映画『屋根裏部屋のマリアたち』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「屋根裏部屋のマリアたち」のネタバレあらすじ結末

屋根裏部屋のマリアたちの概要:ルイ夫妻の家に長年仕えていたフラン人メイドが、妻と口論の末、突然辞職してしまった。妻は友人の勧めで、スペイン人のマリアをメイドとして雇うことを決める。ルイは働き者で美しいマリアに心惹かれていく。

屋根裏部屋のマリアたちの作品概要

屋根裏部屋のマリアたち

製作年:2010年
上映時間:106分
ジャンル:ラブストーリー、ヒューマンドラマ
監督:フィリップ・ル・ゲ
キャスト:ファブリス・ルキーニ、サンドリーヌ・キベルラン、ナタリア・ベルベケ、カルメン・マウラ etc

屋根裏部屋のマリアたちの登場人物(キャスト)

ジャン=ルイ・ジュベール(ファブリス・ルキーニ)
祖父の代から続く証券会社の社長。ゆで卵の固さに拘りがあり頑固になるが、それ以外は優しく穏やかな性格。メイドのマリアに恋をする。
シュザンヌ・ジュベール(サンドリーヌ・キベルラン)
ルイの妻。ルイと間に2人の息子がいる。田舎から嫁いできたことにコンプレックスを抱いている。毎日決められたスケジュールで生活している。
マリア(ナタリア・ベルベケ)
スペイン人。ジュベール家の新しいメイド。ルイ夫妻が暮らすアパートの上の階に暮らしている。未婚の母で、8歳の息子がいる。息子とは離れ離れになっており、行方を捜している。
コンセプシオン(カルメン・マウラ)
スペイン人。マリアの叔母。ルイ夫妻が暮らすアパートの上の階に暮らしている。夫をスペインに残し、フランスに出稼ぎに来ている。
ドロレス(ベルタ・オヘア)
マリアのメイド仲間。ルイ夫妻が暮らすアパートの上の階に暮らしている。信心深い。人懐っこく優しい性格。
テレサ(ヌリア・ソレ)
ルイ夫妻が暮らすアパートの上の階に暮らしている。美容師の恋人と結婚する。
ピラール(コンチャ・ガラン)
夫の暴力に耐えられず、マリア達の元に逃げてくる。
ベッティーナ・ドゥ・ブロソレット(オドレイ・フルーロ)
ルイの顧客。魔性の女と噂の、美しい未亡人。
ジェルメーヌ(ミシェル・グレイゼル)
フランス人。ルイの家で長年メイドとして仕えていたが、シュザンヌと折り合いが悪く、シュザンヌと激しい口論の末に突然辞職する。

屋根裏部屋のマリアたちのネタバレあらすじ

映画『屋根裏部屋のマリアたち』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

屋根裏部屋のマリアたちのあらすじ【起】

1962年パリ。ジャン=ルイはメイドのジェルメーヌに、朝食で出されたゆで卵が固すぎると文句を言った。だが、ジェルメーヌはルイの説教を遮り、それよりも問題が発生したと告げた。ルイの妻のシュザンヌが、ルイの母の部屋を片付けようとしているのだ。母が亡くなってから半年も経っているため、ルイにとっては気にならないことだったが、ルイの母を慕っていたジェルメーヌには耐えられないことだった。

ルイが仕事から家に帰ると、シュザンヌとジェルメールが母の部屋の件で口論していた。シュザンヌはずっと義母に服従する生活だったため、自分の好きなようにいち早く内装を変更したかったのだ。だが、ジェルメーヌから見れば、シュザンヌがルイの母をいびり倒し、殺したように感じていた。2人の口論は平行線を辿り、ジェルメールはメイドの仕事を辞めてしまう。

シュザンヌはフランス人のメイドを探していたが見つからなかった。友人に勧められ、スペイン人のメイドを探すことにする。シュザンヌはスペイン教会に行き、若いマリアを雇うことにした。ルイはマリアに、ゆで卵の固さだけは自分が望む固さに作って欲しいと頼んだ。父親譲りの作り方で、朝からこれを食べれば調子が良いのだ。マリアは何故そんなにゆで卵に拘るのか理解ができなかったが、言われた通りに作った。ルイはゆで卵を食べて微笑んだ。

ルイの屋敷は洗濯物も使用済みの食器も溜まり、酷い有り様だった。マリアは叔母のコンセプシオンに助けを求めた。コンセプシオンも仕事が忙しかったため、メイド仲間のカルメンとドロレス、テレサにも協力を呼びかけた。ラジオで音楽をかけながら、皆で協力して仕事に当たった。その後帰宅したシュザンヌは、家が綺麗に掃除された様子を見て、マリアを正式に採用することを決める。

屋根裏部屋のマリアたちのあらすじ【承】

シュザンヌは自分の書斎を作るため、部屋の片づけを始めた。ルイもそれを手伝いながら、今暮らしている建物が先祖代々伝わるものであることをマリアに話した。1912年に祖父が証券会社を作ってから、子供達が会社と家を継いでいた。マリアは16歳で村を出てから、たばこ工場の劣悪な環境で働いていた。ルイはマリアが現在どんな環境で暮らしているのか気になり、部屋を見せてもらった。部屋には洗面もなく、共同トイレも壊れていた。ルイはトイレの修理業者を呼んであげた。

