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映画『ゼブラーマン』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ゼブラーマン』の概要:冴えない中年男性が、憧れの特撮ヒーローに変身して街を救う、コメディタッチのヒーロー映画。哀川翔主演作品が100作目となるのを記念して製作された。宮藤官九郎脚本、三池崇監督作品。

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映画『ゼブラーマン』の作品情報

ゼブラーマン

製作年:2003年
上映時間:115分
ジャンル:SF、アクション
監督:三池崇史
キャスト:哀川翔、鈴木京香、渡部篤郎、大杉漣 etc

映画『ゼブラーマン』の登場人物(キャスト)

市川新市 / ゼブラーマン(哀川翔)
小学校教諭の孤独な中年。学校では生徒に嫌われ、家庭でも家族に距離を置かれている。幼い頃放送されていた、ゼブラーマンという特撮ヒーローに今も憧れている。
及川(渡部篤郎)
防衛庁の役人。市川の住む街に潜む、地球外生命体の調査を行う。
瀬川(近藤公園)
防衛庁の役人。及川の部下。及川と共に、地球外生命体の調査を行う。
教頭(大杉漣)
市川の働く小学校の教頭。生徒の安全や、街の平和を気にしている。
市川一輝(三島圭将)
市川の息子。小学生で、市川が働く小学校に通っている。市川が原因で学校でいじめられている。
浅野可奈(鈴木京香)
浅野晋平の母親。シングルマザーで、看護婦として働いている。車いすの息子を、他の生徒と同じように教育するよう、市川に頼む。
浅野晋平(安河内ナオキ)
市川の働く小学校に転校してきた、車いすの少年。父親の飛び降り自殺を目撃してから、歩けなくなった。ゼブラーマンのファン。
柄本明(カニ男)
市川の住む街で通り魔を繰り返す、謎の男。目が緑色に光る。

映画『ゼブラーマン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ゼブラーマン』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ゼブラーマン』のあらすじ【起】

市川は小学校で教師をする冴えない中年。学校では生徒に嫌われている。更に、妻は不倫、娘は援助交際、息子の一輝は市川が原因でいじめられている。唯一のストレス発散方法は、幼い頃の憧れのヒーロー・ゼブラーマンになりきること。自作のコスチュームを身にまとい、自室でアクションを行っている。

その頃日本には、地球外生命体の存在が噂されはじめていた。そこで、防衛庁で会議が行われ、及川と瀬川が調査を命じられる。及川と瀬川は、市川の住む街で潜入捜査を始める。
潜入先のアパートで、地球外生命体を感知するレーダーを用いると、そのレーダーは常に反応を示していた。

市川の小学校に、車いすの少年浅野が転校してくる。浅野の母親に頼まれ、市川は、浅野と過ごす時間が多くなった。

浅野と話すうち、彼もまた市川と同じく、ゼブラーマンが好きなことがわかる。市川は浅野に、現在がゼブラーマンの舞台となった2010年であることを教えられる。更に市川は、主人公が市川と同じく、小学校の教師であることに気付く。

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映画『ゼブラーマン』のあらすじ【承】

ある夜市川は、浅野に自作のゼブラーマンコスチュームを見せたくなる。浅野の家に着く前に、ゼブラーマンの格好をした市川は、女性を襲うカニ男に遭遇する。

カニ男は市川を見ると、襲い掛かってきた。市川はカニ男との戦いの中で、自分が超人的な動きができるようになっていることに気付く。

カニ男を退治すると、市川は走り去る。その市川の姿を、浅野が目撃していた。しかし、それが市川だとは気付かず、ゼブラーマンがいたと信じる。

現場に駆け付けた及川と瀬川は、カニの被り物と、頭部に大きな穴が開き、そこに緑色の液体が溜まった異形の男を発見する。二人は緑色の液体を採取し、持ち帰る。

及川と瀬川は、現場にいた浅野の話を聞きに、度々小学校を訪れる。しかし浅野は、二人にゼブラーマンの話をしない。教頭だけが、街の現状に危機を感じ焦っていた。

カニ男と戦って以来、市川は街に現れる不審な人間と戦うようになる。ゼブラーマンの存在は、街の噂となり、及川達の知るところとなる。

小学校の使われなくなった体育館では、倉庫下から緑色の液体があふれ出ている。教頭がその体育館をテープで隙間なく封鎖している。

映画『ゼブラーマン』のあらすじ【転】

街に緑色の目をした子供たち現れ、金属バットを持って街を破壊し始める。子供たちの中に、一輝もいた。ゼブラーマンの格好で駆け付けた市川は、一輝の姿に驚き、一輝だけを連れ出す。

