映画『わすれた恋のはじめかた』あらすじネタバレ結末と感想

わすれた恋のはじめかたの概要:2009年公開のアメリカ映画。妻を事故で亡くした男性がその経験を元に、愛する人を亡くした人たちに元気を与えようとしながらも1人の花屋の女性に出会い弱い自分を変えていく恋愛映画。

わすれた恋のはじめかた あらすじネタバレ

わすれた恋のはじめかた
映画『わすれた恋のはじめかた』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

わすれた恋のはじめかた あらすじ【起・承】

バークは批評家だった、しかし最近は本を出版したことで自己啓発セミナーを開催するなど、多くの人から支持されている。
その著書の内容とは、最愛の人を亡くした時の立ち直り方。
彼自身も2年前に妻を事故で亡くしていた。
彼女が運転していた車が犬を避けて事故に遭い、即死してしまったのだ。
彼自身がこの経験から立ち直った方法を本にまとめ、ワークショップを開催しているのだ。

ある日、バークは今回のワークショップで利用するホテルにいた。
そこで偶然出会った女性エロイーヌに声をかけた。
彼女はホテルのロビーなどの花を飾る花屋のようであった。
しかし、彼女は手話で断る素振り。
バークは彼女が話せないのだと思った。
別の日、彼女がロビーにいるのを発見したバーク。
何と彼女は普通に職員と話をしていた。
そこでエロイーヌに声をかけ、2人は揉めてしまう。

先日の一件以来、エロイーヌが気になったバークは、思いきって彼女をディナーに誘ったのだ。
しかし会話は盛り上がらず、決して楽しい夜では無かった。
レストランの前で別れたが、バークは彼女を追って本当のことを話した。
久しぶりのデートで、女性の扱いに不慣れだったことなどである。
彼女はそれを受け入れて、自分の仕事場に案内した。
そこで親しくなっていく二人だった。

エロイーヌはワークショップを開催するバークの姿を見て、彼を車に乗せてどこかへ連れていこうとする。
着いたところは自分の実家。
そこで電気作業用の車に乗り込み、人気ロックバンドのコンサート会場の外に止めた。
作業用の移動台を操作し上に上がる。
すると壁を越えてバンドのライブを楽しむことが出来るようになった。
バークは元気が出てきた。

わすれた恋のはじめかた あらすじ【転・結】

その後も彼らは食事をしたり、会話を楽しむようになっていった。
しかしエロイーヌは次第にバークの心の傷に気づき始める。
著書のように実は亡くなった妻のことを吹っ切れてないこと。
葬儀には出席しなかったことなどだ。
啓発する側のバークが実は一番立ち直って無かったという事実がそこにはあった。

事故後、一度も顔を合わせていないという妻の両親。
バークがワークショップを開催している今の場所は妻の実家がある。
バークが来ることを聞きつけた父は初日に会いに来た。
そして文句と嫌みを言い帰って行ったのだ。

バークには妻との約束があった。
それは彼女にもしものことがあったら、飼っているオウムを自然に返すことというものだった。
その話をエロイーヌにしたバークは、約束を守るよう彼女にたしなめられ実家に向かう。
しかし玄関前でチャイムを押す勇気の無いバークは、こっそり忍び込みオウムを盗んだ。
エロイーヌと共に自然に返しに来たバーク。
そこでエロイーヌの慰めの言葉に不満を持った彼は、彼女に暴言を吐き一人で歩いて帰った。

セミナーの日。
バークは今まで隠してきたことを打ち明ける覚悟をした。
それは自分が妻の死から立ち直っていないこと。
本当は車を運転していたのは自分だったということ。
その罪の意識に苛まれ苦しんでいることなどだ。
それをステージで告白している時、オウムを盗まれたことに気がついた妻の父親が入って来た。
父はバークの告白を全て聞き、ステージに向かってくる。
そして「君のせいじゃない」と言ってくれた。

全て告白し、本当の意味で乗り越え始めたバークはエロイーヌに会いに行く。
本当の恋が始まったのだ。

わすれた恋のはじめかた 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2009年
  • 上映時間:109分
  • ジャンル:ラブストーリー
  • 監督:ブランドン・キャンプ
  • キャスト:アーロン・エッカート、ジェニファー・アニストン、ダン・フォグラー、ジュディ・グリア etc

わすれた恋のはじめかた 批評・レビュー

映画『わすれた恋のはじめかた』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

ありがちな感動系

見たらよくあるタイプの恋愛映画。
傷ついた男性とあっけらかんとしながらも包容力のある女性が出会って傷を癒していく。
まさに王道である。

主役の男性はコラムニスト。
妻を事故死させていながら、妻だけが車に乗り事故に遭ったと本に書き嘘をつく。
そして、死と向き合えるセミナーを行い、金を稼いでいる。
しかしここで好感を持てるのが、彼が本気で傷つき悩んでいること。

金儲けに精をだし、実は本当は傷ついてました、というオチよりも、最初から本心で悩んでいるほうが見ていて安心するというもの。
ありがちではあるが、内容のまとまりとしては中々楽しめる作品であった。

ジェニファー・アニストンの美しさ

この作品は彼女の美しさを描くための映画とも言える。
年齢の割に綺麗な肌と、くりっとした目。
何より歳をとったことを感じさせない立ち振舞い、スタイルは女性の憧れである。

また彼女が乗っている花屋の車もかわいらしい。
彼女の魅力をさらにキュートに写し出そうと言う演出への努力も感じられとても良い。

ラストはあっさりと

ちょっと意外だったのがラストの義父とのやりとり。
娘が死に、その後連絡を取らなくなった婿、そんなにいかみあい、気にしていたのにいとも簡単に本当のことを受け入れる。

この作品は恋愛映画であるのだが、もう少し義父とのやりとりを丁寧に時間をかけたら主人公の心の再生をより感じられたであろう。
義父とのいがみあい、責められる行為が途中から主軸であったわけでいつのまにか恋愛メインになってしまったのも残念。
物語に深みが欲しいところだ。

わすれた恋のはじめかた 感想まとめ

意外と重く暗い話。
見たときはただのラブコメだと思っていたら大分シリアスで驚いた。
ありがちの傷心ケースだが、実はそのエピソード自体はたいしたことなかったように感じる。
それまでの傷ついた感が凄かったので、そこでのもう1つの種明かしが本当に必要なのかは謎である。

しかしながら、ジェニファー・アニストンの魅力を十分に堪能できたし、ストーリー展開のスピードも悪くは無い。
作品としてはまとまりがあるし、鑑賞しやすい映画である。

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