映画『ゾンビスクール』あらすじネタバレ結末と感想

ゾンビスクールの概要:臨時教師として母校の小学校にやってきた小説家志望の男性が、癖の強い同僚たちと共に、ゾンビ化していく生徒たちに抵抗する姿を描いたホラーコメディ。製作総指揮と主演はイライジャ・ウッド。

ゾンビスクール あらすじネタバレ

ゾンビスクール
映画『ゾンビスクール』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

ゾンビスクール あらすじ【起・承】

ホラー作家を目指すクリント・ハドソンは、実家に戻って出身小学校の臨時教師として働くことになった。
生徒が携帯使用禁止だから教師も同様に、という学校の方針から、シムズ副校長に携帯を没収される。
教師になっていた昔の同級生ルーシーと再会し、ルーシーの彼氏で体育教師ウェイドを紹介される。

授業中、落第している問題児ペイトリオットが、隣の席のニキビだらけの女の子シェリーに噛みつかれる。
そしてシェリーは逃げてしまった。

休み時間、外で遊んでいた子供たちが次々とおかしくなり、教師たちを食べ始める。
校舎の中を逃げ惑う教師たちは、おかしくなっていない黒人生徒カルヴィンを保護し、教室に立てこもる。
教室に付いている電話は通じず、携帯電話は校長室。
3時になれば親が迎えに来るので、その時に助けを呼ぶことになる。

だが、シェリーに引っかかれていたクリントは、凶暴化を疑われて隔離されてしまう。
3時になっても変化がなかったクリントは解放され、お迎えに来た保護者に助けを求めようとする。
最初に来た親は、電話に夢中になっていて食べられてしまった。

タマラにしがみつかれる教師のひとり。
だが、彼女にはニキビがない事から、危険性はないと判断され保護される。

やがてウェイドは、襲ってきた生徒を殺してしまう。

ゾンビスクール あらすじ【転・結】

黒い血を流す遺体を保険教師ダグが解剖し、ウィルスによってゾンビ化する事や、ホルモンの影響で思春期前の子供しかゾンビにならないとわかる。

糖尿病のカルヴィンが倒れてしまい、ゾンビ生徒たちが大勢で襲ってきて、守衛の部屋に避難する。
避難命令が出て、助けも期待できなくなった。

クリントがダクトを通って、携帯電話とカルヴィンに必要なお菓子、逃げるためにウェイドの車のキーを取ってくる事に。
ウェイドに嫌気がさしたルーシーも、クリントと一緒にダクトへ。

携帯電話はすべて破壊されていたが、キーとお菓子を手に入れることには成功。
だが、お金の音でゾンビ生徒たちが反応し、間一髪ダクトに逃げ込む。
ゾンビ生徒たちもダクトから追ってきたため、守衛室にお菓子を投げ入れ、別の部屋に逃げ込む。

そこで子供たちが持ってきていた違法薬物を見つけたクリントは、それをばらまいて子供たちを眠らせる。
武装したウェイドたちと合流し、ゾンビ生徒を蹴散らして脱出を試みるが、仲間を救うべく守衛とウェイドは残った。

近くの町にたどり着くが、車はガス欠。
ニュースではゾンビ感染拡大の速報が流れ、ダグはチキンナゲットが原因だと予想する。
集まってきたゾンビ子供に襲われるが、そこにウェイドと守衛が現れクリントたちを助ける。
小学校の駐車場管理をしていたドラッグジャンキーの運転で、クリントたちは子供がいない町を目指す。

ゾンビスクール 評価

  • 点数:80点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2014年
  • 上映時間:88分
  • ジャンル:ホラー、コメディ、アクション
  • 監督:ジョナサン・マイロット、キャリー・マーニオン
  • キャスト:イライジャ・ウッド、レイン・ウィルソン、アリソン・ピル、ジャック・マクブレイヤー etc

ゾンビスクール 批評・レビュー

映画『ゾンビスクール』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

イライジャ・ウッドならではのゾンビ映画

生徒ゾンビ対教師(大人)という意外性のある設定のゾンビ映画で、生徒よりも問題だらけの教師たちの姿が面白い。

教師をしながら小説家を目指すという、小説家スティーヴン・キングの売れない時代をそのまま引用したクリントの設定や、イライジャ・ウッドの代表作「ロード・オブ・ザ・リング」のホビット、と揶揄されるシーンには笑ってしまう。
クリントをホビットと言ったウェイドが、自分はオークだと言うのも面白味がある。
ウェイドの大きな車に挟まれてドアが開かなくなり、トランクから出るハメになるクリントの姿も、どこかホビット族のようで笑いを誘う。

そのウェイドは、自慢の車の「デュアルリアホイール」という単語がどうしても言えず、字幕版では謎の文字列が出るだけだが、吹き替え版では言えそうで言えない部分が上手く表現されている。
医者も真っ青な専門知識も持っている保険教師のダグなど、うまく出来過ぎな設定も多いのだが、「会話入門」という本をお手本に会話するという抜けた部分を描くことでごまかしている。

ありきたりなエンディングが勿体ない

グロテスク描写がしっかりと描かれていて、ゾンビ映画としても高く評価できる。
ペイトリオットが引っ張ったシェリーのおさげが、そのまま取れてしまうという衝撃のシーンもある。

グロテスクなシーンをすべて見せるわけではなく、クリントたちの表情やセリフから連想させる、という見せ方のシーンもあって、教師とゾンビ生徒という構図を崩すことなく描き切っている。

クリントとルーシー、ウェイドの三角関係はぼんやりとしか描かず、最終的にウェイドが助けに戻ってくる場面への伏線としているのは、ストーリーがごちゃごちゃせずに見やすくなっている。
しかし、ゾンビウィルスが蔓延した世界になる、というありきたりのラストにはガッカリさせられる。

ゾンビスクール 感想まとめ

製作総指揮と主演を務めたイライジャ・ウッドの有名さはさることながら、「SAW ソウ」シリーズの生みの親であり、俳優としても活動するリー・ワネルがダグ役として出演。
コメディ映画「スーパー!」で主演を演じたばかりのレイン・ウィルソンがハチャメチャな体育教師ウェイド役、アカデミー賞受賞作品にも出演した事があるアリソン・ピルが、ヒロインのルーシー役という豪華キャストのゾンビコメディ。

小学生ゾンビ対教師という設定が面白いが、イライジャ・ウッドならではの「ロード・オブ・ザ・リング」へのオマージュや、ゾンビ映画のハラハラ感も描かれている。
ありきたりなエンディングには拍子抜けだが、量産されている近年のゾンビ映画の中では完成度が高く、グロテスクなシーンも手抜きがない。

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