映画『雪の女王(2012)』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

映画『雪の女王(2012)』のネタバレあらすじ結末

雪の女王(2012)の概要:世界的に人気のあるアンデルセン童話「雪の女王」を、ロシア制作でフルCGのアニメ化した長編映画。美しい映像とキャラクターそれぞれの表情も良く作り込まれており、小技の効いたギャグなども沢山盛り込まれている。子供から大人まで楽しめる作品。

雪の女王の作品概要

雪の女王

公開日:2012年
上映時間:76分
ジャンル:アニメ、ファンタジー
監督:ヴラドレン・バルベ、マクシム・スヴェシニコフ
キャスト:ジェシカ・ストラウス、ダグ・アーホルツ、シンディ・ロバートソン、エリン・フィッツジェラルド etc

雪の女王の登場人物(キャスト)

ゲルダ(ジェシカ・ストラウス)
魔法使いベガルドの長女。快活で活発的。幼い頃、弟のカイと引き離され孤児院で暮らしている。父親の造った本当の姿を映す魔法の鏡を形見として隠し持っている。
オルム(ダグ・アーホルツ)
雪の女王の手下でトロル。様々な動物に変身出来る。小賢しい所もあるが、完全な悪者になり切れない心優しい面もある。どこか憎めない性格で臆病者。
カイ(マリアンヌ・ミラー)
魔法使いベガルドの長男。赤ん坊の頃、姉のゲルダと引き離され孤児院で育つ。芸術面に秀でており絵画を得意とする。気の優しい少年。
雪の女王 / イルマ(シンディ・ロバートソン)
ベガルドの造った本当の姿を映す魔法の鏡を恐れ、破壊する為に探している。芸術が嫌いで世界を支配する為に、あらゆるものを氷漬けにして恐れられている。冷酷無比。
ルタ(エリン・フィッツジェラルド)
ゲルダに飼われている白イタチ。勇敢でゲルダに献身的だが悪戯好き。

雪の女王のネタバレあらすじ

映画『雪の女王(2012)』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

雪の女王のあらすじ【起】

昔々、遠い北の国。恐ろしい雪の女王が世界をすべて氷で覆い尽くした。
そこで対抗すべく魔法使い達が立ち上がったが、女王の冷たい北風には勝てず攻防の末、とうとう一人だけとなった。
魔法使いベガルドは女王を倒す為、密かに本当の姿を映し出す魔法の鏡を造っていた。雪の女王はその鏡を恐れ、ベガルドと妻ウナを氷漬けにしてしまった。
氷漬けにされるその前に、夫婦は自分の子供達と鏡を隠して助けたのだった。

それから数年後、透き通る氷で出来た冷たい城で女王は、魔法の大鏡からベガルドの子供が生きている事を知らされる。雪の女王を倒す強い心を持つと知った女王は、手下のトロルへその子供を捕らえるよう命じた。

トロルのオルムは黒イタチに姿を変え人間の世界にある孤児院へ向かった。
そこにはベガルドの長女ゲルダが白イタチのルタと暮らしていた。赤ん坊の頃、離れ離れになった弟カイも同じ施設で暮らしている事を知らずに。

カイには絵画の才能があり、施設のボイラー室で密かに絵を描いていた。オルムはカイに才能を伸ばす為に施設を出ようと唆して氷の城へ連れて行こうとする。

ゲルダはカイに会う為、ボイラー室へ向かう。そこで二人は姉弟である事を知るが、ゲルダが持っていた魔法の鏡が発動。黒イタチだったオルムは本性であるトロルへと戻った。その拍子に渡されていた女王の北風が割れる。
次の瞬間、その場にいた全員が北風の強風により空へ飛ばされてしまう。

強風の中、二人と二匹が揉み合う内、オルムとゲルダ、ルタが北風からはぐれてしまい、カイだけが女王の元へと連れ去られてしまったのだった。

雪山に落ちたゲルダとルタは、オルムから芸術家である為にカイが連れ去られたと聞かされ、雪の女王が住む城へと助けに行く決心をする。
ゲルダが件の鏡を持っていると知ったオルムは打算的に考えた末、ゲルダへ協力する事にした。

雪の女王のあらすじ【承】

ひょんなアクシデントから雪山を滑降する事になった一行は、ガラス張りのドーム型温室へと門を突き破って辿り着いた。
そこには色とりどりの花々が咲き誇り、緑が溢れて暖かかった。温室の奥から老齢のマダムがやって来る。
ゲルダの持つ鏡の魔法が花々に作用する様を見たマダムは、ゲルダが金になると知って温室の奥へと案内する。マダムは花々を育てて売り歩く守銭奴だった。

言葉巧みに温室へ留め置こうとしたマダムは、薬をお茶へ混入しゲルダに飲ませようとする。しかしお茶を入れる場面を目にしたオルムがそれを阻止。マダムは激怒し植物をけしかけてゲルダを捕まえようとした。
一行はマダムの攻撃を躱して命からがら温室から逃げおおせた。

一方、冷たく薄暗い城に到着し階段を昇って大広間に着いたカイ。女王は大鏡から子供は二人おり、この二人が揃わなければならないと聞かされその理由をカイに問う。カイは知らないとしらを切るが、魔法で転ばされて心を読まれる。そうして姉ゲルダの存在を知られてしまうのだった。