ルイが家に帰ると、建物の前でドロレスと管理人のトリブレ夫人が揉めていた。ドロレスは妹からの手紙が届かないので、トリブレ夫人が隠したのではないかと疑っていた。ルイはドロレスを自宅に招き、スペインへの国際電話を掛けてあげた。ドロレスは妹が無事に出産した聞き、とても喜んだ。ルイはもし家族に電話を掛けたくなったら言ってくれと、帰宅途中のカルメンにも声を掛けた。だが、カルメンの両親はスペインの内戦で殺されていた。ルイはあまりにも酷い内戦の様子に絶句した。

ルイは自分達が暮らしているアパートの上の階に暮らす、メイド達の生活が気になるようになっていた。だが、シュザンヌはメイドのことよりも自分のことに関心を持って欲しかった。しかし、ルイはシュザンヌのスケジュールをきちんと把握していた。シュザンヌはその時、自分が定形通りにしか行動していないことに気づいて愕然とした。

屋根裏部屋のマリアたちのあらすじ【転】

ルイの子供達は休みのため、学校から家へと戻ってきた。子供達はジェルメーヌが辞めたと知り、ショックを受けた。そして、両親が辞めさせたのだろうと非難した。子供達はマリアに対しても偉そうな態度を取るが、マリアは頼みごとをするならきちんとした言葉を使えと子供達を叱った。

ルイはマリアのことが気になっていた。スペイン語を勉強したり、きちんと生活ができているか確認したりした。マリアと何でも話し合うような関係になろうと、ジェルメーヌのときは家族同然のような関係だったと伝えた。だが、マリアは家族のような関係なのに、ジェルメーヌの居場所を知らないのかと皮肉った。

ルイはシュザンヌと同僚夫妻と共に、観劇に行こうとした。マリアが現れないため様子を見に行くと、夫の暴力から逃げてきたピラールを慰めていた。次の日、ルイは収支決算の会議をしているときに、顧客に友人のピラールを管理人室に住まわせて欲しいと頼んだ。会議に参加していた者達は、突然の話に唖然とした。

ルイは浴室を使用中にドアを開けてしまい、マリアの裸を見てしまう。気づかれない内にこっそりドアを閉めると、シュザンヌの元に行って体を求めた。

ルイ夫妻は家に仕事の関係者を招いてパーティーを開いた。シュザンヌは未亡人で魔性の女だと言われている顧客のベッティーナが現れ、夫を誘惑するのではないかと気が気ではなかった。だが、ルイは給仕として雇った男が、マリアに言い寄っているのが気になっていた。ルイがキッチンに行くと、男が無理矢理マリアの体を抱きしめて迫っていた。仕事の途中にも関わらず、即座に男を解雇した。次の日、ルイはマリアを言い寄られていた件で非難してしまう。マリアは自分に落ち度はないため、非難される意味が分からず、目に涙を溜めながら言い返した。

屋根裏部屋のマリアたちのあらすじ【結】

マリアが仕事を終えてピラールの入居祝いの食事会に行くと、ルイの姿がそこにあった。ドロレスに道で会い、強引に誘われたのだ。マリアはルイがピラールを助けたことを知り、言い返した件を謝罪して頬にキスをした。ルイが上機嫌で家に帰ると、シュザンヌからベッティーナと会っていたのだろうと非難される。ルイは言い返すのが面倒になり、会っていたことにした。すると、家を追い出されてしまった。

ルイはメイド達と同じ階で暮らすようになった。マリア達は事情がよく分からず、戸惑った。しかし、ルイは初めての自由を満喫していた。寄宿学校の後すぐ兵役として徴収され、その後結婚したので、1人になる時間がなかったのだ。

テレサの結婚が決まった夜、マリアは自分が8歳の子供を持つ、未婚の母であることをルイに話した。資産家の男との子供だったのだが、母に家の恥だと非難され、養子に出していた。ルイはマリアの話に驚くが、責めることはなかった。その後、ルイ達はテレサの結婚を祝って、お酒を飲んで歌って踊った。その姿をシュザンヌがこっそり見ていた。

シュザンヌは友人達から、慰謝料を取って離婚をするべきだと勧められる。だが、シュザンヌは楽しそうに暮らす夫に理解を示しており、羨ましく思っていた。自分達は死人のように、空虚な生活を送っているのだ。その頃、ルイは自分が運転する車で、メイド達と田舎に旅行に出かけていた。コンセプシオンはルイとマリアの仲睦まじい様子に危機感を覚え、マリアに息子の居場所を話した。マリアはその夜、シュザンヌに事情を説明して辞めることを伝えた。ルイの元にも行くが、話せぬまま関係を持ってしまう。

ルイは会社を部下に任せて辞任した。そして、シュザンヌ会いに行くが、そこでマリアが辞めたことを知らされる。急いで部屋に行くと、荷物が全て無くなっていた。コンセプシオンは“忘れて”というマリアからの伝言を、ルイに伝えた。

3年後。ルイはスペインのコンセプシオンの自宅を訪ねた。離婚して引っ越してきていたピラールを交え、近況を報告し合った。シュザンヌはルイと離婚し、画家と結婚していた。ルイはマリアを探すため、スペインに来たことを話した。だが、コンセプシオンはマリアの消息は分からないと口を閉ざした。ルイが帰ろうとしていると、コンセプシオンの夫に声を掛けられこっそりマリアの居場所を教えられる。ルイとマリアは再会を果たし、笑顔で微笑み合った。

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