映画『妖怪人間ベム』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

同名の人気テレビアニメのドラマ化作品の映画化。ドラマ最終回の戦いの後、ベム、ベラ、ベロの3人がたどり着いた街で次々と怪事件が起こる。監督は狩山俊輔、脚本は『小野寺の弟・小野寺の姉』の西田征史。

あらすじ

映画『妖怪人間ベム』のあらすじを紹介します。

1つの細胞から生まれた妖怪人間、ベム(亀梨和也)、ベラ(杏)、ベロ(鈴木福)の3人。名前の無い男(柄本明)との戦いで、人間になることよりも人間を守ることを選択した3人は、ある街にたどり着く。そこでは次々に怪事件が起きていた。MPL製薬の社員が襲われる事件が続き、事件現場には必ず巨大な爪あとが残されていたのだ。事件の謎を追うベムの前に、再び名前の無い男が姿を現す。一方、ベロは街で出会った少女みちるに恋をする。母親が怪事件の被害者になり、落ち込む彼女を救いたいベロ。しかし、彼らの前に現れた未知の生物は、みちるの母サユリ(観月ありさ)の変わり果てた姿だった。

評価

  • 点数:60点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2012年12月15日
  • 上映時間:124分
  • ジャンル:アクション
  • 監督:狩山俊輔
  • キャスト:亀梨和也、杏、鈴木福、柄本明、石橋杏奈 etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

映画『妖怪人間ベム』について、2つ考察・解説します。※ネタバレあり

悪くない

ドラマシリーズは結構評判が良かったんですよね。ドラマの好評を受けての映画化。同じ過程で映画化された『怪物くん』は悲惨なことになっていましたけど、ベムはどうだったのか?

結論から言うと、悪くはありませんでした。一見さんお断りの演出はあまり目立たなかったし、ベム、ベラ、ベロの特殊メイクもあまり気にならないものですね。気にならないというか、原作の雰囲気がかろうじて残っている程度で、完全に人間でしたけど。あれ、妖怪じゃないよ!カッコいいなー!と思う映像もいくつかありましたし、その点では不満はないです。私もかなりハードルを下げて観ていましたから。

では、どうしようもなく許せない点について文句を言っていきたい。言わせて欲しい!

モラルハザード

テレビ屋映画にありがちですが、「それ、絶対に有り得ないから!この映画のリアリティラインはどうなってんだよ!」というシーンがちらほら。まあ、妖怪が主人公の映画なんで、リアリティラインなんてあってないようなもの……いや、だからこそリアリティラインをどこに引くのかが大切になります。我々が暮らす実社会にベムたちが現れたのか、架空の世界に現れたのかでは、まるで違う。冒頭で起こるバスジャック、子どもがいるのに銃を乱射する警官。お前……警官失格だろ!このシーンだけでマジメに観る気が無くなりそうに。子どもがおるねんで!子どももたくさん観に来る映画やで!映画泥棒さんは子どもに怖がられないように努力を重ねているというのに……。絵面にがっつくといいこと無いね。

まとめ

結論として、好感を持つ点もあるものの、上記のシーンなど、良くない点も多々ある、という感じですかね。ドラマを見ている状態で鑑賞していればもっと楽しめたのかもしれませんが、原作すらろくに知らない私には、面白さがいまいち伝わってきませんでした。映画の評価は悪くないので、まあいいんじゃないですか。私のテンションが低いのは、面白さもつまらなさも中途半端だからなんです。飛び抜けているわけではない。せっかく杏さんがいい感じの演技をしているのに、彼女を活かせてないのも残念でしたね。ムチを使ったアクションが面白くなさすぎでがっかりでした。

あと、超大物の武器が鉄パイプというのはどうかと思うぞ!もっと良いアイテムを使わせてあげて欲しかった!

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