映画『ゾンビ・ガール』あらすじネタバレ結末と感想

ゾンビ・ガールの概要:ゾンビになって復活したキレると怖い彼女、新しい彼女、そして主人公マックスの奇妙な三角関係を描いたゾンビラブコメ。監督は「グレムリン」などの名作を世に出してきたジョー・ダンテ。

ゾンビ・ガール あらすじネタバレ

ゾンビ・ガール
映画『ゾンビ・ガール』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

ゾンビ・ガール あらすじ【起・承】

ホラーが好きで、ホラーグッズ専門店で働いているマックスは、いつか自分の店を持つのが夢。
彼女のエヴリンは、完全菜食主義者でエコが大好き、キレると手が付けられない女性。

ある日、店に注文したはずのない「地獄のジーニー」という人形が届く。
気にも留めず、マックスはエヴリンとイチャイチャし、永遠に一緒だという口約束を交わす。
そしてマックスとエヴリンは同棲を始めるが、エヴリンの極端な性格に耐えられなくなったマックスは異母兄弟のトラヴィスに相談し、エヴリンを呼び出して別れを告げようとする。
しかし待ち合わせ場所に来る途中、エヴリンは事故で死んでしまった。

落ち込むマックスだったが、トラヴィスに言われるままホラー映画を見に出かける。
そこでマックスと同じ趣味のオリヴィアに出会い、2人は恋に落ちる。
だが、エヴリンがゾンビになってマックスの元へやって来た。

「地獄のジーニー」が原因だと直感したマックス。
しかし「地獄のジーニー」は壊れてしまった。
店にあった専門書からゾンビを倒す方法を見つけ、それを試すが失敗。
さらにエヴリンは、ずっと一緒にいるために、マックスにもゾンビになって欲しいと迫る。
時間稼ぎに、マックスはエヴリンと一緒にクラブに向かうが、彼女は盛大に酔っぱらう。

ゾンビ・ガール あらすじ【転・結】

マックスの部屋にやってきたトラヴィスは、ゾンビのエヴリンを見て怯えて逃げ出す。
そしてマックスに、エヴリンに食べられる前に別れるように言う。
だが、キレた彼女は生前よりも手の付けようが無い。

生きる気力を失ったマックスは、オリヴィアの店の半分のスペースで自分の店を出す誘いも断ってしまう。
さらにオリヴィアには二股をかけていると勘違いされる。
彼女は、墓地でのゾンビ映画上映会でマックスを待つと告げる。

トラヴィスは、エヴリンをもう一度殺すしかないと提案するが、マックスにはできなかった。
するとトラヴィスは、マックスの代わりに自分がエヴリンを殺すと申し出る。
そしてマックスはオリヴィアとゾンビ映画上映会へ。

お腹がすいたエヴリンは、自分を殺しに来たトラヴィスを食べてしまった。
翌朝、トラヴィスの死にショックを受けるマックス。

腐敗がひどくなる一方のエヴリンは、オリヴィアとマックスの関係に気づき、オリヴィアを襲う。
オリヴィアが消えたと知ったマックスは、エヴリンに捕らえられていたオリヴィアを助け、すべてを説明。
そしてエヴリンに別れを告げる。
怒り狂ったエヴリンはマックスとオリヴィアを殺そうとするが、ゾンビとしてよみがえったトラヴィスが2人を救う。
そしてエヴリンを墓に戻した。

その後、自分の店を持ったマックスはオリヴィアにプロポーズ。
ゾンビになったトラヴィスは、路上で看板を回しながら女の子をナンパしていた。

ゾンビ・ガール 評価

  • 点数:90点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★★
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★★
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2014年
  • 上映時間:90分
  • ジャンル:ホラー、ラブストーリー、コメディ
  • 監督:ジョー・ダンテ
  • キャスト:アントン・イェルチン、アシュリー・グリーン、アレクサンドラ・ダダリオ、オリヴァー・クーパー etc

ゾンビ・ガール 批評・レビュー

映画『ゾンビ・ガール』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

ありがちな設定を面白おかしくアレンジ

死んだ彼女がゾンビになって戻ってくるという設定は「ライフ・アフター・ベス」などをはじめとして、近年のゾンビ映画でもさほど珍しくない。
しかし、死んだはずのゾンビ彼女エヴリンと、新しい彼女オリヴィア、そして2人の間に挟まれる主人公マックスという三角関係は斬新。
優柔不断な主人公というのも、いかにもありがちな設定ではあるが、ゾンビ彼女の尻に敷かれる図というのは面白味がある。

徐々に腐敗が進んでいくエヴリンだが、最初に防腐剤をマックスの顔めがけて吐き出すシーンは強烈だ。
また、キスをするシーンでも唇から嫌な音がするという、今までになかったゾンビの恋人の嫌な部分を見せている。

「悪魔のジーニー」がとってつけたような存在であり、あってもなくても進むストーリー。
だが、エヴリン、マックス、オリヴィアが顔を合わせる修羅場では、力加減が容赦ないゾンビのエヴリンと、彼女が敷いたエコマットや分別ゴミの瓶を利用するマックスなど、正攻法で進まない戦いが笑いを誘う。

監督のホラー映画への愛が詰まった作品

「キャット・ピープル」、「ブードゥリアン」、「ゴア・ゴア・ガールズ」、「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」など、古いホラー映画のタイトルやワンシーンが登場する。
オリヴィアのアイス専門店も「アイ・スクリーム」で、監督自身のホラー映画好き具合がうかがえる。

ホラー映画に詳しくなくても、マックスの心境を代弁するようなシーンを登場させているので、作品の一部として楽しむことができる。

ゾンビ・ガール 感想まとめ

ありがちな設定のゾンビ映画を、「グレムリン」や「ピラニア」で知られる監督ジョー・ダンテが自身の世界観とユーモアたっぷりに描いた作品。
“地獄のジーニー”の呪いによってゾンビとしてよみがえったキレると怖い元彼女と、ゾンビの元カノや異母兄弟に振り回される主人公の姿が笑いを誘う。

ホラー映画好きにはたまらない設定が多いが、苦手でもラブコメとして楽しめる要素はたっぷり。

なお、今後の活躍に注目が集まっていた主演のアントン・イェルチンは、6月に27歳の若さで事故死してしまった。

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