生の目的地」のようなものを示されているような気分にさせてくれる映画である。(男性 40代)


オリバー・ストーン監督の作品というと、観客が思う「悪」をものすごく批判的に描くイメージがあるのですが、その描き方がどう考えても「かっこよすぎる」のです。
この作品で金が全てな男、ゴードン・ゲッコーを演じたマイケル・ダグラスがとにかくかっこいい。観客が思う「悪」でありながらも、彼の演説にいとも簡単に引き込まれて、いつの間にか彼を支持したくなってしまいます。
とにかく「金」を描いたまさに『ウォール街』の作品。ものすごく面白かったです。(女性 30代)

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