広い雪原をオルムの案内で進み、途中迷いながらもアマナの洞窟への入り口を見つける。この洞窟はかつてトロルが生まれ住んでいた場所だった。オルムはトロルが衰退した原因を話し、今や生き残りは自分だけなのだと言う。

洞窟の奥にはガオ湖という湖があり、トロルの憎しみや怒りの魂を閉じ込めているという。湖を覗き見た者はその魂に取り込まれ二度と戻れない。

ゲルダを先に行かせたオルムに女王から再び命が下される。ゲルダも城へ連れて来いと言われるが、オルムは女王に怯えながらもゲルダを思って逡巡する。

足場の悪い氷の一本道を恐る恐る渡って行く一行。だが足を滑らせて落ちそうになったオルムを助ける為、ゲルダは湖の中を覗き込んでしまう。
湖から聞こえる憎悪を増幅させる恐ろしい声。ゲルダは一瞬、取り込まれそうになるもそれを振り切ってオルムを助ける。ゲルダは湖の呪いに打ち勝った。
呪いが解けて洞窟が崩れ始める。一行は大急ぎで出口へと走り出した。

雪の女王のあらすじ【転】

またも命からがら洞窟の外へ出た一行。そこでイタチ狩りをする国の王様と出会う。
ゲルダの処遇をどうするか。口論の末、王様は城へと火を放つ。燃え盛る城の中で王様と王子、姫は家族の大切さを思い出す。
城は全焼したがゲルダの機転で助かった王様家族は、ゲルダに感謝して立派なソリをくれた。

ソリは順調に進んで行く。
一人の女が道端に立っていたのでソリを止めると女が突然、銃を突き付けて仲間を呼び寄せる。急いで逃げるが追手は大勢だ。ソリは横転し1人と2匹は捕まってしまう。

凍った平原と化した海の上に一艘の船があった。そこへ連行された一行は彼らが海賊だと知る。ゲルダは氷の女王を倒す為に自分たちを開放して欲しいと頼む。

海賊達の説得に成功したゲルダ達は、海賊の娘が所有する国一番のトナカイを借りて雪の女王との戦い方を聞く為、まじない師のおばあさんの元へと出発した。
トナカイは軽快に走る。どこまでも広がる雪原をオーロラが揺らめく夜を、吹雪の中でさえも走り続ける。

しばらくしてまじない師のテントへと到着したゲルダは、まじない師から鏡を恐れる女王の話を聞く。

昔、賢い魔法使いの家に可愛い女の子が生まれた。イルマと名付けられた女の子は類稀なる力の持ち主だった。あまりに強大な力を持つイルマは普通の者達には受け入れられず、疎外され酷く虐められる。イルマは深く悲しみ、怒りを胸に抱いてアマナの洞窟で願い事をした。自分を嫌う者は全て凍り付いてしまえばいい。
孤独で弱っていたイルマは、憎しみに囚われ雪の女王となって世界の全てが凍り付いた。

まじない師はゲルダに方法は鏡が教えてくれると話して一艘の舟を用意した。おばあさんは舟にまじないをかけゲルダ達を送り出す。

雪の女王のあらすじ【結】

オルムは女王が如何に恐ろしい人物であるかを知っていた。女王は決して倒せないのだ。
オルムは順調に進む舟を止めようとした。だがエルダは抵抗する。舟は横転しオルムとエルダは反発し合い、二人は喧嘩別れしてしまう。

吹雪の中、徒歩で城へと辿り着いたエルダは氷の回廊をまっすぐに歩いて行く。そして大扉をくぐって玉座の間に着いた。
そこには心を凍らされたカイが倒れていた。弟を抱き上げ悲しむエルダに背後から声がかかる。そこにいたのは喧嘩別れしたオルムだった。彼は心配して付いて来てくれたのだった。

そこへ雪の女王が現れる。冷気を纏い冷たく笑う女王。
オルムは女王にゲルダを助けるよう嘆願するが、女王はまったく相手にせず氷の巨人を差し向けて来る。

ゲルダは城の大鏡の元へと必死で走る。追手を一手に引き受けるオルムにユタが加勢するも、イタチは小さく加勢にならない。だがオルムはユタの勇敢な姿を目にし、それまで一度も変身した事のないシロクマへと変身して敵を次々となぎ倒していくのだった。

大鏡の前へ辿り着いたゲルダ。真実の鏡を使って女王の心へと入って行く。冷たく吹きすさぶ雪の中、女王はゲルダの心を凍らせようとする。
だがそこへ魔法使いの父と母、弟のカイが現れゲルダを勇気づけた。そうだ、私は一人じゃない。
ゲルダは立ち上がり女王へと立ち向かう。魔法の鏡にはイルマの姿が映し出されていた。
姿を現したイルマへゲルダが駆け寄り思いを込めて抱き締める。嵐は徐々に収まりやがて辺りは静寂に包まれた。ゲルダの抱擁により女王はとうとう浄化され姿を消したのだ。

凍り付いた弟をイルマが助けオルムも無事だった。姉弟は仲良く手を繋ぐ。オルムとイルマと共に笑顔で岐路へと就いた。恐ろしい雪の女王は倒されて氷が溶ける。
そして世界には朗らかな春がやって来るのだった。

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