一輝は緑色の液体を吐き出すと、元に戻った。そのことで、市川は自分が戦っている相手が人間ではないことに気付く。

その頃、浅野の母親が働く病院では、緑色の赤ちゃんが生まれ、パニックになっていた。
緑色の赤ちゃんを産んだ母親の目は、緑色に光っていた。

瀬川も、自らが採取した緑色の液体に寄生されてしまう。

街の異変を知り、教頭は封鎖していた体育館に入る。そこはすでに緑色の液体で満ちていた。教頭は液体に引きずり込まれ、死んでしまう。

市川は教頭に託された鍵を持ち、教頭のアパートを訪ねる。そこは、及川と瀬川が潜入捜査するアパートの隣室だった。アパートにあったゼブラーマンの脚本と、寄生された瀬川の証言から、市川と及川は、教頭の正体を知る。

教頭は、地球侵略を狙うエイリアンの一人だったが、クーデターを起こし宇宙船を墜落させた人物だった。墜落後はゼブラーマンの脚本を通して人類に警告し、その後墜落現場の小学校に勤務しながら、他のエイリアンを見張っていたのだった。

ゼブラーマンの脚本を読んだ市川は、ゼブラーマンは最終回に、飛べないせいで負けることを知る。これまでの戦いで、できると信じることで様々な動きを身に着けてきた市川は、飛ぶための訓練を始める。

映画『ゼブラーマン』の結末・ラスト(ネタバレ)

街では、エイリアンに寄生される人間が、更に増加していた。そこで防衛庁は、市川の住む地域に中性子爆弾を投下することを決める。寄生された人間を見分けることができないため、住民に知らせず、住民ごと消滅させる作戦にでる。

体育館の様子を見に行った浅野が、エイリアンに捕まってしまう。市川は、ゼブラーマンのコスチュームを着て、浅野を助けに向かう。

体育館には、たくさんの小さな緑色のエイリアンがいた。浅野を助けるため、市川はエイリアンと戦う。エイリアンは、倒すほど合体して大きくなる。それでも諦めずにいると、市川は本物のゼブラーマンに変身する。

ゼブラーマンとなった市川は、浅野をエイリアンから取り返し、小学校の中を逃げる。
逃げ回った末、二人は屋上にたどり着く。浅野からの応援を受け、ついにゼブラーマンは空を飛ぶ。

ゼブラーマンは、浅野を校舎の外にいた母親に託し、再びエイリアンと対峙する。エイリアンは校舎の数倍の大きさにまで巨大化していた。そこでゼブラーマンは空を飛びながらエイリアンと戦う。

ゼブラーマンは、必殺技を使うことで、エイリアンを倒すことに成功する。エイリアンを倒したことで、中性子爆弾の投下も免れることができた。ゼブラーマンによって、街の平和は守られたのだった。

映画『ゼブラーマン』の感想・評価・レビュー

哀川翔ってこんなこともやるの!?と衝撃を受けた作品で、1度聞くと頭から離れないテーマソングは今でも直ぐに口ずさめるほど、何度も見た今作。
家族の問題にも口を出せないようなダメなお父さんが、街を守るヒーローになると言う子供でも思いつくような簡単な設定なのですが、日本映画にはこういうちょっとダサい感じとかノスタルジックな雰囲気って絶対必要だと思うんです。
誰のために作られたのか、何を伝えたいのかなんて余計なことは考えずに、ただ白黒つける哀川翔を楽しめば良い作品です。(女性 30代)

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