映画『ゆりかごを揺らす手』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「ゆりかごを揺らす手」のネタバレあらすじ結末

ゆりかごを揺らす手の概要:産婦人科医師によるセクハラ事件が勃発。これにより全てを失ってしまった医師の妻が、きっかけとなった夫婦家族に復讐を決意。乳母として一家へと入り込み、言葉巧みに周囲をも巻き込んで陥れていく。

ゆりかごを揺らす手の作品概要

ゆりかごを揺らす手

公開日:1991年
上映時間:110分
ジャンル:サスペンス
監督:カーティス・ハンソン
キャスト:アナベラ・シオラ、レベッカ・デモーネイ、マット・マッコイ、アーニー・ハドソン etc

ゆりかごを揺らす手の登場人物(キャスト)

モット夫人 / ペイトン・フランダース(レベッカ・デモーネィ)
金髪の美しい女性。セクハラ事件で自殺した医師モットの妻。夫の死によりショックで流産。全てを奪ったバーテル家に復讐を誓い、乳母として雇ってもらう。天涯孤独。
クレア・バーテル(アナベラ・シオラ)
黒髪で家庭的な女性。草木が好きで、自宅に温室を作ろうとしている。喘息持ちで吸入薬が手放せない。
マイケル・バーテル(マット・マッコイ)
立派な顎鬚を生やした白人男性で、クレアの良き夫。遺伝子工学の研究所で働いている。
ソロモン(アーニー・ハドソン)
福祉協会から派遣されて来た、知的障害者の黒人男性。日常会話は可能で、バーテル家の柵立てをしている。優しくしてくれる一家に恩義を感じており、優しく明るい性格。
マーリーン・クレイヴン(ジュリアン・ムーア)
マイケルの長年の友人。赤毛で色気のある白人女性。住宅や土地の販売をしている。
エマ・バーテル(マデリーン・ジーマ)
クレアとマイケルの子供で女の子。賢く無邪気で元気。
モット(ジョン・デ・ランシー)
婦人科の医師。触診の際、素手で女性の陰部へ手を挿入したことにより、セクハラで訴えられ裁判で敗訴。それを苦にして自殺してしまう。

ゆりかごを揺らす手のネタバレあらすじ

映画『ゆりかごを揺らす手』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

ゆりかごを揺らす手のあらすじ【起】

クレアは現在、妊娠9か月。夫のマイケルと幼い娘エマの3人暮らしだ。良き夫と無邪気で可愛いエマとの生活は順風満帆だった。そんなある日の定期検診で、クレアは医師のモットからセクハラ被害を受けてしまう。彼女はその日の内にマイケルへ告白。
夫婦は医師会にそれを訴えた。すると、夫婦の訴えに被害者が名乗りを上げ、とうとう病院とモット医師は起訴されてしまう。
事件は社会問題にまで発展し、裁判に負けたモット医師は自殺。保険金も没収となりそのせいで、妊娠していたモット夫人は、ショックから流産してしまうのだった。

全てを奪われ絶望したモット夫人は、夫が死ぬきっかけとなったクレアの顔写真を、テレビの報道で目にし、復讐を考えるようになる。

半年後、バーテル夫妻には、無事に赤子が産まれていた。バーテル家の柵を作りに来ているサイモンとも仲良くなり、和やかな生活も元通り。余裕ができたクレアは、庭に温室を作ろうと考える。そこで、マイケルが乳母を雇ってはどうかと提案。妻は快く了承した。

ある日の朝、バーテル家にペイトン・フランダースという女性がやって来る。彼女は乳母の件でやって来たと言うが、乳母としての登録も事務所に所属もしていないらしい。やや不振に思ったものの、クレアは彼女を自宅へ案内した。
ペイトンは、実はモット夫人の偽名である。彼女はクレアの赤子を目にし、悲愴な表情をする。ペイトンに好印象を抱いたクレアは、彼女を夕食に招待した。

ゆりかごを揺らす手のあらすじ【承】

後日、ペイトンを乳母として雇ったクレアは、自宅地下の1室を彼女に与えた。
深夜、赤子に乳を与える時間。ペイトンはクレアの赤子に、自らの胸を含ませ乳を飲ませる。

ペイトンを雇ったことで、時間に余裕ができたクレアは温室作りに着手。
そんなある夜、クレア夫妻は友人のマーリーン夫妻と夕食へ行くことになり、ペイトンが留守を預かることになった。その間、エマとの友好を深めるペイトン。引き続き、赤子へも自らの母乳を飲ませる。

ある日、マイケルから書類の郵送を頼まれたクレア。彼女は植物が好きで、近くの温室で植物の世話をボランティアで行っていた。その帰りに書類を郵送しようとバッグへ入れていたが、それをペイトンが盗み出して破いてしまう。書類はその日の内に郵送提出しなければならなかった。郵便局へ向かったクレアは、バッグに書類がないことに愕然とする。ペイトンは車内から慌てるクレアを見てほくそ笑む。
クレアは喘息持ちで慌てると発作が出る。その後、書類を探し回るも結局、見つからず。

ペイトンの母乳を飲んでいる赤子。とうとう、クレアの母乳を受け付けなくなってしまう。
そんな折、マイケルの職場を訪ねたペイトンは、落ち込んでいるクレアを元気づけようとパーティーを提案。マイケルは快く提案を了承した。

家の壁のペンキを塗り替えようとしていたサイモンは、家の窓からペイトンが赤子に母乳を飲ませている姿を目撃。彼はペイトンに脅されるも、自分に良くしてくれるバーテル一家を守ろうと1人決意する。しかし、一家と仲良くするサイモンを見たペイトンは、彼の態度が不振だとクレアに進言。サイモンを追い出しにかかった。
クレアは彼女の言葉を一蹴するも、サイモンの道具箱の中から自分の下着を発見。そのせいで、サイモンはバーテル家から去る羽目になってしまう。全て、ペイトンが仕組んだことだった。

子供達は徐々にペイトンへ寄り添うようになり、温室作りに忙しいクレアは、そのことに気付かない。
サイモンの不祥事はバートン家を気落ちさせる。クレアに共感しつつも、彼女の周りを少しずつ崩し始めるペイトン。

ゆりかごを揺らす手のあらすじ【転】

そんなある日、マーリーンが自宅へ訪ねて来る。彼女は赤子を抱かせてもらうも、赤子は激しく泣き喚き、実の母親が抱いても泣き止まない。だが、ペイトンが抱き上げるとぴたりと泣き止むのだった。

ペイトンの画策により、夫婦の仲も少しずつギクシャクとする中、クレアはとうとう証拠を見つけてしまう。
普段は喫煙しないマイケルだったが、喫煙者であるマーリーンと一緒にいる時だけ、煙草を吸ってしまう。マーリーンはマイケルの初恋の人だった。彼の煙草臭い上着をクリーニングへ出した時、上着からライターが出てきたため、クレアはマイケルが浮気していると確信を持ってしまうのだった。それも、ペイトンの画策の1つである。

自分のことでいっぱいのクレアは、帰宅後にマイケルをきつく詰問。しかし、居間にはクレアを元気づけようと集まった友人達がいた。会場内の空気は、かなり気まずいものとなり、パーティーは盛り上がらずにお開きとなった。

クレアは泣き疲れ、マイケルと話し合いをする。夫婦は、ペイトンが来てから悪いことが続くと気付いている。その会話を密かにスピーカーで聞くペイトン。彼女は翌朝、温室の天窓に仕掛けを施した。

そんな折、マーリーンは売り残っているモット医師の家の画像に、クレアの家にあった飾りと同じものを発見する。あれは確か、ペイトンの持ち物だったはずだ。彼女は過去の新聞記事から、ペイトンがモット夫人であることを突き止めるのだった。

クレアの家へと急いでやって来たマーリーン。彼女はペイトンの正体に気付き、クレアを助けようと探すも、クレアは植物園に出掛けており不在だった。ペイトンは温室へとマーリーンを向かわせる。勢いよく開けたドアにより仕掛けが作動。天窓は割れてマーリーンへとガラスの雨が降った。

ゆりかごを揺らす手のあらすじ【結】

ペイトンはマーリーンの死体を確認後、鼻歌を歌いながらクレアの喘息の吸入薬を全て空にする。そして、赤子を連れて散歩へ。
植物園から帰ったクレアは、温室でマーリーンの死体を発見。喘息の発作が発生したため、
吸入薬で発作を治めようとするも、全て空である。彼女は倒れて意識を失う。
駆けつけた警官により発見されたクレアは、救急搬送にてなんとか命の危機を脱した。

しばらく後、退院したクレアだったが、自宅へ戻ると家の空気が変わっている。ペイトンはまるで家の主であるかのように振る舞い、家族も自分ではなくペイトンを囲む。
不審に思ったクレアは、マーリーンが何を伝えたかったのかを調べるため、彼女の職場を訪ねた。そこで、モットの家の書類を目にする。彼女はその家へ行ってみることにした。

モット医師の家は築2年で子供部屋もあった。そこで、ペイトンがモット夫人であることに気付いたクレア。急いで帰宅し、呑気に夕食の準備をしているペイトンに殴りかかった。
そうして、マイケルの前で正体を明かすと彼女をすぐさま、追い出す。

その夜は一家でホテルへ行こうと準備を始めた頃、ペイトンの部屋から目覚ましが鳴る。不審に思い地下へ向かったマイケル。ペイトンの姿はない。上の部屋へ戻ろうとしたが、現れたペイトンにスコップで殴られマイケルが落下。物音に気付いたクレアは、エマを2階の部屋に残して鍵を掛けさせる。
そして、自分は地下へ。意識の戻ったマイケルと合流するも、彼は骨折しており動けない。

警察に連絡を入れたクレアだったが、襲い掛かってきたペイトンに殴られ意識を失う。その間に、エマと赤子を連れ出そうとするペイトン。彼女はすでに狂気の沙汰に陥っている。だが、エマは彼女を母親とは認めず、弟を連れてクローゼットへ避難。ペイトンは赤子の泣き声を頼りに子供達を捜し始める。向かった先は屋根裏。そこでは、バーテル一家が心配で、影ながら見守り続けていたサイモンが駆けつけ、子供達を救出していた。

ペイトンと意識の戻ったクレアが対決。しかし、ここにきてクレアに喘息の発作が発生。不甲斐ない彼女を嘲り、子供を奪おうとするペイトン。クレアは大切な家族を守ろうとしてペイトンに突撃。彼女は屋根裏の窓から落下し、サイモンが作った柵に刺さって死亡した。
クレアは家族を守ってくれたサイモンを見直し、一家は再び平安を取り戻したのだった。

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